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(短編集)
そして誰もゆとらなくなった
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そして誰もゆとらなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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ゆとりシリーズのラストを飾る1冊。 これまでとっても面白くて、特に最初の1冊目はお腹を抱えて笑いました。でも作者も歳を取り、昔のようなはっちゃけもだんだん少なくなり、 簡単にいうとパッションが少なくなった。 だからこそ、そういった「昔と同じことはできなくなった」という側面や「大人とはこうあるべき」のような精神に追いついていない未熟さを吐露したり 過去の思い出を「実はこういうことでした」という見栄っ張りな笑い話として語ったりしていて、 そう言った新しい側面での面白さはありました。 何より自分がお腹が弱いこともあり、非常に共感するエピもあったりして。わかるわかる〜なんて言いながら読みました。 ただ、既視感があるというか、これもう前のゆとりで読んだことあるなあ、、と感じてしまう部分もあって。 同じエピソードはないはずなんですが、人一人の感じ方のせいでしょうか。 もうこれ読んだよなあ、と何故か思ってしまって、途中で読むのをやめている状態です。 半分以上読んだところでちょっと退屈している自分に気がつきました。 エッセイというのはそういうものかもしれません。一人につき1冊が面白い限度なのだと。 芸人でも作家でもどんな人でも、エッセイについては超絶面白い1冊を超えることはできないのだなと。 でも小説はそうではなく、最新の作品「正欲」は新しい価値観を提示するものでもあり面白かったです。 人間一人が経験できることには限りがあり、それに対して感じることもあまり変わらない。 そんなふうに思いました。 | ||||
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エッセイ集の前2作、特に前作は腹を抱えて笑ったので、迷わず購入。 しかし、やはり書を捨てて街に出れない状況で、○○その後、というものも多いし、机に向かって頑張って書いたという感じがちらほら。前2作に較べ、笑わそう笑わそうとする姿勢が多いように感じた。 それと急いでハード・カヴァーを買ったのだが、こういう本は文庫本をゴロゴロ寝っ転がって読む方が楽しめそう。 | ||||
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自分も腹の疾患を抱えている為、トイレと便意に関する話は共感をもってしみじみと読める 滑稽譚じゃなくて共感の涙が滲み出る闘病記です 表装画のトイレの位置…自分は多分この距離では爆発前に到達できない… 全部ありのままに話さなくて正解だったと思う。汚いなーふざけんなよー、と仮に笑ってくれたとしてもそれは大人の配慮であり、後に哀しい事になったと思う トイレ税法か…そういう手があったか。…確かに「誰でもトイレくらい行くんだから付き合うよ」と言ってくれる。しかし彼らはこちらの頻度と切迫の実態を知らない ゆとり世代であり「若手」だった氏が生活習慣病か…未だに新進気鋭の若手作家のイメージで読んでたから時の流れに郷愁を感じてみた 楽しく読みました | ||||
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ところどころ小さいエピソードで、いかにも俺の話は面白いだろうという雰囲気が伝わって笑えない。 どれかエピソードが刺さる人には全体的には楽しめそうな雰囲気はあるが、腹痛の話とか全く面白どころがなく子供の話のよう。 気楽には読めるし、今までもエッセイが面白くない作家だとは思うけど。 単純な面白い話が色々あるよーという感じを出しながら、裏の計算高さが垣間見れてしまう。 | ||||
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