青春をクビになって



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    初公開日(参考)2023年09月
    分類

    長編小説

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    青春をクビになって

    2023年09月11日 青春をクビになって

    瀬川朝彦、35歳。無給のポスト・ドクターである。学生時代に魅了された古事記の研究に青春を賭してきたが、教授職など夢のまた夢。契約期間の限られた講師として大学間を渡り歩く不安定な毎日だ。古事記への愛は変わらないが、今や講師の座すら危うく、研究を続けるべきかの煩悶が続いている。 そんな折、ゼミ時代の先輩が大学の貴重な資料を持ったまま行方不明になってしまうという事件が。45歳の高齢ポスドク”となっていた先輩は、講師の職も失い、なかばホームレス状態だったという。先輩は資料を「盗んだ」のか? 自らの意志で「失踪」したのか? そして、朝彦の下した将来への決断は?(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.13:
    (4pt)

    少し薄味かな?(以下ネタバレ含むが、ネタバレに耐えるべき上質の純文学は、ネタバレ関係ないと思うので)

    自殺した先輩の行動がやや説明不足。彼を中心に据えたほうが、ポスドクのよりリアルな悲惨さが伝わったように思う。主人公は最終的に就職できて、まずはメデタシメデタシ。昔、ある仏文学者が、「文学研究をやろうと思ったら、どんな職業でも引き受けられる覚悟がないといけません」と言っていたような。当時は大学院に進みたいと言うと「君のウチは資産家かね?」と問われたそうな。
    それはそうと、アフガン戦争とアメリカの同時テロの起こった順序が違うような?
    青春をクビになってAmazon書評・レビュー:青春をクビになってより
    4163917462
    No.12:
    (3pt)

    人ごとではない

    親族が同じような職業です。口に出しはしない苦労が伝わってきました。高度な知性を持った研究者が報われる世の中になってほしいです。
    青春をクビになってAmazon書評・レビュー:青春をクビになってより
    4163917462
    No.11:
    (5pt)

    切なくも心に刺さる

    ポスドク問題が主題だが、「レンタルフレンド」で朝彦が出会う人たちそれぞれの人生と交差する様子がとても瑞々しい。生きるとは、生計を立てるとは、人の役に立つとは、一体何なのだろう。後を引く一冊だった。
    青春をクビになってAmazon書評・レビュー:青春をクビになってより
    4163917462
    No.10:
    (4pt)

    面白かった

    ポスドクの問題だとを扱っていましたが、不安定な非正規労働者の悲哀にやるせなさを感じました。
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    4163917462
    No.9:
    (5pt)

    東京貧困男子

    男の貧困には劇的なドラマがない。女子のように売るものがないので、選択する葛藤がない。ただただ朽ちていくだけだ。ある意味で貧困男子は貧困女子より不幸なのかもしれない。堕ちる姿はドラマになるが、朽ちる様子は記録にしかならないからだ。

    「記録」にしかならない男子の貧困を、本書のようにドラマに昇華させた作者の手腕は素晴らしいと思った。加えて、作者が女性であることで「男の内面の淀み」が距離を置いて描かれている点も良かった。これを男性作家が描くと、グロい小説になっていた可能性がある。

    <主観的あらすじ>
    有期の研究職をしている主人公は、研究所を盗み失踪した先輩に十年後の自分の姿を見る。主人公は生活費を稼ぐため、レンタルフレンドのバイトを始める。そこで出会う人たちとの交流を通じて自分の姿を振り返るようになる。レンタルフレンドという地獄めぐりから生還した主人公はどのような選択をするのか…。
    青春をクビになってAmazon書評・レビュー:青春をクビになってより
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