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夢ノ町本通り ブック・エッセイ
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夢ノ町本通り ブック・エッセイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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本の虫である沢木さんの読書遍歴がわかります。読みたくなります。 | ||||
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久しぶりに、沢木耕太郎のリズムに浸りました。 | ||||
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図書館で借りて、直ぐに返却する 面白い、待っている、他の人にも 早く読んで欲しいし、手元に置いて 熟読したい、数少ない本です アマゾンで、購入、楽しみながら 読んでいる。 | ||||
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旅に関する本について書いてあると そこへ旅したくなる 目の毒という言葉があるが 読む毒という言葉もあるかもしれない 沢木耕太郎ももう76歳になるらしいが 文章が青臭い そこが魅力なのかも 父親の句を紹介していて 差引けば仕合わせ残る年の暮 一年の最後にこのような本好きのつぶやきに同感するところ多々ありと思えるのは やはり仕合わせということだろう | ||||
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今、沢木耕太郎の「夢ノ町本通り」を読了した。毎日読んだわけではないが、読了するのに1ヶ月を要した。 薄い本ではないが、380ページの本であり、読み進めればもっと早く読み終えることが出来ただろう。それを1ヶ月かけて読んだということは、少しずつ読んだからである。何しろ、この本は彼の30年間に書きためた36編のブックエッセイだから、次から次へと読んでいく気がしない。一つひとつ読んで味わうという読み方をするのが適している。 沢木耕太郎の本は、最近「深夜特急」を読んだのが縁で、興味を持った。「深夜特急」は彼が26歳のときにしたアジアからロンドンへのバス旅の貧乏旅行記であり、読んでいて「若いなあ」という印象を深く感じた。私も26歳の頃は世間知らずで無鉄砲だったのを思い出した。 「夢ノ町本通り」は本に関するエッセイではあるが、エッセイであるから、ここかしこに沢木耕太郎その人個人に関する話しが出てくる。私は、沢木耕太郎その人に興味を覚え、特に彼が現在、桜新町に住んでいて仕事場は駒沢公園にあること、以前は経堂とか三軒茶屋に仕事場があったこと、22歳の時に丸の内に本社のある会社に入社が決まっていたが、一日で辞め、あとはフリーランスの道を歩いてきたことなどが印象に残った。 しかし、不思議なことに家族のことは、全く出てこない。ただ、何カ所か、若い頃、父親が読書指導のようなことをしてくれたことが書いてあるのみである。 そこで、ウィキペディアで検索したところ、沢木耕太郎というのはペンネームであることは当然として、本名も妻の名前もはっきりしない。声優をしている娘がいることは確かだが、極力個人情報は出さない主義なのである。ただ、就職して一日で辞めた丸の内の会社というのは富士銀行であるということは分かった。 この本を読んで、沢木がいかに沢山の本を集め、読んでいるかに圧倒された。脱帽である。 | ||||
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沢木氏の主な著作は殆ど読んでいると思うが、新聞の広告欄に本書が載っていたので、迷わず購入。沢木氏 の本に関わるエッセイだが、当然として他の著作で読んだ事のあるエッセイもあったが、氏の文章は何故かワクワク感があるので、再読しても抵抗はなかった。これも人柄かなと思う。山本周五郎の章は、氏が選んだ周五郎の短編を集めた名品館(文庫本4冊)を読んでいたので、特に印象に残った。 | ||||
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初めて沢木先生の本を買いました。月刊誌、波の書評を見て購入しましたが、大切にページをめくりたいと言う気持ちになる本です。本好きにはたまらない1冊です。Amazonで購入したので、リアル書店のようにブックカバーはありませんので、自分で美しいブックカバーをつくりました。リアルな書店がなくなっていく現実を沢木先生と向き合う仕上がりになっていると思います。本好きの方はぜひ!スマホの電源を切って、ゆっくり読みましょう! | ||||
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イヤー、評論ひとつにこれだけの読書背景があるんですねー。そのエネルギーにはた だただ脱帽。著者の思い入れたっぷりの書評・紹介を読みつつ 自分のストライクゾーンと思われる未読本を通販でポチっと押し続けて、終わってみたら10冊を超えており、いつ読めるかなあ、と積み上げ、それでも新地開拓に嬉しくなってくる、という視界を広げてくれた嬉しい一冊だった。 | ||||
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26歳の時に書いたエッセイ、長年の沢木ファンだが初めて読んだ! 大阪の紀伊國屋で書店員を体験してみるというルポ。 若き日の沢木耕太郎を感じられて貴重だ。 | ||||
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沢木耕太郎が三十年間に渡って書いた書物にまつわるエッセイを集めた本をクラウドで読みました。「右か、左か」は割と近い時期に書かれたものなのでよく覚えています。1970年代後期、友人に勧められて読んだ「敗れざる者たち」、「人の砂漠」、そして「テロルの決算」。ハヤカワミステリと沢木耕太郎はその頃の私の必読図書でした。 1980年代後期、サラリーマンをしながら読書は続けていましたが、ミステリの新刊を追っていましたので給料日前には読んだ本をまとめて近くの(目白通りにあった)古本屋に売るのが習慣になっていました。売らなければ食えなかった(笑)。奥付けの日付が1年以内の場合は高く買ってくれることがわかっていましたので、ハードカバーを十冊程度毎回持っていくと既に顔馴染みになった店主は、私に 「今日はいくら欲しいですか?」と尋ねてくれるようになっていました。 私が臆することもなく定価の6、7掛けぐらいの金額を告げるといつも何も言わずにその金額を渡してくれました。明らかに本は生活と結びついていました。本当にありがとうございました。 2年ほど前、私は手元にあった本をほとんど処分してしまいました。今はクラウドに置いておける本以外買うことはありません。クラウドの片隅に古い電子書籍を買ってくれる古本屋さんがあったらと思わないではいられません(笑)。 戻しましょう。「アリへの視線」について書かれたエッセイがやはり印象的です。沢木さんが<キンシャサ>を書いてくれるだけで何も言うことがありません。 □「夢ノ町本通り ーブック・エッセイー」(沢木耕太郎 新潮社) 2023/9/29。 | ||||
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