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お探し物は図書室まで
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お探し物は図書室までの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全151件 101~120 6/8ページ
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図書館で司書さんをいつのころからか意識しだしました。すてきなお仕事だなぁと思います。本のことで困ったときなど、とても親切に導いてもらうときがあります。 | ||||
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「何をお探し?」--。小学校に隣接する施設の図書室の司書が、本を探している人に問いかける。本を探している人は様々な立場の人たちで、本を探すきっかけは人生に迷いがあることだ。軽い気持ちで司書に相談したところ、直球の本ではなく、例えば、転職のためにエクセルを学びたい人に、絵本「ぐりとぐら」を薦める。“本の付録”と称して、羊毛フェルト作成したフライパンを添えて。このようなエピソードが5話収録されている。マツコ・デラックスのような司書さんが本を通じて人生相談をしているかのようだ。そして、本を読んだ人々は本から自分なりの解釈をして、自分の悩みを解決していく。本と人がつながっている感じが面白いし、本の解釈は自分が決めるという読み方のようなことも分かる。 | ||||
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読後の気分がなんとなく良い本です。 たくさんの場面で考えたり、背中を押されたりしますが、素直に物語に登場する本を読んでみたくなったり、羊毛フェルトをやってみたくなりました。 小町さんのレファレンスを受けてみたいな、ハニードームを食べてみたいな、と想像したくなります。 図書ラベルの装丁も楽しいです。 | ||||
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気持ちが明るくなりました^^ | ||||
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短編で読みやすいと思います。それぞれの良さがあって好きです。 | ||||
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・役に立つか、モノになるか。これまでのわたしを邪魔していたのはそんな価値基準だったのかもしれない。でも、心が動くこと自体が大切なのだと思うと、やってみたいことはいくつもあった。 ・寝不足で顔色も悪くて、力が出ないのもあたりまえだった。 ・「人生なんて、いつも大狂いよ。どんな境遇にいたって、思い通りにはいかないわよ。でも逆に、思いつきもしない嬉しいサプライズが待っていたりもするでしょう。 ・毛玉にひたすら針を刺しているとね、無心になるのよ。自分でやってみて、さらによくわかった。ざわざわした不安や濁った気分が、少しずつ平らに整ってくるの。 ・「女の人っていうのはねえ、ある時期を超えると、今まで我慢していたことが一気に許せなくなるみたいですよ。 ・助手席で正雄さんの横顔を見ながら思ったの。解雇されて私は大きなものをなくしたような気になってたけど、べつに、何も失っていないじゃないって。だって、私自身はそれまでと何も違わないもの。単に、それまでの会社から離れただけ。 | ||||
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本当に心に響く良いお話しでした。周りの人を見る気持ちが変わり、自分自身も優しい気持ちになりました。夫や息子にも勧め、転職する後輩に新たに単行本を購入して送りました。皆んなに読んでほしい本です。 | ||||
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今までミステリー小説ばかり読んでましたが、 こういうジャンルも面白いです。 | ||||
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普段本を読まないのですが、友人に促される形で購入しました。読み初めは、ただの小説かと思いましたが、読み進めていくにつれどんどん物語が面白くなっていきます。本の素晴らしさを思い出すことができる素晴らしい作品です。 | ||||
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始めは何となくで読んでいましたが、読み進めるうちにどんどん引き込まれました。 心に残る文章がたくさんあり、この本に出会えて良かったと思いました。 様々な登場人物がいるので、どの世代にもどの立場にも刺さる言葉が見つかるように感じます。 私のレビューでどこかの誰かが、この本を手に取ってくれたら嬉しいです。 | ||||
