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連鎖



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【この小説が収録されている参考書籍】
連鎖 (単行本)

連鎖の評価: 4.38/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1~20 1/2ページ
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No.26:
(4pt)

中だるみなし

700ページほどある文庫ですが、中だるみすることなく最後まで読ませてくれました。物語の中に出てくる刑事の方が面白く関西人だなと思わせてくれます。
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4120055949
No.25:
(4pt)

黒川作品は面白い!

あっという間に読み終えた。
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No.24:
(5pt)

追跡!

途中ですが面白いです!
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No.23:
(5pt)

やっぱ刑事ものは黒川さんやなあ

文庫にして700ページほどの大作だが、文字通りの一気読み。ああ、面白かった。黒川博行の作品は
特に長編はすべて読破していると思っている黒川ファンの私は彼の作品が文庫化するのをいつも鶴首
しているが、この作品も期待に十分応える、いや期待以上の傑作だ。大阪府警京橋署の暴犯担当の
磯野、上坂コンビは妻が提出してきた食品卸会社社長篠原の捜査願を担当することになるところから
物語は始まる。疫病神シリーズや、堀内・伊達コンビシリーズと違ってこの二人が暴力を駆使することは
全くない。人使いの粗い上司にぶつぶつ言いながら地道に捜査を続ける。ディーテイルに拘り、専門知識を
散りばめながら黒川ワールドが展開されていく。ああ、刑事の捜査ってこうやって進めるんだって随所で
納得しながら、黒川作品ではつきものの大阪弁のやり取りにくすりと笑いながらあっという間に読み終えた。
やはり刑事ものでは黒川さんやなと再確信する。次はいつ新しい作品が文庫化されるんかなあ。
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No.22:
(5pt)

黒川さん安定の警察バディ物小説

いやいや、相変わらずの黒川さん得意の警察バディ物小説です
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No.21:
(5pt)

抜群にオモロイ「間」が伝わってくるんです

私は黒川さんの大ファンです。文庫になった作品は全作読んでます。今回も「関西」独特の「間」がいたるところで伝わってきます。その「間」が絶妙で最高に面白いです。ここまで文章から「間」が伝わってくるのも珍しいと思います。
しょーもないやりとりでも「間」で笑わされる、というか「ニヤリ」とすることが多いです。それぞれニュアンスの違う
「間」がふわりと襲ってきます。そんな気がしてます。
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No.20:
(5pt)

面白い

安定の面白さ。大阪の雰囲気が濃厚で話に引き込まれてゆく。事件の詰めもきっちりしており読み応えあり。
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No.19:
(3pt)

上坂勤ちゃんがいい

初めての黒川作品

出てくる男女悪人共は、まあ、あちらの世界ではよくいる輩なんだろうし
想像もできた。上から下っ端までの階級の典型的悪い奴らね。

それより
私は日本の警察の捜査活動がどんなもんなかしらないんだけど
本当にこれほど「不眠不休の滅私奉公」(上坂勤ちゃん弁)してくれてるんなら
頼もしいんだけど。

こんなには、やってくれてないと思うよ これは刑事の理想像ね

家族が手形詐欺というか殺されて山に埋められててもここまでは探してくれないと思った

ストーリー的には珍しくないし、悪人のパターンもどれも良くあるタイプ。
(私的希望では、悪人の中にも一人くらい黒く光る奴がいるのが好き♪)

でも、一気読みできたのは勤ちゃんのキャラ
 小太りの痛風持ちで埒も無い事を良くしゃべる
 いつの間にか相手を自分のペースに引き込んで、質問も的確
 アイデンティティーを持ったデブ

お友達になりたいわ~

他の作品にも登場しているみたいなので、早速読んでみようっと
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No.18:
(5pt)

これこそ、黒川作品

やっぱ黒川さんは、おもしろい。  面白い感性は人 それぞれなのでなんともいえませんが、僕は一気に読ませる力がある小説だと思ってます笑

真山さんも面白い本があるのだが たまに読むのがしんどくなるものもあります。  ですが、黒川さんのは一気に読ませるものがおおい  短編集はあまりですが笑

今回もやりとりや、展開がいい。 内容は書けませんが、ま 読んでみてください。
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No.17:
(4pt)

