■スポンサードリンク


エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)

エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人の評価: 3.82/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(5pt)

エリザベス女王が探偵役を務めるという発想がユニークです。

エリザベス女王が探偵役を務めるという発想がユニークです。また女王の手足となって活躍するローズも面白い存在です。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.10:
(4pt)

意外に読み応えあり

イギリス人って、女王や王室を茶化すの好きだからなぁ…女王ご自身がパロディ好きなお方だったらしいし…で、これはどんなパロディなのかな、と思いつつ繙いてみると…
あら、びっくり! 軽いスナックと思いきや、どっしり濃厚なチョコブラウニーでした。食べ応えあり過ぎてお腹パンパン。味も本格的。ご馳走さまでした~
ユーモアもそこここにちりばめられてはいますけど、ゲラゲラ大笑いするようなものは少なく、多くは気付いた人だけがクスッと笑える類いのもので、2016年当時の国際情勢を思い出しながら読むと、楽しいです。安部元首相もチラッと登場しちゃいます。
翻訳家さんは大変だったろうな、と思います。皮肉のツボをちゃんと押さえた良い訳文で、丁寧に訳注も入れて下さって、思いがけず重い本でしたが、すいすい読めました。感謝したいです。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.9:
(3pt)

女王陛下の奥ゆかしさに好感

フィクションなのに、ディテールのしっかりした調査でどこまでホント?と思わせてしまうところが、新鮮でした。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.8:
(1pt)

う〜ん‥

原文がそうなのか、訳者があれなのか分からないが、50ページ行かないうちにリタイアしました。この苦行の先に「面白さ」があるのかもしれないが、もう暫くは読み始める気にはなれないです。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.7:
(4pt)

訳題を真に受けたら肩ッすかしを喰うかもよ?

邦訳タイトルをみて
女王陛下がシャーロック・ホームズよろしく天眼鏡片手に
事件現場を探索したり、
ジェシカおばさんみたいにズケズケ踏み込んだりすると思ってる人!
この本は、多分あなたの期待外れに終わりますよ。
下々のモノたちに指図して集めた情報で真相へと向かう陛下の姿は
世界一高貴な"安楽椅子探偵"。
大人の味わいのミステリを期待するひともご用心!
謎解き自体は、どちらかと言えば平凡。
普通なら短編か中編の枚数でカタが付きそな事件を
英国人気質や王室のトリビアを絡めてゆったりさせてる感じ。
ソッチ方面に興味ありな人向け?
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.6:
(4pt)

時宜を得た作品

おりしもエリザベス女王が亡くなった。だからという訳でもないが、早速取り寄せて読んでみた。
面白いと思う。舞台はオバマ大統領夫妻が訪問した当時となっているので、2011年か。
ウインザー城内で起きた殺人事件に女王は心を痛め、女性の秘書官補を使って真相を探るというものだ。
もちろん、日本のサスペンス番組でよくある、崖の上で名探偵役が関係者一同を集めておいて真相を明らかにするなんて設定ははなから考えられていないので、そういう場面を望んではいけない。
あくまでも女王らしく、事態を解決に向かわせるように努めるだけなのだ。
それでも、最後の最後でホロっとするような場面が用意されており、読後感は良い。オススメである。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.5:
(2pt)

ミステリーではない

ミステリーとしてはつまらなかった。キャラクターはしっかり立っているし、描写も丁寧なのだけれどイギリス王室をメインに書いているのでいかんせん回りくどい。謎解き要素皆無。

エリザベス女王や王室が殺人事件に巻き込まれ周りを手玉にとって解決策するという話として読むのであれば、面白いとは思う。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.4:
(5pt)

エリザベス女王とイギリスがさらに好きになる

アガサ・クリスティが今のイギリスを題材に書いたとしたら、こういうミステリーを書いたのではないかと思わせる本。短くはないが、一気に読まされる。忙しい公務の合間を縫って、臣下の立場に気を使いながら、目立たないように事件の処理をされるところに、エリザベス女王のお人柄がよく出ていて、女王が大好きになってしまう。読んでいる最中にご逝去のニュースが流れて、親しい方が亡くなられたような気持になった。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.3:
(5pt)

日本にはない思いつき

実在する女王陛下が探偵として事件を解決する、日本では有り得ないミステリー。女王陛下の観察力と洞察力に感心しながらもワクワクしながら読みました。
ラストに近づくにつれてページをめくる手がもどかしく感じられました。
英国贔屓なので、この手の本を欧米もっと読みたい
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.2:
(5pt)

最高にわくわくする!

訳者の方のお力もあると思いますが、非常に軽妙な文体かつリアルな描写で「ありそう」と思わせる設定です。主人公だけでなく登場人物ほとんどが魅力的だし、私は非常に速読にもかかわらず丸2日かかって読み終えるくらい読み応えがありました。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X
No.1:
(4pt)

英国そのものが感じられるとても大人のミステリ

「プラチナジュビリー」の後、「ロンドン・アイの謎」(シヴォーン・ダウド)という爽快な英国ミステリを楽しみ、今回「エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 "The Winsor Knot"」(S・J・ベネット 角川文庫)を読み終えました。世界の中、英国もまたコロナ禍を含む様々な国内事情を抱えながらも英国らしい立ち位置を常に確保していますね。
 2016年4月。ウィンザー城にて女王主催の晩餐会が開催された翌日、晩餐会に招かれたロシア人ピアニスト・ブロツキーが殺害されて発見されます。箝口令が敷かれ、ロンドン警視庁、MI5が捜査を開始しますが、犯人にたどり着くことができません。そこで今回のホームズ役、エリザベス二世が、秘書官補・ロージーをワトソン役に使って、バックグラウンドで捜査に乗り出します。ナイジェリア出身のロージーのアクションが、このミステリを堅苦しいはずの王室の外へと開放してくれます。<Who-Done-It>と<Why-Done-It>に関しては、ケレン味のない形で、論理が明確にされていると思います。少し地味ですが。
 しかし、このパズラーの新しさは、その論理よりも、終盤の謎解きのプロセスにあるのだと思います。よって、そのことについて語ることができません(笑)。ディック・フランシスが引き合いに出され、途中、ル・カレかと突っ込みをいれたくなるような物語の流れもあって、とても楽しいミステリに仕上がっています。

 「プラチナジュビリー」に於いて、最も心を動かされたシーンは、アン王女のその騎乗姿にありました。凛然として、美しいその姿は、勿論イギリス女王・エリザベス二世から継承されているものなのでしょう。
 続編の翻訳を期待しながら、英国そのものが感じられるとても大人のミステリとしてお薦めできると思います。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)より
404111019X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!