ミレニアム2 火と戯れる女

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評判

ミレニアム2 火と戯れる女の評価:

4.05/5点 レビュー 140件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全230件 221〜230 12/12ページ
No.10
(5pt)

この第2作もすごい!


ミレニアムシリーズの第1作の「ドラゴン・タトゥーの女」は久し振りに衝撃的に面白い作品であったが、第2作目も期待を裏切ることのない出来栄えであった。

但し、導入部分は少し退屈した。リスベットが第1作で入手した金を使って海外をぶらつく様子はやや単調で、一体どうなることかと思ったが、ストックホルムに戻ったあたりから急速に緊迫感が溢れる展開となる。

後見人のビュルマン弁護士がリスベットに復讐を誓って動き出し、平行して月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルが若手ジャーナリストの調査に基づき人身売買による強制売春組織の調査をもとに特集号の発行を決意する様子が描かれる。この2つのストーリーが殺人事件としてつながった時にリスベットは殺人事件の容疑者として警察に追われることになる。

彼女の無実を信じて独自に調査を続けるミカエルと、警察から逃避しつつ単独で行動するリスベットは前作のように物理的に顔を合わせることは殆どないが、真犯人をつきとめるという同じ目的でネットを通して結び付くことになる。その過程でリスベットの過去が明らかになり、そして衝撃の終盤に突入する。

若干展開が強引かと思う部分はあるものの、読み出したら止まらない面白さは保証できる。最終の第3部がどのような展開となり、ミカエルとリスベットの関係はどうなるのか待ちきれない気分だ。
ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792538
No.9
(5pt)

この第2作もすごい!

ミレニアムシリーズの第1作の「ドラゴン・タトゥーの女」は久し振りに衝撃的に面白い作品であったが、第2作目も期待を裏切ることのない出来栄えであった。
但し、導入部分は少し退屈した。リスベットが第1作で入手した金を使って海外をぶらつく様子はやや単調で、一体どうなることかと思ったが、ストックホルムに戻ったあたりから急速に緊迫感が溢れる展開となる。
後見人のビュルマン弁護士がリスベットに復讐を誓って動き出し、平行して月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルが若手ジャーナリストの調査に基づき人身売買による強制売春組織の調査をもとに特集号の発行を決意する様子が描かれる。この2つのストーリーが殺人事件としてつながった時にリスベットは殺人事件の容疑者として警察に追われることになる。
彼女の無実を信じて独自に調査を続けるミカエルと、警察から逃避しつつ単独で行動するリスベットは前作のように物理的に顔を合わせることは殆どないが、真犯人をつきとめるという同じ目的でネットを通して結び付くことになる。その過程でリスベットの過去が明らかになり、そして衝撃の終盤に突入する。
若干展開が強引かと思う部分はあるものの、読み出したら止まらない面白さは保証できる。最終の第3部がどのような展開となり、ミカエルとリスベットの関係はどうなるのか待ちきれない気分だ。
ミレニアム2 上 火と戯れる女 Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 上 火と戯れる女より
4152090197
No.8
(5pt)

最高の作品、「ミレニアム」三部作

「ドラゴン・タトゥーの女」と比べると、本作「火と戯れる女」は、どちらかと言えば、冒険・アクション小説の要素が強く、謎解きのおもしろさという点では若干劣るように思う。「ザラ」と呼ばれる、事件の背後にいる人物を追っていくのだが、ミステリ好きの読者ならば、ザラの正体は容易に想像することができるだろう。とはいえ、「登場人物の次の行動が読めない」という場面も多く、私はハラハラしっぱなしだった。クライマックスの「リスベットとザラとの対決」シーンでは、ページをめくる手が震えた。

「火と戯れる女」は、前作以上に、人物描写がより重厚で丁寧なものになっており、そこが見逃せない。リスベットのミカエルに対する想いは、どうしようもなく複雑で切ない。とまどいながらも、ミカエルに心を開き始めてしまう彼女の姿はとてもいとおしい。

第一部からの登場人物も多いので、ぜひ先に「ドラゴン・タトゥーの女」を読んでから本書を手にとっていただきたい。こんなに続きが気になる作品は今までなかった。第三部が待ちきれない。
ミレニアム2 火と戯れる女(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 火と戯れる女(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792546
No.7
(5pt)