またしても面白い

AIでもロボットでも良いので、年に10冊くらい出して欲しいくらいだ。
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No.16:
(5pt)

テンポの良さ

著者らしい会話のやり取りを楽しめる一方、構成もしっかりしていて飽きずに展開される読んでいて楽しい作品。
キャラクターの際立たせ方も特異な手法をいかんなく発揮しており、分かりやすいと同時に親しみやすい。
警察署内の人間関係も、一見仕事をしない同僚や上司がページが進むにつれて実は有能な面を垣間見せて、広がりがあるのも良い。
登場人物の映画の造詣の深さやマージャンの様子なども、くどさと紙一重ではあるが、人間味を感じさせるキャラクター設定になっている。

一つの事件のきっかけから、他の殺人事件まで大掛かりに広げながら上手く畳む手法はお見事。
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No.15:
(4pt)

読みやすい描写で、サクサク読めました。

二人の刑事で裏取り捜査を続けるうちに色々と分かってくる展開ですが、その合間の二人の話の掛け合いが
軽妙で、テンポよく進んでいく内容でした。
捜査の合間の様々な食事や麻雀の描写が大きな割合を占め、重くならずに話が展開していくところが魅力ですが、それでも二人の刑事をはじめ、周囲の警察官たちの責任感と仕事熱心さがしっかりと
描かれています。
捜査の話ばかりではなく、捜査中のそれ以外のところもしっかりと描いているところが
本作の特徴でしょう。
そのことにより、刑事たちが正義感だけで動いているのではない、普通の人でもあることが伝わって来る
内容でした。
捜査の大きな手がかりとなるNシステムですが、車の移動を監視出来るものなので、
欧米などなら国民はもちろん、法曹界からも受け入れられない制度ではないだろうかと思いました。
そのあたりに関しては、文化や価値観の違いが大きそうです。
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No.14:
(4pt)

秀逸作品

大阪という都市の描き方、コメディとサスペンスの同居。やはり黒川さんの作品は秀逸です。
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No.13:
(5pt)

和歌山が登場するのが嬉しい。

和歌山が例え多少でも、小説の中に登場する作品は珍しいので、和歌山在住の者としては、嬉しいと思いました。直筆サインも入っているので、読んだら終わりやのうて、大事に保管しておこうと思いました。黒川先生の作品は、ドタバタコンビの作品が多いので、この作品もそういった作品なので、素直に、面白かったです。
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No.12:
(3pt)

薄味

シンプルな薄味です。
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No.11:
(5pt)

大阪のレナードだと思っている

もしこれが東京設定で、標準語の会話で、雑談や食事や麻雀シーン抜きの物語であったら、さぞつまらなかっただろう。犯行の全体図は早々に「連鎖」しながら明らかになり、あとはどう詰めていくかだけのストーリー。そこに主戦場と同じほどの分量の無駄話を大阪弁でぶち込んでくるのが黒川流の常套手段で、失敗すればただ散漫になるだけだが、今回もそれが奏効して緩急自在のエンタメ作品となっている。私は勝手に大阪のレナードと評している。上坂のバディものはこれで3作目のはずだが、相棒が誰になっても、しばらくすると映画オタクで痛風持ちの上坂しか印象に残らないのが、瑕瑾か。
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No.10:
(5pt)

不真面目のようで真面目なコンビ?

