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アルジャーノンに花束を
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アルジャーノンに花束をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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以前に読んだことがあるような・・・気分だったので、期待するほどそんなに感動ということはなかった。 でも、小説としては面白かった。 | ||||
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科学的なことは一切書かれておらず、私的には、ヒューマンドラマだと思いました。ただ、現実にはあり得ないことが、手術によって起こってしまうという点では、SF的でもあるかもしれません。ただ、その手術についても、ただ手術としか書かれていないことや、その部分を掘り下げることもしていないので、やはりヒューマンドラマ系だと思いました。一人称で書かれていて、本人の変化は言葉遣いからわかるようになっています。この日本語訳は秀逸という評価のようですが、私も見事だと思いました。そして、日本人的な、これでもかというくらいの、お涙ちょうだいになっていない点も好きな点です。しかし、私が最後に感じたのは、こんなことがあってはならないということでした。そのあってはならないことに翻弄される主人公は、人体実験の被害者だったのでしょうか。 | ||||
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「一昔前の懐かしの時代」 な印象ばかり感じました。 特にアメリカでIQが過剰信仰されていたころの世相を反映した内容となっていますから、 最近になってはじめて読む人には、基盤になっている社会通念が少し古い気がして違和感感じるかもしれません。 また、性の葛藤の関する記述が多く、心理学に詳しい著者が書いたからなのでしょうけど、 フロイト臭が強いなあと思ったりもしました。 | ||||
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主人公の文章、内容の前にひと目で成長がわかる。 ひらがなだけで間違った言葉も含み、句読点もない文章から、 漢字が増えて一人称の書き方も変わる。 あまりストーリーには共感もしにくかった。 似たような話は過去にも知ってるだ気がするし。 と思ったら書かれたのは古いのですね。 退行していくのは成長よりスピードが早く、最後の一文で泣かせる。 | ||||
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最初のほうの、日記の部分は少し読みにくかったのですが そこを過ぎればあとは普通に読めました。 ストーリーのあらすじを知っていたためか あまり印象には残りませんでした。 | ||||
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泣ける話と言う事でしたが、私にはとても考えさせられる本でした。他人に対する思いやりの気持ちが大切だと、あらためて教え られました。 | ||||
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有名な作品。泣きたい気分だったので手に取ったが、読後これを「泣ける小説」として紹介する人の気持ちがわからなくなった。ホラーの間違いじゃないのか。涙など恐怖で引っ込む。読んでるこっちまで心がズタズタになってくたびれてしまう。 読み始め当初、パラパラめくってみて、後半の字面の密度が変わっていたので嫌な予感はしていた。あとはその結末に向かうまでを淡々と読み進めるだけだった。最後、主人公がすべてを理解していながらも前向きだったのが救い。 深く印象に残る作品ではある。でも俗にいうメシマズ。 | ||||
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知性、つまり理性と感情の葛藤。 この本はつまり、人ならではの苦悩を表した本だと思う。 ただ、ほかのレビューのようにはそこまで感動しなかった。 しかし、何か考えさせる、そんな感じの本である。 | ||||
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読み終わった感想としては「怖い」というもの。 知的障害を持つ人間を取り巻く人々の態度などが結構むごく描かれており(的確に表しているかは置いておいて)、主人公のたどった運命を考えると虚しい。 個人的には障害者施設のおばさんの発言にぞっとしました。 | ||||
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『 先天的の脳障害により、30才を過ぎても幼児並みの知能しか持たない主人公。 亡き叔父の親友が経営するパン屋で雑用の毎日を過ごす彼の元に 「新療法の被験者になってみませんか」 と脳障害を研究する医科大学から思いがけない提案が舞い込む・・・ 』 本作品は、脳障害を持つ主人公が ”被験者として綴った、8ヶ月あまりの手術後 【経過報告】 ” を通して描かれる物語です。 数十年もの間、活動停止していた脳細胞が、脳手術によって爆発的な活性化をしたことで あらゆる知識を吸収し、20ヶ国語を操り、数々の専門分野を極める天才にまで成長した主人公。 これまでの友人達との関係、 人間の行動原理と損得勘定、男女や性の概念、 幼少期に自分を捨てた家族との再会、・・・恋人、 知識を得たことで生じる様々な問題や葛藤を交えつつ、物語は駆け足で進行します。 本作品は数多のレビューで ・脳障害者の視点で見た世界を的確に捉えた名作 ・自身を主人公へ投影することで余す所なく感受できる感動作 と賞賛される作品です。 概ねその評価は正しいと思います。しかし、私個人が諸手を挙げて賛同できなかった要因は、 一般市民らの障害者に対する態度があまりに陰湿や粗暴で、 「社会では、おかしい人間に対し、おかしい人間として冷ややかに応対するのが当たり前」 であるかのような描写が各所に見られ、目を背けたくなってしまった事が一つ。 (単にそれは奇麗事を好む私が社会に過度の期待や幻想を抱いていることに起因する反発であって、 本書序文にて明言される通り、作者は無慈悲な現実を有り体に表現することで 住み良い世界を築く一助となるよう願いを込めて描写(反面教師の意)しています) もう一つは、原文を尊重した結果なのか翻訳の柔軟性に疑問符が付き 特に人物の台詞回しが淡白や古典的に感じ、リアリティの面で物語に入り込めなかったことです。 