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『お探し物は図書室まで』(青山美智子著、ポプラ社)は、ほのぼのとした読後感を味わえる連作短篇集です。 朋香(21歳、婦人服販売員)、諒(35歳、家具メーカー経理部)、夏美(40歳、元雑誌編集者)、浩弥(30歳、ニート)、正雄(65歳、定年退職)は、いずれも、それぞれの悩み、問題を抱えています。 彼らは、区立コミュニティハウスの図書室の司書・小町さゆりから、「何をお探し?」と声をかけられます。この小町というのは、とてつもなく体が大きな47歳の女性で、それぞれの悩みや問題解決に資する書籍のリストをテキパキとパソコンで打ち出してくれます。そのリストの最後には、一見、関係のないような書籍のタイトルが付け加えられています。このリストのおかげで、相談者たちは元気を取り戻していきます。 小町は、書籍リストに添えて、「これは本の付録」と言いながら、小町自身が趣味で作った羊毛フェルトの作品をプレゼントしてくれます。読み終わった私が、表紙に写っている羊毛フェルトの作品たちを示しながら、女房に、「こういう小物が、作中でいい役割を果たしているんだよ」と言ったところ、「あ、それ、羊毛フェルトね、私も持っているわよ」と、小さな熊を取り出すではありませんか。「あなたのお母様から頂いたのよ」だって。 | ||||
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まだ2話目ですが、心にスッとはいってくるいい話です。 お気に入りは、「二章 諒 三十五歳 家具メーカー経理部」です。 やりがい、人間関係、趣味、副業・・・ 先行きの見えない現在の社会状況と重なり、新しいことに一歩踏み だせない状況にも共感します。 図書室で利用者のあいまいな図書の検索にも対応するレファレンス を担当している小町さゆりさんがいい味を出しています。 | ||||
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今日は仕事いきたくないな…と思う日の朝に読むと、心が少し軽くなる気がする本です。私らしくやればいい、自信を気づかせてくれる、心に優しい本だと感じました。一章が短いので、憂鬱な日の朝にコーヒーを飲みながらこの本を手にすると、読み終わる頃には前向きな気持ちになっています。 | ||||
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児童虐待やDVなど最近の社会情勢をテーマにした小説が多い中、何処にでもあるような身近な事例をテーマに明るく勇気を与えてくれる小説です。 | ||||
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こんな司書さんがいたらいいな。 小町さゆりさんの風貌、ふるまい、魅力的。 | ||||
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読書は苦手ですが、本屋で表紙に惹かれて休日音楽を聴きながら時に涙し、本を読む素敵な時間を過ごせました。何度も読み返そうと思います。面白くて青山さんの他の作品も購入しました。 | ||||
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何気なく手にして軽く読むつもりの本に泣かされた自分に驚いた。探しているんだ、私も、と。 頑張った昔の自分、あの時すれ違った人たちがめぐりめぐって、また出会う。 縁とは偶然のようで自分が手繰り寄せている。 温かくて大きな存在、小町さんに身を委ねたような読後感に包まれた。 | ||||
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とある図書室に悩める人がやってきて、司書さんが紹介する本をきっかけにして気づきを得て成長していく、という話。 すっきりとした文章とテンポの良い展開ですいすい読める。 5人の主人公によるオムニバス形式だが、どの話もそこそこ展開がおもしろく、なによりストレスがない。 全員が人生に悩みを抱えたキャラクターだが、それほど深い心の闇はなく、みな共感しやすい等身大の葛藤を抱えており、周りの人間も後ろ向きな主人公たちに対して優しい。 キーとなる司書も、どうみてもマツコデラックスがモデルという人物で、導く言葉もすこぶる軽快。ズバッと解決していきます。 全体、とても軽くて今風だと思いましたが、個人的には感動の部分もいささか軽いかなとは感じました。 とはいえ軽く読んで、軽く癒しと励ましを得られる作品という意味では悪くないです。それこそマツコデラックスのトークバラエティのような安心感に包まれる小説です。 | ||||
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精神的な充足をパラレルキャリアで見つけるサラリーマンの話がよかった。 ...「何かを始めたい」そう思った時に行動を取り始めた時点で話が動いていく。 ...「ある時間」で、できることを考えていく。 何者かになれず、普通に就職ができずもがいている美術専門学校をでた男の子の話も良かった。 人が立ち上がって一歩前に進み出そうとする話はいつもグッときます。 本全体が世の中が信用出回っているという自己啓発本を読んでいるかのような気分で、今の自分にぴったりな話でした。 | ||||
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買ってよかった、と思える本でした。 嬉し泣きできる本に出会えて幸せです。 | ||||
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