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香港警察東京分室



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香港警察東京分室

香港警察東京分室の評価: 3.77/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.77pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(2pt)

テンプレ的な上層部批判、ご都合主義多い

上層部は保身主義で現場の命なんて、なんとも思ってないとか、むしろ死んでもらったほうがいいとかデタラメ書いてるけど、現場で死人でた方が責任とらされるのが日本でしょう。まあ、テンプレ過ぎ
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No.12:
(4pt)

魅力的な警官達、壮大なストーリー

香港警察の東京分室、さもありなむ。
魅力的なキャラクター達が、警察組織の閉鎖性を解りやすく描いている。単なる警察小説に留まらず、壮大なストーリーへと発展。これには意表を突かれた。『陰謀のヒロヒトコイン』に通じる面白さでした。
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No.11:
(5pt)

銃撃戦を生き残る分室の面々が、かるーく生き残る

香港警察東京分室と揶揄される「特殊共助係」が日港の警察官が、香港でデモを扇動したキャサリン・ユー元教授を追う。日中政府の思惑と中港関係、そして国際的な犯罪組織の抗争と、楽しいことがいくつも並ぶ。一国二制度が消える2047年問題と香港の警察官の矜持を描写するシリアスなシーンもあるが、基本的には独特なキャラが事件に対応し、日本ではありえないような銃撃戦を繰り広げる。そんなエンタメ小説の王道を行く作品である。シリーズ化されそうな予感もある。
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No.10:
(2pt)

こんな銃撃戦ないわ

香港と日本の警察が共同で事件を解決する部署という設定だけど、全然設定が生きていない。
香港側の中国という国と市民につくす警官という設定も表面的すぎるし、それぞれキャラ設定しているが全くストーリーにマッチしていない。

香港の自由の象徴の元教授が日本に逃げてきたという設定は面白そうだし、序盤は先のわからない期待があるのだが、いつまでたってもご都合主義の展開でエンタメ的な見方と割り切るにもきつい。

著者の作品はあたりはずれあるんだよな。
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No.9:
(2pt)

雑で強引な展開にがっかりでした

銃撃戦が全面に出過ぎてるし、中南海とか霞が関の話はざっくりし過ぎて、今ひとつストーリーに入り込めませんでした。
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No.8:
(5pt)

楽しめた

この人の本は「土漠の花」だったかな、それ以来です。今回もすごく緊迫していて面白くてのめりこめた。銃撃戦が荒唐無稽とかありえないと思えない状況が台湾有事でありそうな昨今では日本でも大規模な銃撃戦が起こってもおかしくない。平和ボケしてる間にすぐそこに危機は迫っている。元ヤンキーとか暴力団と知り合いの登場人物も個性があって引き込まれた。水越管理官かな官僚にしては魅力的。現場に骨のある警察官がたくさんいると嬉しいんだがと思ってしまう。設定は現実的にはありえないが、中国の警察がすでに入り込んでる日本としてはどうする。直木賞をおしたが他の人がとってしまった。
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No.7:
(5pt)

対岸の火事「香港問題」を力技で日本に転送した問題作

最初、設定が複雑すぎてついて行けず、登場人物も多すぎて何が何だかわからなかった。しかし、中国人犯罪組織同士の抗争に巻き込まれたところで、何がどうなって誰が何を考えているのか少しずつつかめてきた。あれこれへたな説明をするより、こうしてイベントで理解できていくというのは、荒業だけどいいね。
 日本国内とは思えない大事件が起こるが、まあフィクションなんだからいいじゃないの。で、超タヌキな変わり者管理官とか、超絶殺人技を駆使する女性警官とか、筆者お得意のキャラクター造形が張キリしてくる。こうなれば「機龍警察」ファンにはおなじみの展開。
 対岸の火事みたいな香港問題を、無理やり日本に持ち込んだ力業、さすがです。
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No.6:
(4pt)

作者お得意の

警視庁内に設けられた香港警察との合同捜査チームが、日本に潜伏している反政府デモを扇動したされる民主活動家の捜索と確保を目指す警察アクション小説。

香港の政治的背景をベースにしながらも、在日中国人の犯罪グループとの派手な銃撃戦や反目しつつもお互いを認め合う特殊共助係りのメンバー達など、徹底してエンターテインメントを追求しているように感じました。
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No.5:
(5pt)