最高の作品、「ミレニアム」三部作

「ドラゴン・タトゥーの女」と比べると、本作「火と戯れる女」は、どちらかと言えば、冒険・アクション小説の要素が強く、謎解きのおもしろさという点では若干劣るように思う。「ザラ」と呼ばれる、事件の背後にいる人物を追っていくのだが、ミステリ好きの読者ならば、ザラの正体は容易に想像することができるだろう。とはいえ、「登場人物の次の行動が読めない」という場面も多く、私はハラハラしっぱなしだった。クライマックスの「リスベットとザラとの対決」シーンでは、ページをめくる手が震えた。
「火と戯れる女」は、前作以上に、人物描写がより重厚で丁寧なものになっており、そこが見逃せない。リスベットのミカエルに対する想いは、どうしようもなく複雑で切ない。とまどいながらも、ミカエルに心を開き始めてしまう彼女の姿はとてもいとおしい。
第一部からの登場人物も多いので、ぜひ先に「ドラゴン・タトゥーの女」を読んでから本書を手にとっていただきたい。こんなに続きが気になる作品は今までなかった。第三部が待ちきれない。
ミレニアム2 下 火と戯れる女 Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 下 火と戯れる女より
4152090200
No.6
(5pt)

『2』の方がより傑作

オリジナルは2006年リリース。邦訳リリースは2009年4月15日。今は亡きスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』第二作。第一作の『ドラゴン・タトゥーの女』を既読の人でこれを手に取らない人は、まずいないだろう。本作は『主役』リスベット・サランデル中心にストーリーが展開する。正に、リスベット・サランデルの魅力満載となっている。

この下巻になるとストーリーの展開は正に『ジェット・コースター』で、読み終わるまではとても眠れない面白さだ。リスベット・サランデルの映像記憶能力ではないが、筆者は『映像写実能力』が極めて高い。まるで映画を観ているように読んでいる気がした。一般的に『2』の場合『1』を再構成して、続きを作る場合が多いがこの作品の場合既に『1〜3』を俯瞰したカタチで作られているな、と思った。

トマス・ハリスより怖くて、ジェフリー・ディーヴァーよりジェット・コースター。この『2』は映画化された『1』をも凌駕する大傑作だ、とぼくは確信した。
ミレニアム2 火と戯れる女(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 火と戯れる女(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792546
No.5
(5pt)

『2』の方がより傑作

オリジナルは2006年リリース。邦訳リリースは2009年4月15日。今は亡きスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』第二作。第一作の『ドラゴン・タトゥーの女』を既読の人でこれを手に取らない人は、まずいないだろう。本作は『主役』リスベット・サランデル中心にストーリーが展開する。正に、リスベット・サランデルの魅力満載となっている。
この下巻になるとストーリーの展開は正に『ジェット・コースター』で、読み終わるまではとても眠れない面白さだ。リスベット・サランデルの映像記憶能力ではないが、筆者は『映像写実能力』が極めて高い。まるで映画を観ているように読んでいる気がした。一般的に『2』の場合『1』を再構成して、続きを作る場合が多いがこの作品の場合既に『1〜3』を俯瞰したカタチで作られているな、と思った。
トマス・ハリスより怖くて、ジェフリー・ディーヴァーよりジェット・コースター。この『2』は映画化された『1』をも凌駕する大傑作だ、とぼくは確信した。
ミレニアム2 下 火と戯れる女 Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 下 火と戯れる女より
4152090200
No.4
(5pt)

前口上はいらない

オリジナルは2006年リリース。邦訳リリースは2009年4月15日。今は亡きスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』第二作。第一作の『ドラゴン・タトゥーの女』を既読の人でこれを手に取らない人は、まずいないだろう。本作は『主役』リスベット・サランデル中心にストーリーが展開する。正に、リスベット・サランデルの魅力満載となっている。

ただ、ちょっと気に入らないのは前半の90ページくらいまで前作の説明みたいな部分が多くを占めていて、なかなか本作のストーリーに突入してくれない。もうこの作品を読む人は前作の内容は空で言えるくらい把握しているのだから前口上はいらないよ、と言いたくなってしまう。ただストーリーが展開し始めるとスピードが付いてきて、どんどん進む。すばらしい。

読んでいてもう一つ思うのは、ラーソン自身の雑誌編集の経験が随所に息づいていて、それがより一層作品を光り輝かせている。正に、ミカエル・ブルムクヴィストは彼自身なのだろう。

