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風に立つの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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不器用な父と子。2人の気持ちが、世話をすることになった高校生の行動により、寄り添い始めます。子供に幸せになって欲しい親の気持ちはわかりますが、一方的になってしまうと本当に子供のことを考えてのことなのかと疑問に思う所も納得します。いろいろ考えさせられる話でした。世話をするのではなく、寄り添うことが大切。なるほどなぁ。と思わされました。 | ||||
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旅先の盛岡の本屋に山積みにされていて、舞台が盛岡、南部鉄器、親と子の物語で期待を持って読んだが、 大変残念な作品です。一体いつになったら話が面白くなるのか、読み進めるのに忍耐が要った。 プロットも親子の人間構成、感情表現、その葛藤、軋轢も薄っぺらく、胸に響くものがない。 たったこれだけの人間模様を描くに、無駄に長い。作者の言葉、文章に全く魅力がない。 作家の力量がよくわかる程度の作品です。お勧めしない。 | ||||
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今までサスペンス小説が主の柚木さんの作品でしたが今回の小説は 柚木さんの新たな才能が感じられた素晴らしい作品でした | ||||
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人生の厳しさを教える小説は多い。ただ、その教え方は千差万別。経験談が説得力があるのかなと思うものの、断言はできない。でも、やはりこの本を読んで、経験談かなと思う。昭和の職人のスピリットと令和という時代にも十分に通用することを示したのでは。 | ||||
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補導委託の話をテーマに、親と子のきもちを焦点にストーリーが展開する。 それは宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」を歩んでいく。 ”誰かのためにできることがきっとある”はずだ。 親の身勝手もあるが親の子に対する思いはある。 選択肢のない人生はいかに辛いか。 子の意志は責任を持って選択し自由に生きること。 | ||||
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補導委託(問題を起こし家裁に送られてきた少年を、一定期間預かる制度)を家族に相談せずに引き受けた父に対して、反発する息子。 委託された少年との生活が始まると共に、その委託先である父や周辺の人との関わりがきっかけとなり、図らずも父との関係を見つめ直すことになる息子の悟。 委託された少年も家族との関係に悩んでおり、それと重なるように委託先の息子の葛藤がリアルに描かれているため、じわじわと心が打たれます。 家族内の問題に焦点をあてた小説という点では「教誨」とも共通していると思います。 柚月裕子さんの著書というと、今までは警察、検察、裏社会を描いたものが印象的でしたが、それとはかなり異なるジャンルだと思います。 ミステリやサスペンスといった要素は基本的には見られず(そもそも殺人等が発生しない)、人の優しさが感じられる小説でした。 最後には希望の持てる展開も待っています。読み終ったあと、心が温かくなるのを感じました。 同じような葛藤や苦しみを経験したことのある方は、特に一読の価値ありと思います。 臨場感のある表現が多く、また文章も読みやすいので(一気読みしました!)、そういう点でもお勧めの本です。 | ||||
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