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ファラオの密室
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【この小説が収録されている参考書籍】
ファラオの密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 1~20 1/4ページ
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このミステリーが凄いで評価されていたので読みました。古代エジプト設定なので完全にファンタジーでした。ファンタジーのつもりなく読み出したのでミステリーとは?となりました。 ミステリーの定義が最近は変わってしまったのかもしれません。私の思うミステリーではありませんでした。個人的な感想です。ラノベだったら納得。 たぶん「このミステリーが凄い」大賞作といっても今後は手に取らない気がします。 | ||||
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感想がもらえてないけど返されないからまあそれなりに気に入ってもらえたと思います。 | ||||
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古代エジプトに興味がある人にはおすすめ。ある程度の予備知識は必要なので、古代エジプトに全く興味無い人には受け入れがたい。 一応いわゆる密室ものの形をなしているが、死者が生き返ったりしている時点で「何でもあり」なんで、あまり読者が現実世界の常識で推理するような要素はあまり無い。 最後の展開はとにかく泣ける。 | ||||
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世界観が良かったですね。当時ならそのようだったのかと思います。 カリの奴隷生活編はきつかったな。 スピンアウトしてその後のカリの物語もできるような気がします。 | ||||
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古代ミステリーですが、どこがミステリーになるのかがわかりにくかった | ||||
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Amazonプライムに入ってので送料無料で凄くお得感ありました。 | ||||
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舞台設定が好みで、以前から気になっており、購入。 推理物はある程度読んで来たが、古代エジプト舞台というものは読んだことがなく設定が非常に斬新で心惹かれた。 冒頭冥界のシーンが秀逸。審判のシーンも、マアト神の容姿が鮮明に描写されていて、後のエンタメ性をこれでもか!と引き上げる大きな役割を担っている。 序盤は読みにくい文章も若干あるが、中盤にかけて大人版ライトノベルといった感じになるので文章に苦慮することはない。(だが、文章に数か所意味が取りづらいところがあり、今後改善されたい)キャラクターも取っつきやすく、電撃文庫系キャラ造形を彷彿とさせるところがある。 文体や出来事もさらりとしており、ともすれば中国史など重厚な読み口が好みの読者には、薄口に感じる恐れもあり。 太陽の描写や、死に戻り設定(周囲の受け入れ方)、どこかふわふわとした非現実的要素には若干ミステリとしては?と思ったが、それが今舞台の持ち味であって、エキゾチックな部分ということで納得。 トリックに関しては、良くも悪くもかなりわかりやすい。石運び部分を含め自分で解けてしまった謎もあったので、マニアの方は全謎解明が可能な作品として頑張ってほしい。 キャラクターは取っつきやすいが、魅力が深まっていく部分があまりなく、成長していくキャラクターが少ない(ように感じる)部分が気になる。人物造形をテンプレートな性格ではなく、奥深く調整出来れば、もっと深みが出るのではないかと感じた。紋切型ではないキャラクターを、好きにならせて欲しい。 文体のせいか起こる出来事もそれなりに大きいはずが、心の底から絶望や希望を感じることがなく、心理に迫った文章であればもっとハラハラ出来たかと惜しい気持ち。 意外性という部分をかなり大事にしているようで、序盤にも中盤にも終盤にも驚きを散りばめられ、非常にサービス精神が旺盛。 ただ、終盤シーン最後のセティについての謎の必要性は、甚だ疑問。信じて来たもののちゃぶ台返しにもなってしまい、エピローグまでであれば、文句ない★5をつけたい。 以前話題になったこのミス賞作品は、印象として相当退屈だったので、エンターテイメント性に振り切った今作品は、よくぞ見つけてくれたと出版社に御礼を言いたい。好みもあるが、字数があるのに1~2日で読み切ってしまえるテンポの良さは昨今貴重。次作が出れば購入候補に上がる作家の一人となった。 娯楽溢れる現状、映画やアニメ、動画や配信よりもこの本を先に読もうと強く思える1冊。 欲張るとすれば、舞台設定の所為か、机上の空論と感じるようなリアリティに掛ける部分がある。 読者が現実世界に立ち帰る際に持って帰れるものが、もう少しあれば屈指の名作になったと考える。 単なる歴史的知識ではなく、「魂(バー)」や「生命力(カー)」の真髄を備え、三次元世界でエネルギーとなる元(お土産)があれば、僭越ながら巨匠と呼ばれる作家になれるだろうと感じた。 次作品もぜひこのレベルを維持、それ以上の作品を読ませていただきたいと願う。 | ||||
