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薔薇荘にて
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薔薇荘にての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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1910年という、推理小説史でも初期に発表された本作は、シャーロック・ホームズが活躍していた、イギリスの月刊誌『ストランド・マガジン』に連載されていたこともあり、かなりホームズを意識した作品となっています。 しかし、完全にホームズのイメージを脱却できたわけではなく、推理小説におけるワトスン役の配置や、犯人逮捕までと事件の変遷を回想として紹介する手法など、似通っている部分もあります。 しかし、アノー探偵の心理的探偵手法に見られる新たな試みは、その後アガサ・クリスティの創り出した名探偵エルキュール・ポワロによって完成を見ることとなります。 フェアプレイの観点から、納得できない点も見受けられますが、そこはご愛嬌。黄金時代への過渡期の中の一作として、クリスティファンの一人としても読んでおくべき一作です。 | ||||
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