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エレファントヘッド
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エレファントヘッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 21~40 2/3ページ
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読み切った感想としてとりあえず特殊設定が有り得なすぎて受け入れられない。途中まで嘘か、もっと壮大な話に展開していくと期待していたので普通に終わってしまい何これ?って感じ。世界に大きな影響を与えるような設定なのになぜか登場人の周りだけで問題が発生している。本当にあったとしたらもっと大きな社会問題になっているはず。そんな設定なので個人レベルの謎にまず興味をもてない。なので解決部分も楽しくない。しかもそこでもなんでもありじゃんみたいな解答が二転三転して何言ってんの?て感じ。 唯一最後に明かされた謎のトリックだけ面白いと感じたけどこの本で褒められるのはそれだけ。 オチもありがちな感じで最後まで読むのが辛かった。 | ||||
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“名探偵のいけにえ”がギリギリ現実に踏み止まっていましたが、こちらはそれをはみだしてしかももうグロ展開が凄いのに解決編がそれを上回る超絶技巧! この作者の頭の中はどうなっているのか…。 話の元ネタは国民的漫画のアレで、登場人物がその作品のセリフを話していて笑える。 お勧めしたいのにお勧めできないもどかしさよ。 ゲテモノ&バカミステリーの超一級品! | ||||
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凄いミステリー読んだなあ、と思ったら名探偵のいけにえの作者さんでしたか。どおりでこのクオリティ! 凝りに凝った舞台設定だと得てして読者が置いてけぼりを喰らう作品もあるなか、今作は全然そんなことはなく、読ませ方にも工夫を凝らしていて最初から最後まで一気に走り抜けられます。 おすすめ! | ||||
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黒死館やドグラマグラのように後世に語り継がれる奇書になり得る作品。 故に万人受けはしないが、著者の作風自体がそんな感じなので問題ない。 小林泰三氏をもっとややこしくしたような感じの作風です。 著者の他の作品を読んでみて味見してから本書に挑戦した方がいいかもしれません。 | ||||
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【読書のきっかけ】 本作品の著者は、「名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件」で第23回本格ミステリ大賞を受賞しています。 この作品を2023年8月に読み、本格ミステリの傑作として深い感銘を受けました。 その著者の新作ということで読んでみることしました。 【率直な感想】 本作品の特徴として、「量子力学」を題材として扱っていることが挙げられます。 じつは、SF映画では、かなり以前から「量子力学」を扱った作品が登場しています。 この「量子力学」から導かれる現象というのが、一般常識からすると、大変に奇妙なものなので、SFの格好の題材になっているのだろう、と。 「ミステリ小説」で「量子力学」を扱っている作品は初めてでしたので、「なるほど」と思わせる部分です。 いわゆる「特殊設定」ミステリというカテゴリーに入る作品となります。 もうひとつの特徴は、作品紹介に記載されているとおり、「多重解決ミステリ」であるということです。 この手法は、「名探偵のいけにえ」でも取り入れられており、今回も二転三転する推理という読者を飽きさせない展開を作り出すことに成功していると感じました。 そして、最後の最後に明かされる真相は、通常とは違った意味で驚かされました。 長年、ミステリ小説を読んでいると、自分でもトリックを考えたくなってしまうものです。 私は、かつて、「○○が○○を殺害した」を成立されるトリックを思いついたら、傑作ミステリが書けるかも、などと考えていた時期がありました。 でも、そんなトリックは思いつかず…かなわぬ夢として、頭の片隅に眠っていました。 ところが。 本作品は、この「○○が○○を殺害した」という幻に終わったトリックを実現しているのです! 「そうか、こんな手があったのか」と、大絶賛させていただきます。 【全体評価】 私が、こんなトリック、作り出せないだろうと思っていたことを、実現した本作品は、「名探偵のいけにえ」と同じくらい、傑作だと考えています。 | ||||
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作者お得意の特殊設定変態ミステリだが、この作者の場合は別にグロいのが好きなわけではなく読者をのけぞらせるトリックを追究したら結果的にグロくなっただけという節があり、起きている現象はグロいが書き方に良い意味でも悪い意味でもくどさがないためさっぱりと読める。 作者が真に変態なのはそのロジックの組み立ての方で、よくもまあこれだけの複雑な真相を、複数個の間違った推理までからめて論理的に構築できるものである。解決編が全編の四割を占めるのだが全然中だるみせず刺激的かつ一見筋の通った推理が次々披露されていくものだからたまらない。 ただし本作は設定にちょっと詰め切れていないところがあり、平行世界での死がこれほど無差別に距離の制限もなく別世界線に同時適用されてしまうなら、これがもし象山たちのみに特有の現象だとしてもやはり相当な数の原因不明突然死が起き、そのいくつかがまたさらに重大事故を引き起こして、と波及していってどの世界線も大混乱に陥る気がする。象山に関連するなんらかの制限がある設定にした方が、衝撃的なラストトリックの伏線にもなってよかったのではないか。 | ||||
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ただただぐろい | ||||