しかしながら、物語の構成や整合性はしっかりと作られており、演出面も練られていることから 本作品の特徴である ”主人公が変化していく様の描写” には引き込まれるものがあり、 特に物語終盤の主人公の変化とその過程には・・・目頭に熱いものを感じさせます。 最後に タイトルに掲げられている [アルジャーノン] は人名ではありません。 人ではありませんが主人公と同様の境遇に置かれ 主人公の行く末を暗示する存在としてアルジャーノンは描かれます。 タイトルの【アルジャーノンに花束を】とは、物語を締めくくる最終経過報告書において 『先生(脳外科医)、願わくば僕の代わりに 』 から続く主人公最後の言葉として用いられます。 このような書き方をすると悲壮な言葉として受け取られる方もいらっしゃると思われますが、 これは主人公の死を暗示した言葉ではありません。 最終報告を書いた時点の主人公は、”もはや” 全てに前向きな心情だったのかも知れません。 HappyEndを好む人には本作品は不向きかも知れませんが、物語のラストに用いられるタイトルの意味や アルジャーノンと主人公に興味を持たれましたら本書を手に取られてはいかがでしょうか? | ||||
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一度だけ、図書館で借りて、何度も読み返しました。 だけど、あまりにも残酷で、二度と読めない本となりました。 「純朴な障害者」「頭がよくなる、という名の下の、恐ろしい手術」・・・他の読者の方々も書いておられますが、複雑な思いが強すぎる物語です。 二度と読めないけど、良い意味でも悪い意味でも心を深く抉ってくれた本でした。 今でも、この本の題名を観ただけで、心がひどく痛みます。 | ||||
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白痴の主人公が新しい脳外科手術により天才に変貌していく姿が描かれている.急速なスピードで知能が向上していくため,感情の成長が追い付かず,周囲の人との関係がうまくいかなくなる.白痴だったときには何も思わなかったことが,知能が高くなったために考え過ぎてしまい,自分の中での葛藤や周囲との軋轢が生じてくる.ある時,モルモットのアルジャーノンの知能が急速に低下していくのを見て,自分に施された手術に欠陥があるのではないかと思い,それを理論的に立証する(アルジャーノン・ゴードン効果). 人の本当の幸せとは何かということを再認識させてくれる良書である. | ||||
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よく泣ける本でランキングされていますが、正直全く泣けませんでした。 ただ、決して内容が悪いわけではありません。「人として必要なもの」が何かを教えてくれるいい作品です。 ただ、泣くことを前提に読もうと思うと、かなり個人差あると思います。 読み終えたあと、私からもアルジャーノンに花束をあげたい。。。。 | ||||
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知的障害を持つチャーリィが手術と類まれな向上心とで、自分の知識を大学教授をも超えるものとする。個人的に大学で学んでいる私はその改善を非常にうらやましく思った。 しかし、チャーリィを実験前から知るアリスは「あなたは以前持っていたものを失ってしまった。あなたは笑顔をもっていた…」という。知識を得るにつれ、他者の本音や汚い部分が見え、笑顔をなくし、心を閉ざしてしまうチャーリィ。 著者ダニエル・キイスから単純な無知イコール幸せといった話ではなく、知識を得、人間や社会の汚い部分が見えてなお、幸せでいられるかという問いを感じた。 知能が低下し、白痴に戻ってしまうチャーリィ。しかしそこで「ともだちがいるのわいいものだな…」と素直な心情が吐露される。 人間、見栄や、虚栄心で自分の本音を覆い隠してしまうから、そこで素直さって至極大切であると痛感する一冊。 人間の大切な部分を強く感じさせる作品であるけれど、正直他のレビューにあるようにそんなに泣ける本か??との疑問もわいた。期待を差し引いて星三つ。 | ||||
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チャーリイは高い知能を得たかわりに、いろいろな大切なものを失っていく。それは友情、信頼、尊敬という、生きていく上で必要なものだ。人間は、本来持って生まれたものを変えてはいけないのではないだろうか?自然の大きな流れに逆らって泳ごうとしても、力尽きて流されるだけだ。人が生まれてくる時、必ずそこには人それぞれの意味があるという。チャーリイが生まれ、そして生きているのは、やはりなんらかの意味があることだと思う。 チャーリイはアルジャーノンを見て自分の未来を悟る。だがそれは、決して不幸なことではない。チャーリイが本来の笑顔を取り戻すことなのだから。 | ||||
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この本が扱っている問題の中心は、とても乱暴に一言で言ってしまうと「幸せとは何か」ということだと思う。そしてそこに知的能力の有無が幸せに影響するかという問題提起が含まれている。知的障害のチャーリーは、人よりは少し劣った生活をしているけれどしあわせだ。人にいじめられても、いたずらされても、自分は彼らに愛されていると思う。彼は悪意や不幸を認識する能力にかけている。しかし、そんな彼でも自分が劣っているということに気づいている。回りを幸せにする為に、彼は自分が手術を受け賢くなろうと決心する。 この本を読んでいて最初に、胸が苦しくなったのは恋人アリスが賢くなった彼を避けようとしたところだ。賢くなったチャーリーはその天才ゆえに人に畏れられ避けられる。チャーリー㡊??昔の鈍臭いいじめられっ子ではなくなったが、小賢しいインテリになった。また、そのような賢くなったチャーリーを見ているもう一人の過去のチャーリーが直面する場面があるが、そのような手法で著者は賢さ(チャーリー)を相対的に読者に理解させようとしているのだと思う。 ストーリーテリングが少しまどろっこしい。翻訳もこのような文章を翻訳するのは大変な作業だったとは思うが、知的障害のチャーリーの部分は少し適当にやり過ぎたと思う。 | ||||
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最近フジでユースケサンタマリア主演でテレビドラマ化した。僕は見ましたが、まあまあ面白かったです。鴻上尚史さんが色んな人にあげている本。内容は頭がよくなると、幸せになれるかといったような話。まあまあ面白いので、読んでみては? | ||||
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