■スポンサードリンク
熱風団地
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
熱風団地の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いわゆる「巻き込まれ系」ですな。 この作者お得意の、刑事・元軍人・元極道みたいなプロが主人公のハードボイルド…とは趣向が違うけど、これはこれでテンポよくて面白かったです。リアリティも感じました。主要人物2人がいいですね。最近の大沢さんは、主人公とバディになる人物を「マッチョで強い女」にするのが気に入ってるのかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人口減少が続く日本では、外国人労働者を、どうやったら日本人社会が受け入れることができるか、というのがこれからの大きな課題となるだろう。日本人の常識や価値観が通用しない場所として、作者は「アジア団地」という外国人コミュニティーを設定した。千葉県にあるのに、そこでは日本人の方が少数派で、「自治会」とよばれる組織が牛耳っていた。その背後には中国が。 そこに、東南アジアの小国「ベサール」の王子が隠れている、という情報がもたらされ、真偽の確認と王子の保護のために、佐抜とヒナが派遣される。国際情勢の微妙なパワーバランスを考慮して、日本政府は何もしなかった訳ではないという、国際社会に対する口実になるように民間人の二人を使って事態の打開を図る。まるっきりの使い捨ての駒となっていることを承知しながら、二人はアジア団地で奮闘する。 ヒナはベサール国籍だが、佐抜は大学でベサール語を習っただけという、フリーのツアーコンダクターでしかない。プロのエージェントではなく、訓練も受けていない民間人が、どうやって王子を保護するか。プロ同士の緊迫した駆け引きとは別の、素人の不器用さをハラハラしながら見守るという、今までにない、ドキドキする感じが新鮮だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題が面白く興味を持った。読んでみると展開のリズムよく、主人公の掛け合いも面白い。 官と民との思考の相違も織り込まれ一気に読み進むことができた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本当にある国なのか調べてしまうほどリアリティのあるストーリー。大沢さん作品はすべて拝読していますが最近は特に国際色が強くなってきていると感じました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!