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アンデッドガール・マーダーファルス 4



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【この小説が収録されている参考書籍】
アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)

アンデッドガール・マーダーファルス 4の評価: 4.40/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

過去編

あや、津軽、しずくの過去編とアニーと鳥籠一行の出会いの事件がのっています。
あやが不死になる経緯は少しSF、津軽としずくはアクションかな?アニーと出会う人魚裁判はいつも通りミステリでした。
とっても面白かったです。
アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)より
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No.9:
(4pt)

メインストーリー(1〜3巻)の前日談的な内容

1〜3巻で活躍する鳥籠使い3名のキャラクター設定を物語化した感じの短編集。
鴉夜はどうやって“不死”になったのか?
津軽はなぜ"真打"で”鬼殺し”半人半鬼”になったのか?
鴉夜が首から下を持ち去られ静句の一族が皆殺しにされた事件の顛末は?
探偵“鳥籠使い”が解決した最初の事件は?
それらの知りたい願望をかなえてくれる。ファンサービスの巻。
悲惨な結末が見えていて重苦しい話が多い中、最後の『人魚裁判』は鴉夜の推理で冤罪を晴らす、メインストーリーと同様の後味の良い話でした。
アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)より
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No.8:
(4pt)

0以上,1未満,そしてマイナス

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

二年以上も空いた第四巻は,三人の過去が中心の,エピソード・ゼロ的な短編集で,
巻末には次巻の予告もありましたが,できれば本筋を先に読ませてほしかったところ.
また,ゼロとは言ってみたものの,三人の過去はそれよりもマイナス方向に振れており,
残りの編についても, 第一巻 の合間の話であり,0以上,1未満という印象を受けました.

とはいえ,一人と二人が出会った翌日,笑劇の幕が上がる様子を描いた一編目から,
三人がそれぞれとなった笑えない三つ,そして見事な初舞台を飾る快笑の法廷劇まで,
彼らの秘話も良かったですが,特に最後の編には,緩急のうまさに強く引き込まれます.

五つの編の並べ方も良く,バラバラのはずなのに,本筋寄りで締められるせいなのか,
腑に落ちる,気持ちの良い読後感があり,できるだけ早く,次の巻をお願いしたいです.
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No.7:
(4pt)

おもしろかった!

最新作の4巻は前日譚の短編集ときいて、2巻と3巻は未読のまま読んでしまった。ミステリが強めの短編が二つと、ミステリ薄めのメインキャラの過去にまつわる短編が三つで、構成のバランスがよくて楽しめた。『知られぬ日本の面影』と『人魚裁判』が好み。
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No.6:
(4pt)

残念ながら-持ち去られたコウベのその顛末ではなく幕間劇

残念ながら-持ち去られたコウベのその顛末ではなく、探偵開業・鴉夜・津軽・静句・パリの記者アニー、語られていない仲間たちの過去のターニングポイントが各々万華鏡のように綴られる。そして、ボードレール『巴里の憂鬱』、ハーンの『怪談』にドイルの『赤毛組合』果てはウェルズ『タイムマシン』と、筋立てに彩り豊かに組み込まれていく…作者はファルスと云うけれど、時間空間駆け抜ける怪奇冒険譚の幕間劇…!それにしても、やはり待ち望むのは彼女の行方の物語だ。
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No.5:
(5pt)

ここまでの深掘り

主人公たちがどのような過去を辿ってきたのか。+アニーが籠使いと初めて出会ったお話でした。
他の方のレビューでも、あっ…(察し)になっちゃう部分が多めではあるので、最初に読んだほうが面白いかもしれません
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No.4:
(4pt)

短編、書下ろし故の瑞々しさ

短編ゆえの瑞々しさ、力の入り方が心地よかった。昔の話なのに生き生きと目に浮かぶ情景。
巻末の資料をみても力の入りようがわかる。
書下ろしだから書けることも。(雑誌等では掲載できないえげつなさ)
ただ、他のシリーズ、作品でもいえることだが、動物(人間もだけど)の扱いが私には堪えるところが……。
それで星一つ減らした。でも、このシリーズのみならず裏染天馬シリーズ、他の作品も次作を待っている。
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No.3:
(4pt)

静句の過去編が面白くない。

久しぶりの新作なので高得点だが、鴉夜が首だけになったエピソードがイマイチ。モリアーティがなぜ首だけ残したのかなど、これから語られるのならいいが、この話だけだとパットしない。あとエロイはこんなに頭がよくないのでウェルズの別の話を使った方が良かったかも。まあ細かいところにも工夫があって良いのだが。次はなるべく早めにお願いしたい。
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No.2:
(5pt)

前日譚が故の悲しみ

今まで本編で語られてきた小ネタ拾いや前日譚が主な内容です。推理要素もあるけどそこは薄目で、冒険活劇パートが多めですね。
一番キツイのは本編で既に何が起こったのかが示されているので、特定の物語に出てくる登場人物の大半が「あ、これ、悲惨な退場が約束されている」と読んだ瞬間に分かってしまう事。
そのキツさがたまらなく大好きなので一気に読み進めてしまいました。
これを読むと「輪堂鴉夜という存在が誕生した理由」「真打津軽という人格を育てた人生経験」「馳井静句の業と罪」等々が露わになって、アニメが更に楽しめること間違いなしです。
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No.1:
(5pt)

シリーズのメイン・キャラ三人のことが、ますます好きになりました。

本書に収められた五篇の中、間に置かれた三つの作品がとても良かったです。
輪堂鴉夜(りんどう あや)。真打津軽(しんうち つがる)。馳井静句(はせい しずく)。本シリーズの主要キャラ、三人それぞれのエピソードを取り上げた三篇を読んで、彼らのことがますます好きになりました。

彼ら三人のシリーズ・キャラ以外にも、魅力的な登場人物がいましたねぇ。
小泉八雲(こいずみ やくも)。蘆屋道満(おしや どうまん)。荒屋苦楽(あばらや くらく)。この三人の登場人物は、特に心に残ります。

収録作品ならびに初出は、以下のとおり。
★ 知られぬ日本の面影  「小説現代」2023年6月号
★ 輪る夜(まわるよ)の彼方へ流す小笹船  「小説現代」2023年7月号
★ 鬼人芸  書き下ろし
★ 言の葉一匙(ひとさじ)、雪に添え  書き下ろし
★ 人魚裁判  「小説現代」2023年7月号

なかでも、輪堂鴉夜はいかにして〈不死〉となりしか、その誕生の経緯(いきさつ)が語られてゆく二番目の作品が素晴らしかった。
話がある海外作品へとつながる辺り、作者の企みにくらりと来ちゃいました。
アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)より
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