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神々の国で当然のように復活があり、何でもありの世界のようで神話に基づく制約の中で起きる歴史的事件とミステリ。 非常にバランス良く構成されたミステリでした。 | ||||
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まず、古代エジプトでもオーソドックスな多神教ではなく、唯一神を崇め奉ろうとする時代の節目に翻弄されていく設定が大変新鮮である。 また、登場人物の中には奴隷という立場で主人公たちに協力する少女がいる。彼女はエジプト人ではないため、現代の私たちと似た疑問をもっている。これがまた本書を進めていく上で大事な視点であると感じた。 | ||||
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人物描写が最悪 | ||||
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異色のミステリ。 その斬新な切り口にアッパレ。 約3400年前の古代エジプト、新王国時代が舞台。 太陽神アテンだけを崇拝したファラオ。 その神官が主人公。 真相とは。 そしてドッキリの真実とは。 古代の死生観を垣間見る珠玉の物語。 読後の吉村作治氏の解説も素晴らしい。 | ||||
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エジプト古代文化のかかわりとしては非常に楽しめましたが、トリックは予想がつくものでした。また第一の矢が都合よく配置されるのか、疑問でした。一本の矢が滑車の理屈で重みに耐えきれるのか? | ||||
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ファンドみたいな感じの話です。 リサーチをかけて当たりそうな要素を集めて、リスクを取らずに手堅くまとめたという感じ。 そのために人物や背景が分離してるような気がします。 | ||||
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このミステリーがすごい大賞ということで読んでみたけど、うーん… 設定は面白かった!古代エジプトでの物語で、主人公は1回死んだんだけど、自分の心臓の欠片を取り戻すために現世に生き返るというなんとも稀有なストーリー! ファンタジーではあるんだけど、謎解きの部分はちゃんと論理が組み立てられてる。 ただ、その謎解き部分が個人的にはあんまり腑に落ちなかった… ちょっと力技感… ただ、最後はものすごくスッキリ。 | ||||
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古代エジプトを舞台としています。これが新鮮。 江戸時代を舞台とした時代小説は多くありますが、飽きてきた時のお口直し。 時代考証も一応されてはいますが、何しろミイラが蘇ることで始まるので、 込み入った描写はありません。ライトノベル風。異世界もの風とも言える。 多くの人が書かれているように、主人公の行動の動機がぶれていて、説得力がイマイチである。 細かいことは気にせず、読みやすさに身を任せるのがよろしいかと。 最後の謎解きの一部、主人公の嘘、についても、別になくても良かった。 逆に養父との関係に矛盾を感じてしまう。 総じて、楽しく読めました。 | ||||
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面白い小説です。 | ||||
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『ファラオの密室』は、古代エジプトという独特な舞台を活かしながら、本格ミステリーと歴史ロマンを融合させた作品でした。その巧妙な仕掛けと世界観の作り込みは見事ですが、一方で細部の整合性や物語の焦点のブレなど、いくつか気になる点もありました。 ◆ 舞台設定と仕掛けの秀逸さ 本作の最大の魅力は、古代エジプトの宗教観や文化を丁寧に組み込みながら、ミステリーとしての「密室トリック」を成立させている点でしょう。紀元前1300年代後半という時代背景が単なる装飾ではなく、トリックやストーリー展開に深く関わっているのは高評価ポイントです。ピラミッド内部というクローズドサークル的な空間を最大限に活かし、読者をその時代に引き込む力があります。 また、主人公・セティがミイラとして蘇り、自らの死の謎を追うという設定も斬新です。従来の「探偵役」とは異なり、死者が自分自身の運命を解明するという物語構造は、単なるミステリーの枠を超えた魅力を生み出しています。 ◆ 物語の焦点のブレ 一方で、物語が進むにつれて、当初の目的が次第にぼやけていく印象もありました。最初は「心臓の欠片を探す」という個人的な動機で始まるものの、最終的には「新興宗教 vs 正統宗教の対立」に話がシフトし、大規模な争いへと発展します。結果として、最初の目的だった心臓の欠片はどさくさに紛れて見つかるだけという形になり、読者としては「当初のミステリーの焦点はどこへ?」