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麻薬密売人
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麻薬密売人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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「冬はまるで爆弾をかかえたアナーキストのように襲いかかってきた」という出だしからはじまる物語り。 詩文のようなところがあるのは翻訳のせいか。 訳者は出来がよいと自賛しているが、むずかしい言葉を選んでいるのはいただけない。 キャレラは銃撃されるし、捜査主任のバーンズは息子の麻薬使用に悩んだりであったが、終わりよければすべてよし。 | ||||
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講談とか浪花節みたいなノリに感じる。 翻訳者陣が、私の父の年代の人だから、そういうノリになるんだと思う。 残酷なスタートから、大団円。その終わり方は、西部劇みたい。マカロニウエスタンではない、かといって、ジョン ウェインの能天気なノリでもない。 で、わたくしはノレないか、というと、 講談も浪曲も大好きなんで、ノレてしまう。 ちょっと止められないすよ。 ただ、おススメはしません。 | ||||
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訳者は故人ですしあまり悪くは言いたくないのですが、個人的な感情移入が強く、突然九州弁が飛び出しました!これはアメリカの小説であり、ちょっとやりすぎでは?この小説のお約束でもある、ひらがな表記が多すぎるのと、会話のシーンが下品でイラっとします!この訳に馴れないことにはシリーズを読み続けられないので、小説の面白さに焦点をおくしかないでしょうね! | ||||
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冬の町で自殺らしい死体が発見され・・・というお話。 最初は自殺に見えた事件が麻薬絡みの犯罪になり・・・という展開ですが、そこに刑事の家族の問題や同僚刑事との関わりを絡めてなかなか読み応えのある小説になっております。 特に主人公級のキャレラ刑事が瀕死の重体になるというシリーズ好きにははっとする展開もあり、緊迫します。未だに解決していない人種問題も出てきて社会派風になる所も好感度大です。 ただ、この後の飛躍を考えると、まだ小粒な感は否めないとも思いました。なので☆はこういう風にしておきました。すいません。 麻薬や人種問題を扱った習作。お暇ならどうぞ。 | ||||
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シリーズ全作品を読んでからの再読後のコメント。やはり初期のハヤカワの特徴だが、訳が良くないというか玉石混合。下手とかではなく、俗語を多様した表現が陳腐に感じられる。McBainは会話が少ない作品が多く、台詞ではなく独白のようにもかんじられる第三者のみ目線の部分が多い作品が見受けられ、その場合気になってしまう。訳者が存命なら再訳、そうでないなら新訳希望。戦後から1960年代前半の俗語より通常後会話の単語の方がリアルな味がでると思う。 | ||||
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警察のお偉いさんの息子が麻薬中毒になる。どうしましょうってよくある話ですが、ここバーンズ家では部屋に閉じ込め医者を呼んで治療を試みる。親父が出勤中に母親に甘えた声で開けてくれと頼む息子。開けちゃいかんとハラハラしてたら、はいはいと開けてくれた母親の手には拳銃が・・。さすがアメリカ、すげーな。日本の母親だと何を持ったら絵になるのだろうか。 | ||||
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かなり古い本で、黄ばんでいましたが、予想通りだったので、問題ありません。 しかし、その旨あらかじめ記載していただいたほうがより親切だと思います。 | ||||
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87分署シリーズ中の一作。街(New Yorkを模している)を擬人化して描写するキザな冒頭、野卑な会話と煙草とコーヒーの香りが充満する刑事部屋、そして定番ではあるが刑事達のチームワーク。後の警察小説、TVドラマに大きな影響を与えたシリーズである。 本作は題名通り、麻薬密売組織に迫る刑事達の姿を追ったもの。小物の「麻薬密売人」から次第に大物へとターゲットが拡がる展開が見せ所だが、驚くのは作者がウラの世界の用語に通暁している点だ。ヤクに関する専門(?)用語もポンポン出て来る。そして、それを訳者の中田氏が平気で訳しているのは更なる驚異。この訳のおかげで物語に迫真性が出ているのは言うまでもない。 キャレラの陥るピンチなども含め、全編に緊迫感溢れるシリーズ初期の秀作。 | ||||
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87分署シリーズ中の一作。街(New Yorkを模している)を擬人化して描写するキザな冒頭、野卑な会話と煙草とコーヒーの香りが充満する刑事部屋、そして定番ではあるが刑事達のチームワーク。後の警察小説、TVドラマに大きな影響を与えたシリーズである。 本作は題名通り、麻薬密売組織に迫る刑事達の姿を追ったもの。小物の「麻薬密売人」から次第に大物へとターゲットが拡がる展開が見せ所だが、驚くのは作者がウラの世界の用語に通暁している点だ。ヤクに関する専門(?)用語もポンポン出て来る。そして、それを訳者の中田氏が平気で訳しているのは更なる驚異。この訳のおかげで物語に迫真性が出ているのは言うまでもない。 キャレラの陥るピンチなども含め、全編に緊迫感溢れるシリーズ初期の秀作。 | ||||
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エド・マクベインのあまりにも有名な「87分署」シリーズ第3作。このシリーズや、これも有名な「マルティン・ベックシリーズ」も、よく比較されることがあるように、個性豊かな刑事たちによる地道な捜査を描く、推理小説の中でも「警察小説」と分類できるジャンルである。両方とも、最初は「地味だなぁ」と思うが、2、3作目ぐらいで、ハマっている自分に気づく。あとは順番に読んでいくのみだ。私もいつの間にか、この3作目あたりで本格的に主人公キャレラたちに感情移入しはじめた。地味なだけにとっつきにくいかもしれないが、これはハマればハマるのである。クリスマスを控えたアイソラ(87分署がある架空の街)。麻薬の密売ルートを追うキャレラだが、中心人物は一向に明らかにならない。一方、彼の尊敬する上司は、ささいなことから自分の息子が麻薬に毒されていることを知る。皮肉なことに双方がつながって、ようやく中心人物に的を絞ることが出来た87分署だが、それは余りにも危険な人物だった・・・。この作品で、キャレラは50作以上続いているシリーズで最初のピンチに見舞われる。危うしキャレラ! | ||||
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エド・マクベインのあまりにも有名な「87分署」シリーズ第3作。 このシリーズや、これも有名な「マルティン・ベックシリーズ」も、よく比較されることがあるように、個性豊かな刑事たちによる地道な捜査を描く、推理小説の中でも「警察小説」と分類できるジャンルである。両方とも、最初は「地味だなぁ」と思うが、2、3作目ぐらいで、ハマっている自分に気づく。あとは順番に読んでいくのみだ。 私もいつの間にか、この3作目あたりで本格的に主人公キャレラたちに感情移入しはじめた。地味なだけにとっつきにくいかもしれないが、これはハマればハマるのである。 クリスマスを控えたアイソラ(87分署がある架空の街)。麻薬の密売ルートを追うキャレラだが、中心人物は一向に明らかにならない。一方、彼の尊敬する上司は、ささいなことから自分の息子が麻薬に毒されていることを知る。皮肉なことに双方がつながって、ようやく中心人物に的を絞ることが出来た87分署だが、それは余りにも危険な人物だった・・・。 この作品で、キャレラは50作以上続いているシリーズで最初のピンチに見舞われる。危うしキャレラ! | ||||
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