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逆転のバラッド



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【この小説が収録されている参考書籍】
逆転のバラッド

逆転のバラッドの評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

戦うには遅すぎる、平伏するには早すぎる

都落ちしたうえに妻に去られた傲慢な新聞記者、改装費用の捻出に苦しむ銭湯経営者、父と妻の軋轢におののく古道具屋、流れ者で元・反社組織出身の銭湯従業員がおおよそ還暦を迎えて、来し方行く末を漠然と考えてはいますが、ではどうするか、がわからない、という状況のなかで突然「外敵」が現れました。政治家、実業家、銀行、実行犯までつながった「巨悪」に立ち向かうために「知恵」を集めて「勇気」を絞り出しました。

小説としては完全な「勧善懲悪」モノですが、善の側のキャラクター説明は十分なのですが、悪の側からの肉声がほとんどなく悪の悪たる造形が弱いことが残念です。そして、この手の小説の常道である「都合よく助けてくれる人物」も多数です。

大どんでん返しとまではいきませんが、ブレずに直球勝負してラストはよかったです。

でも・・・「税務署」は必ず調査してお金の出どころを追求する気がして仕方ありませんでした。
逆転のバラッドAmazon書評・レビュー:逆転のバラッドより
4065306396

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