という疑問が残ります。 また、一人の死から始まった物語が、終盤になると大量の殺戮を含む大規模な対立へと展開するため、最初に提示された「密室ミステリーとしての興味」から少しズレてしまった感があります。規模の大きな話になったことで、かえって個々のキャラクターの動機や心理描写が薄くなり、読者が感情移入しづらくなってしまった部分もありました。 ◆ トリックと世界観の不整合 本作では、ピラミッドの内部構造を利用した巧妙なトリックが仕掛けられていますが、それが本当にこの時代の人々が行うだろうか? という疑問が生じる部分もありました。 特に、王の遺体を外に出す仕掛けとして「弓矢につがえて発射する」ような方法が使われていますが、これは信心深い世界観とそぐわないのではないか という違和感を覚えました。伝統を重んじるこの時代の人々が、神聖な遺体をそんな物理的な方法で移動させるだろうか? という疑問は拭えません。設定のリアリティが高いからこそ、こうした細部の違和感が目立ってしまう部分がありました。 また、タレクの特殊なミイラ技術が重宝されるという設定も、作品全体の宗教観や伝統重視の価値観と完全に一致しているかと言われると、やや強引に感じる部分がありました。歴史的な背景をしっかり作り込んでいるがゆえに、「ここだけは都合良く進められているのでは?」と感じる場面が散見されました。 ◆ 終盤の展開の駆け足感 物語の終盤、伏線回収と謎解きが一気に行われるため、やや駆け足な印象を受けました。序盤から丁寧に積み上げられてきた謎や宗教観の対立が、最後の数章で一気に収束するため、読後に「もう少し余韻が欲しかった」と感じるかもしれません。 特に、密室トリックの真相が明かされるシーンが比較的あっさりしているため、「ミステリーとしてのカタルシスがもう一段あれば…」という惜しさがありました。新興宗教 vs 正統宗教の対立が物語の大部分を占めるため、最初に提示された「密室消失トリック」に対する読者の期待が最後まで満たされるかどうかは、意見が分かれるところでしょう。 ◆ 総評 『ファラオの密室』は、古代エジプトという魅力的な舞台を背景に、ミステリー、ファンタジー、歴史要素を融合させた意欲作です。密室トリックやピラミッド内部の仕掛けは見応えがあり、歴史ミステリーとしての面白さは抜群です。しかし、細かい部分での整合性の甘さや、物語の焦点のブレ、終盤の展開の駆け足感が気になる点もありました。 良い点としては、 ・古代エジプトの世界観がしっかりしている ・ミイラが探偵役という斬新な設定 ・密室トリックの仕掛けがユニーク 気になる点としては、 ・物語の目的が途中でぼやけてしまう ・宗教観と一部のトリックの整合性に疑問 ・終盤がやや駆け足で、ミステリーとしてのカタルシスが弱い 結論として、本作は「歴史ミステリー+ファンタジー+クローズドサークル」といった独自の魅力を持つ作品であり、その新鮮さは高く評価できます。しかし、本格ミステリーとして見ると細部のツッコミどころがあり、世界観にどこまで納得できるかで評価が分かれる作品と言えます。 「エジプト神話×ミステリー」というテーマに興味がある方には強くおすすめできますが、「論理的な密室ミステリー」を期待する読者には、少し好みが分かれるかもしれません。 | ||||
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日本人作家によるエジプトを舞台にした本格ミステリー小説です。ピラミッドの崩落に巻き込まれて命を落とした主人公が冥界で死の審判を受けるが、心臓の一部に欠けがある為審判を受ける資格無しとされ、自分の心臓を探す為に現世に戻る事になる。但し猶予は3日間の厳しい期限が有る。ワクワクしながらストーリーにのめり込んでしまう程の面白い作品です。 | ||||
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新品の本を購入したはずなのですが、ページの間にお菓子(チョコクッキーのような色のもの)の食べかすのようなものが挟まっていました。気持ち悪く、買ったばかりですが、処分しようか迷います。 | ||||
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第22回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、作者は東大出のエリートIT企業実業家、との話題作。Amazonレビュー数48、読書メーターの感想895あり、情報はあふれているため、紹介の必要のない作品。私からいいたいことは本書の内容ではなく巻末の選評に関する一つだけ。巻末の大賞選考委員の一人著名編集者兼評論家兼翻訳者でもある有名業界人大森望氏にして、選評で本書を「歴史小説」と書いてるところ。彼のような大物でさえ歴史風小説と歴史小説の見分けがつかないところに(あるいは区別はついていても用字に反映しないところに)、21世紀にもなってなんでいまだにこんななの、、、、、、と思わざるを得ません。選考委員や編集者、評論家といった人たちには歴史風小説と歴史小説の違いの言葉遣いは明確にして欲しいところです。内容は面白く読めました。☆の数も内容に対しての星数です。 | ||||
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