異色の警察小説。

ひょうきんで、おとぼけ会議はコミカルでシニカルで意味深で。
あのカーリング、もぐもぐタイムを彷彿させる。
と思いきや、突如、ドンパチが始まって、緊張が走る。
日本と香港の警察が協力するという「特殊共助係」という警察組織。
2019年の香港逃亡犯条例改正案の反対デモは記憶に新しい。
”政府ではなく国民に尽くす警官”とは。
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No.4:
(3pt)

翻訳特殊部隊モノ以上の弾丸量

前作「脱北航路」では隠れテーマとして、かの国と日本ではどちらが異常なのか、を読者につきつけた作者は本作では「一国二制度」下での香港と大陸、日本の特殊な関係を描いています。

「自由はあるが民主はない香港」を大陸から守る運動の中心であった大学教授は殺人の罪を着せられ日本に潜伏しているようで、日本と香港の合同捜査隊が捜索を開始します。まずは両陣営の相手を全く信用できない心理戦、そしてそのあとの銃撃戦がとにかくものすごくほとんど戦争状態以上になっています。

もちろん鉄則として「敵の弾は(ほとんど)当たらないが、味方の弾は(ほとんど)当たる。」ですのであまり心配はいりません。

部署の継続、登場人物のキャラクターも濃く描かれているうえに最後に次のターゲットも示唆されていますのでシリーズ化は間違いないと思われます。
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No.3:
(3pt)

荒唐無稽ではあるが・・・

香港雨傘革命に関する事件を捜査するため、香港と日本の合同捜査チームが組成される。
反りの合わない日香の捜査チームメンバー。
みんな一癖も二癖もあるメンバーだが、徐々に「危険な真相」に迫っていく。
果たして捜査の結末は、、というストーリー。

中国が秘密裏に外国に捜査機関の支所を置ていたことが国際的な問題になっており、時宜を捉えた作品になっています。
設定自体がかなり荒唐無稽なのと、途中の銃撃戦の規模も大きすぎてやや興醒めであったが、最終盤に向かうにつれて物語も引き締まってきます。
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No.2:
(5pt)

文句なく面白い

登場人物が魅力的な警察アクションplus若干の香港の政治フレーバー。
月村ファンならハマると思います。
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No.1:
(4pt)

「機龍警察」の流れを汲むポリスアクション

月村了衛は得意とするフィールドが広い。時間軸でおおまかに分類しても時代小説(「コルトM1851残月」他)、昭和史もの(「東京輪舞」他)、現代小説(「非弁護人」他)そして近未来を舞台とする氏の代名詞とも言える人気SFシリーズ「機龍警察」など、どのカテゴリにも水準以上の作品を上梓している。
本作はこの分類で言うと現代小説に属するが、作品のカラーとしては最も「機龍警察」に近い。

増加する国際犯罪、特に返還以来中国が支配力を強める香港などから流入するアジア系犯罪に対処するため日本・中国が協力して東京に設立された「特殊共助係」。聞こえこそいいがメンバーは香港警察・日本警察が半数づつで構成され、トップも双方から同格者がひとりづつ。素人考えでも有効な組織とは思えず、縄張り意識の強い日本警察からは「香港警察東京分室」とやっかい者扱いの上、香港(中国)側はその真意がうかがい知れない。
この背中を預けるはずの同僚ですら完全には信じられないまま、一歩間違えれば国際問題に発展しかねない事案に対処しなければならない警察官たちの群像劇、という構造が「機龍警察」に近似しているのだ。

もっともアニメの主役メカに近い〈龍機兵〉の活躍する「機龍警察」とは異なり、一国二制度の有名無実化政策に揺れる香港の在り方が底に流れる本作は言わば”生臭さ”が非常に強く、バランスをとるためか場面の多くを占める捜査会議でも深刻さより各キャラのインケン漫才とでもいうような色合いが目立つものになっている。

事件は香港民主化の女神と言われ、現在はほとんど活動しない(できない?)状態になっているアグネス・チョウ(周庭)がモデルと思われる民主化デモの主導者の争奪戦といった感じで、メカアクションの代わりに壮絶な銃撃戦が展開されます。
いくらなんでも市街地で、それも複数の内戦レベルの銃撃戦(もちろん警告射撃など一切ナシ)は、どう理由づけしようがメンバーはおろか警察トップがダース単位でクビを飛ばされる事案だと思うのだが・・・そのあたりに目をつぶれば(笑)、特に「機龍警察」のファンの方にはおすすめのポリスアクションです。
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