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誰かが足りない
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誰かが足りないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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装丁の雰囲気からミステリーかなぁと思いましたが、全く違います。 むしろ何も起こりません。 おいしいという噂のレストランへ様々な事情を抱えた人が同じ日の同じ時間にレストランを予約する、という流れです。 最後にさら~っとクロスオーバーして終わり。 認知症の人は、結局嫉妬してどうしたの?とか予約1の主人公の話は『ここで終わり?』とか、消化不良が多かった。 レストランへ予約するために無理矢理展開を持ってきているような感じ。 『誰かが足りない』...から何?みたいなところがわからなかった。 全体的に宙ぶらりんな作品だと思いました。 | ||||
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個人的な思いですが、自分の場合読書となると著者の作った世界にのめり込んでしまいます。でもそれが気持ちいいし擬似体験も出来るのでと言った意味で読書は大好きなのです。 が、こちらの作家さんの文章は自分には風変わり過ぎて、まるで価値観までがズレてしまいそうになってしまいます。色の表現や景色の表現などなど、どれも受け入れると具合が悪くなってしまうのです。しかし本屋大賞など素晴らしい賞を取っている方なので、きっと良い本であり多くの人から受け入れてられているのだと思います。でも…私は、読むどころではなく、それこそ1ページも精神が保たないのです。正直な感想は、読みたかった…です。 | ||||
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ミステリーでも、グルメにまつわる話でも、登場する評判のお店の美味しいものを食べて再生する話でもありません。 予約1から6までという見出しで6つのお話が登場する連作短編。 それぞれ一つずつの話はうまく出来ているのですが、いささか表現がくどく、とくに予約1では、心理描写などが過度に多く なかなかストリーが進まず、途中で断念しようかと思ったのが正直なところです。 映画でいえば、一人語りばかりで、カットが変わらないのと同じです。 そして登場人物たちはすべて予約待ちの噂のレストランに向かうところで終わっています。 従ってそこで何が・・・は書かれていません。 誰かが足りない…というタイトルは、もしかして『自分』という意味でしょうか? | ||||
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今年の本屋大賞を獲られた宮下さんの、前回のノミネート作品。 ハードカバーの本屋大賞の作品の予習に、文庫になったばかりの 本作品を、ってことで手に取りました。 「ハライ」という名のレストラン。美味しいと噂のレストラン。 誰もが食べてみたいと。そこには何かがあるんだと。 故郷から離れてコンビニで働く青年は、何を求めて「予約1」 認知症を感じるお母さんが、お父さんの記憶を辿る?昔を辿る、 そして二人で「予約2」 幼馴染のヨッちゃんと、語り合いたい「予約3」 母を失い、部屋に閉じこもったお兄ちゃんが、ビデオカメラを 通さずに、篠原さんと妹と求めた「予約4」 黄色の点滅の頃に現れる女性とオムレツの先には「予約5」 カラメルの焦げる匂いの予感の先には「予約6」 という、短編連作集。 共通の言葉は「ハライ」。 その「ハライ」。最後にその正体を見せて欲しかったのですが、 残念。その願いは届かず。 「〜はまだか」って類似作がありまして、〜なる人物を、各々の 同級生が、同窓会で待っているのですが、〜なる人物があまりにも 情けなく、肩透かしにあったことがあるのですが、思い出しました。 40点。 最後につじつまを合わせようとされたのでしょうが、惜しい。 文章は上手、発想もいい。 でも、誰かが足りないんじゃなくて、何かが足りないんですね。 この作品。残念。 | ||||
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週刊文春の「家の履歴書」の記事を見て興味を抱き、この作品を選び注文しました。繊細な感性を持った作者だと思うし、抒情性のある文章にはひかれる。 しかし、「予約5」の展開はどうだろう。食堂の従業員通用口でたまたま行き会った(前から気になっていた)「彼女」は、一緒に歩いて「俺」の住んでいる寮まで来ると、「部屋を見せてくれる?」と言う。中に入って、「昼間に部屋を使っていい?」と尋ねる。仮眠をとりたいからだという。一体、その日にたまたま口をきく機会ができた相手に、部屋をいきなり見せてもらい、不在中に仮眠のため貸してくれ、という様な展開がありうるだろうか?この乱暴な設定に驚いた。この一点を見ただけで、ほかのすべての作品も、読むのは無駄だと感じた。才能のある作家とは思うが、興味は失せた。 | ||||
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帯に供給側である店側のお薦め文句が並ぶセールスは白い犬のナントカでも懲りたのだが・・。各人物が章仕立てでエピソードが語られる展開なのだが、淡々と羅列しただけでいかにも創造の産物というかんじ。何かリアリティに欠けている。 ひとつひとつの章は馴初めを語るには短くて人物に感情移入できず、またこれといった話でもないのでキャラ紹介にしては退屈で長い、というどっちつかず。 最後も何もオチもつかず何だかなぁってかんじ。 物語のネックであるハライ自体が抽象的で説明不足で何も伝わってこない。食べたら幸せになれるのは何故?かという必然的な理由が見つからない。それって主婦の口コミレベルですか?と。 この作者は人生経験が浅いか、もしくは生きてきた世界観が狭いのだろう。あまり文学系の本を読まない主婦の暇つぶしにはなるかどうか知る由もないがこの本には「何かが足りない」。 | ||||
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自分にとって大事な誰かが足りない? 6組の予約が一つのレストランに予約を入れる短編集ですが、設定にちょっと無理があるかな〜? いきなりホテルレストランの従業員寮に上り込む女はいないでしょう。 | ||||
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みなさんのレビューやオビで即買いでした。期待して読み進めていったからかもしれないけど、私自身はみなさんが書いているレビューのようにはちょっと感じられなかったです。 6話あり、読みやすく描写や光景もイメージできるのですが、ひきこまれるようなものはなかったです。作家の他の本も読んでみたいと思います。 | ||||
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