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化け者心中
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化け者心中の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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松井今朝子の系譜にはいるような気がする。 江戸の風俗や歌舞伎に精通しており、文政の世の歌舞伎世界に連れて行ってくれるのは間違いない。 ただ、文体は硬い。リーダビリティがあるかといえば、むしろない。 娯楽性よりも江戸学の探求、当時の歌舞伎界の様子を学ぶための研究書の要素が強いと思った。 それにしても嫉妬の構造を執念深く探る著者の文学者としての姿勢は素晴らしい。 ただ、もうすこし、読みやすくてもいい。 諸田玲子あたりの軽快なタッチとか、その辺とは違いすぎる。 ただ、ほかの女流作家よりも、行間に著者の好色さが垣間見れる。考えすぎか? そこはか助平な気配が漂うのだ。 本筋とは別に、そこが小生のツボにはまった。誤読であることは間違いない。 | ||||
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作者が江戸文化に詳しいことはよくわかる。芝居小屋の様子もNHKで放送された「中村仲蔵 出世階段」を見ているようで細かい。女形で足を切られて芝居から身を引いたというキャラクターの作り方も斬新だ。狂言回し的な男が鳥屋ってのも面白い。 だけど、他の登場人物の姿が目に浮かばない。それどころか、これは誰だっけと登場人物一覧を見ないとわからない。この落差はなんだろう? 結局、鬼すらもクライマックスであるはずなのにぼやけている。惜しいなあ、素材が良いのに。 | ||||
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素晴らしい本でした | ||||
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BLコミックやほかの何かで聞いたことが有るモチーフが色々出てきて、これがオマージュなのかなぁ?と。語り口は流れるようで力を感じます | ||||
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