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怒涛の流れに身を任せろ!という感じの小説でおもしろかった。 プロローグからワクワクさせてくれる導入で、最後まで先が気になってどんどんと読み進められる。 設定がぶっ飛んでいて、ぶっ飛んだ設定の中でロジックをもとに不可解現象を解決しようとする「探偵」たちのやりとりがおもしろい。 著者の作品ははじめて読んだが、他の作品も気になる。 | ||||
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●ダリの絵のようにシュールでムンクの「叫び」のようにオドロオドロしい。虚と現実の境目が微妙 に溶け合うグラデーションは、ルネ・マグリットのだまし絵の様。視覚的な錯覚さえ覚えます。 レビューなんて書きようがない。ただただ「えっ!」と驚き、「キモっ、恐っ」とふるえる。グロ テスクで猟奇的なミステリー小説です。SFファンにもミステリーファンにも是非お勧めします。ちな みに、体力のある方は一気読みでお願いします。日にちを跨いでしまうと、複雑な絡み合いが見えな くなってしまいます。 次にマイナス面を・・・ 終盤での種明かしは凝り過ぎとも思われるもので、巧妙に張り巡らされた伏線の回収。畳みかける 様に論証する様子はまさに圧巻ですが・・・。注意深く読み進めるか或いはメモを取るかでなければ、 入り乱れた情報を把握することは困難。ややこしさと難解さについて行けず、私の頭では面白みが半 減してしまいました。 また、物語のユニークさの要であるSFガジェットについても、SFでもやらないような拡大解釈で、 若干興ざめです。・・・それでも一読の価値ありとお薦めします。 | ||||
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すごい話やなこれ 俺絶対シスマ打ちたくないなぁ〜!普通に気が狂いそう。 よくこんな話思いつくなぁ。 めちゃめちゃ面白かった!主人公がサイコパスすぎる… | ||||
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特殊設定の極北の作品です。現実にはあり得ない設定の中でロジックが完結してはいるのですが、あり得なさ過ぎるため、結末に納得が得られません。言い方は悪いですが、これなら何でもアリという感じになります。2023年の本格ミステリ1位とのことですが、読者を選ぶのでしょうか。 | ||||
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気味の悪いジェットコースターって感じです。だから、読者に強く残るのは気分爽快!という心象だけなんだと思います。 | ||||
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ストーリーの展開は飽きることなく読めて、扱っている文や単語もユニークで最高だった。もちろん、ミステリー小説ならではのトリックも非常に面白かった。最後の場面もとても良かった。ただ、後半部分の大半が少々説明的だったように感じた。それは、本作品のジャンルが「ミステリー」であることを考えると致し方ないかもしれないが、物語に触れるというよりも脚本あるいは設定資料を読んでいる感覚があったことは否めない。とはいったものの、凄く面白いことは確かだし、作者は一つのアイディアの可能性を徹底的に示す鬼か何かだとも思った。 | ||||
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他の方もレビューで書かれているように 今年のNo.1、白井先生の小説は初めて読みましたが 天才です。 よくこんなお話を考えられるなぁ…白井先生自身がエレファントヘッドなのか!?と思います。 私は金額的に最初購入を迷ったのですが 買って全く損はなしです!! これを超えてくる面白い小説に今後出会えるのか不安になる程。 皆さんも主人公の行動に都度、ドン引きしてくださいw | ||||
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トリックは最高。今までまったく見たことがなかった。 でも星は4。何故かというと、白井貴之なのにエロもグロも少なかったから。 | ||||
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面白いのかわからない。私には合わなかった。こういうの好きな人もいるのかも知れないけど、文章も上手くないし、ストーリー展開も独りよがりに感じた。買ってまで読むものではなかった。 | ||||
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一切のネタバレなし ネタの核心も展開も全く関係ないが クリムゾンの迷宮 天使の囀り 殺人鬼 アナザー 少女庭国 最初で最後のアイドル 上記のような作品が好きなようなら確実に楽しめる。私も楽しめた 特に評価したいのは物語のドライブの仕方 全く思ったような展開はしない。常に「マジかよ!」という感じで進む ただそういう作風なので 小説好きです!東野圭吾とか伊坂幸太郎とかよく読みます!系の人が求めるものはないと思う 小説、映画、マンガetc… エンタメに「とにかく強烈な刺激をくれ!」という業の深い人々がいる。好き好んでギャスパーノエルとかアリアスターとか劇場に観に行ってる君だよ、君。この作品は君たちを裏切らない。ぜひ | ||||
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白井智之は、奇才であり鬼才。そして紛れもなく天才。 これでもかと多重に多重を掛け合わせた論理に衝撃を受けました。 | ||||
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事件の話も衝撃だが結末も衝撃だった 前が全然見えない展開が凄い | ||||
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今年読んできた中でも最高に面白いし、白井智之作品の中でも1番いい! こんな物語を読みたかった! 物語のあらすじも読まずにまずは読んでほしい、どこに向かうか予想出来ずに進む奇想天外な物語に翻弄されるのを楽しんで、悪夢から覚めないまま終わる。 面白すぎて次の小説読もうとしてもなんか食指が動かない状態になった(笑)おすすめです!!! | ||||
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