ハッキングを使ってのミカエルとリスベットの会話のシーンが一番シビれた。第三作、『眠れる女と狂卓の騎士』が待ちきれない。
ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792538
No.3
(5pt)

前口上はいらない

オリジナルは2006年リリース。邦訳リリースは2009年4月15日。今は亡きスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』第二作。第一作の『ドラゴン・タトゥーの女』を既読の人でこれを手に取らない人は、まずいないだろう。本作は『主役』リスベット・サランデル中心にストーリーが展開する。正に、リスベット・サランデルの魅力満載となっている。
ただ、ちょっと気に入らないのは前半の90ページくらいまで前作の説明みたいな部分が多くを占めていて、なかなか本作のストーリーに突入してくれない。もうこの作品を読む人は前作の内容は空で言えるくらい把握しているのだから前口上はいらないよ、と言いたくなってしまう。ただストーリーが展開し始めるとスピードが付いてきて、どんどん進む。すばらしい。
読んでいてもう一つ思うのは、ラーソン自身の雑誌編集の経験が随所に息づいていて、それがより一層作品を光り輝かせている。正に、ミカエル・ブルムクヴィストは彼自身なのだろう。
ハッキングを使ってのミカエルとリスベットの会話のシーンが一番シビれた。第三作、『眠れる女と狂卓の騎士』が待ちきれない。
ミレニアム2 上 火と戯れる女 Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 上 火と戯れる女より
4152090197
No.2
(5pt)

読まないと損!!

「今世紀最大のミステリ」と帯に書かれているが、偽りなし。
ダグ・スヴェンソンがミレニアムに人身売買・強制売春に関するルポルタージュにを持ち込み、出版間近になったところで事件が発生する。第二部ではリスベット・サランデルを中心に物語が進んでいくのだが、前作で登場したミカエル・ブルムクヴィストを含むミレニアムの人たちやリスベットの後見人ニルス・エリック・ビュルマン、ミルトンセキュリティーの社長ドラガン・アルマンスキーなども再登場している。第一作であれだけの強烈な人物が登場したにも関わらず、今回もさらに強烈な人物が登場する。まず、金髪の巨人。彼はリスベットの拉致を指揮する男。次に、犯罪組織の黒幕ザラ。彼は人身売買・強制売春の調査で何度も名前が出てくるもののいくら調べても正体がつかめない謎の人物。
第二部で明らかにされるリスベットの過去には衝撃を受けてしまう。彼女が背負わされた運命のせいでどれだけ子供の頃から闘ってきたのか考えるだけで苦しくなる。下巻の最後では本当に衝撃のシーンが待っている。第三部は7月に刊行予定となっているが、これが著者スティーグ・ラーソン最後の物語になってしまうのがとても残念。それだけにこの物語を読まないと損である。
ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792538
No.1
(5pt)

読まないと損!!

「今世紀最大のミステリ」と帯に書かれているが、偽りなし。
ダグ・スヴェンソンがミレニアムに人身売買・強制売春に関するルポルタージュにを持ち込み、出版間近になったところで事件が発生する。第二部ではリスベット・サランデルを中心に物語が進んでいくのだが、前作で登場したミカエル・ブルムクヴィストを含むミレニアムの人たちやリスベットの後見人ニルス・エリック・ビュルマン、ミルトンセキュリティーの社長ドラガン・アルマンスキーなども再登場している。第一作であれだけの強烈な人物が登場したにも関わらず、今回もさらに強烈な人物が登場する。まず、金髪の巨人。彼はリスベットの拉致を指揮する男。次に、犯罪組織の黒幕ザラ。彼は人身売買・強制売春の調査で何度も名前が出てくるもののいくら調べても正体がつかめない謎の人物。
第二部で明らかにされるリスベットの過去には衝撃を受けてしまう。彼女が背負わされた運命のせいでどれだけ子供の頃から闘ってきたのか考えるだけで苦しくなる。下巻の最後では本当に衝撃のシーンが待っている。第三部は7月に刊行予定となっているが、これが著者スティーグ・ラーソン最後の物語になってしまうのがとても残念。それだけにこの物語を読まないと損である。
ミレニアム2 上 火と戯れる女 Amazon書評・レビュー: ミレニアム2 上 火と戯れる女より
4152090197