化け者手本



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    初公開日(参考)2023年07月
    分類

    長編小説

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    化け者手本

    2023年07月28日 化け者手本

    ときは文政、ところは江戸。心優しき鳥屋の藤九郎と、稀代の女形だった元役者の魚之助のもとに、中村座の座元から事件の話が持ち込まれた。芝居が終ねたあと、首の骨がぽっきり折られ、両耳から棒が突き出た屍体が、客席に転がっていたという。これは何かの見立て殺しか。演目は『仮名手本忠臣蔵』。死人が出るのはこれで二人目。真相解明に乗り出したふたりだったが、芸に、恋に、義に、忠に生きる人の姿が、彼らの心を揺さぶってー『化け者心中』『おんなの女房』で話題をさらった新鋭が放つ、極上上吉のエンタメ時代小説!(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    江戸の芝居の世界に身を置いている臨場感が、なんともたまりませんな。雰囲気があって、上上吉の味わいです。

    啖呵を切るように生きのいい蝉谷節(せみたにぶし)が、前作『化け物心中』に比べて、ちょいと薄まっている気がしたのは残念。

    さて、元女形の魚之助(ととのすけ)が、相方の藤九郎(ふじくろう)に見せる態度や言葉は、腑に落ちないところもありましたけれど、それでも、藤九郎が魚之助を思う気持ちの必死さ、ひたむきさには、胸をぐいと突かれるものがありました。

    読んでいて「上手いもんやなあ」思ったんは、『助六廓櫻賑(すけろくくるわのはなみどき)』の筋立てを読者に伝えるのに、芝居贔屓(しばいびいき)の女子(おなご)たちが、藤九郎にやいのやいのとかしましく説明するてぇやり方をとったところ。単行本だと122頁から始まるくだりなんやけど、乙粋(おついき)の趣向や思いました。

    単行本表紙カバーの装画! 作品の雰囲気とぴたり合っている風情が、なんともええどすなあ。そこに描かれている鳥さんは、作品冒頭にも登場する〝いすか〟です。
    絵ぇ描(か)いてるんは、紗久楽さわ さん。極上上吉(ごくじょうじょうきち)の絵は、芝居国ならびに化け物界隈で人気うなぎ登りだとか。
    化け者手本Amazon書評・レビュー:化け者手本より
    4041136369



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