会社社長の捜索願を受理したことから、大きな事件の闇へと繋がっていく捜査状況を描いた警察小説。京橋署の上坂・磯野コンビが大活躍する。

登場人物のキャラクターや互いの関係性、更には事件の状況までもが、テンポの良い会話だけで理解させてしまうような筆者の手腕は流石です。物語展開は地味かもしれませんが、読ませます。

それにしても515頁の角谷刑事の返しのセリフなんて、絶対にこの筆者じゃなければ書けないと思いました。笑いました。
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No.9:
(5pt)

相変わらず、テンポが良い

黒川さんの他の作品にも通じるが食べ物屋の描写がうまく、良いアクセントになっている。この作品は暴力的なシーンも少なく、ただ刑事の苦労とその仕事における最低限のプライドが垣間見える作品。
あまりストレスなく一気に読み終えることができた。
個人的には果鋭などのシリーズものが好きだが、こちらの方もなかなかプロ意識をもった刑事物として飽きずに読了出来ました。
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No.8:
(4pt)

久しぶりに満足出来た黒川作品

作者の過去作全て読んでいるものです。
ここ最近の疫病神シリーズ、相棒シリーズ共にお使いミッションや過去の類似事件簿コピペ乱発の手抜き構成にああ作者終わったな、と思っていました。
しかし今作は一つずつ要素を積み上げていきながら物語が自然な形で進行していく王道の刑事ミステリーとして読み応えがあり楽しめました。
また終盤には手抜き系上司と思われた人物の覚醒展開などもあり熱くなれました。この覚醒展開は黒川作品には非常にレアで、総じて登場人物のキャラクターは終始設定に基づいて進行し良くも悪くも物語の初めから終わりまで変わることがないのが常でした。
大阪脱力感の感じられるキャラクターたちも15年前前であれば新鮮にも感じられましたがそれももう飽き飽きでしたので、やはり終盤によもやという覚醒展開があると感動をおぼえました。リアリティを追求しているのでしょうが、そここそが若干のフィクションを注入して物語に厚みを持たせて欲しいところです。
また登場人物の描写…特に上坂の映画蘊蓄はもう古臭くくどくまた映画の描写も浅く薄く面白みがなく読み飛ばしました。毎回毎回多くの映画作品とその内容について触れるものの、基本的に上坂がひとりで捲し立てて相棒が流す、というだけ。会話の膨らみもそこからの広がりも何もない。おんなじパターンだしこっちはそれらの映画も見ているしで何も面白味がない。たまにはそれが伏線になったり犯人の動機に結びついたりなど何か意味を持たせて欲しいところ。ただ空いたスペースに放り込んで枚数稼いでいる背景までが透けて見えて正直白ける。
また作者はもう相当ご高齢で致し方ないところとは思いますが作品内に一才ソーシャルメディアの利用、影響についての描写がないなど不自然すぎる点が散見されるのでもう少し価値観とトレンドのアップデートが欲しいところ。
また作者の最近の書き方は冒頭にドーン!と複雑リアルしかしまるで面白みのない新聞記事などを長々読ませて読者に理解を求め、そのまるで面白みのない事件の内容を追っかけていくという手抜き丸出しの構成が多く辟易としていましたが、本作は少しずつ事件の内容が明るみになっていく点が面白かった一方で、どんでん返しや意外な展開はまるでなかったので意外なスリルがあればよりよかったとおもいます。
総じて2,200円以上の楽しさがありました。今後も期待しています。
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No.7:
(5pt)

ハードカバーの美装がすばらしい。

私の生活圏がどっぷり黒川作品のど真ん中にあり、そこの道路の幅、川の臭い、建物の雰囲気まで浮かんでくる。私は環八や道玄坂と言われてもピンとこないが黒川作品はどれを読んでも「しっくり」くる(文中にあった東大阪の八尾に住んでいる・・はご愛敬だが)。この作品は「疫病神シリーズ」や「悪果シリーズ」のような派手さは無いものの、独特の「掛け合い」と「グルメ」をスパイスに怠け者のようで非常に優秀な刑事の活躍が見事で痛快である。
このあたりは読者誰もが思うことだろうが、ここ数年のカバーイラストは奥様が手掛けているようで非常に素晴らしく私はハードカバーを買う値打ちはしっかりあると思う。特に今作の画装は前作のシンプルながら美しく書棚を飾ってくれておりこの点でも非常に満足している。
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