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ちぎれた鎖と光の切れ端
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ちぎれた鎖と光の切れ端の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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絶海の孤島で展開される連続殺人、というおなじみのシチュエーションはオーソドックスながらもやはりわくわくする。 しかも殺人には、死体の第一発見者が次の被害者になるという不可解な共通点があって、俄然興味がそそられた。もちろんちゃんとした理由があって、それが綺麗に説明されたときは、なるほど~と膝を打った。 と思ったら、時と場所を変えて第二章が始まって、そこでもやっぱり第一発見者が殺されていく連続殺人が発生して、再び「どゆこと?」の迷宮に投げ入れられる。この構成がうまいしすごい。 ただこういう本格モノにありがちな「登場人物たちがトリックを実現するために動いている」が、この作品にも当てはまる気はする。犯人に対しても被害者に対しても「なんかこう……もっと……あるだろう!?」ってなる。コナンの世界かな?ってくらいみんななんか殺意抱いてるし。 まあでも本格ってそういうとこあるからね~。殺人と謎解きのロジックが読みたい人は、楽しく読めると思うのでおすすめ。 | ||||
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それは認める。 ただ1章の終盤ら辺の「こういう理由でお前が犯人だ」からの「いやそれは違う」という逆説の覆しが延々と続き、若干中弛み。 2章は序盤から急展開でこの先がどうなるかハラハラしてページを捲る手は止まらない。 しかしながら2章の主人公の女性の性格の破天荒振りが若干鼻につく、、そして最後は事件の真相というより「お涙頂戴」の人間ドラマ的な結末になって1章序盤の恐怖的要素が消滅している。 こうなってくると「随分とまぁ偶然が重なり話が上手い方向に都合良く進みますな」と白けてしまうのも仕方ない。 全ページに緊迫感が欲しかったです。 | ||||
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