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箱庭の巡礼者たち



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【この小説が収録されている参考書籍】
箱庭の巡礼者たち

箱庭の巡礼者たちの評価: 4.65/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 1~20 1/2ページ
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No.23:
(4pt)

ちょっとひねった連作短編集です。

恒川光太郎の本はほぼ読んでいますが、かなり凝った仕掛けの短編集で、全ての話が関連し合っていると言うのが最後の最後でやっと分かったりします。
箱庭の巡礼者たちAmazon書評・レビュー:箱庭の巡礼者たちより
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No.22:
(5pt)

この人の本は

いくらでも読める。
世界観が独特で表現も絶妙。
小説の醍醐味を感じます。
おすすめ。
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No.21:
(5pt)

恒川ワールド!

久しぶりに著者の作品を読んだ。

短編集とは言え、1話ずつの読み応えがある。
また、各話は微かに繋がっており、随所にニヤリとするような演出がある。

ラストはとても綺麗にまとまっていた。

異世界やパラレルワールドといった著者の作風が散りばめられており、
久しぶりに堪能できた。

素晴らしかった!
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No.20:
(5pt)

迅速な対応

迅速な対応、丁寧な包装ありがとうございます。商品も素晴らしく、満足しております。
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No.19:
(4pt)

箱庭世界の果てへ

1人の少年がひょんな事で手に入れた箱庭。
物語と共に箱庭世界は広がり続ける。終焉と再生の果てを目指して。
章ごとに場面が変わりながら、繋がりを保ちつつ物語は進んで行く。
気づいた頃には現実世界は何処へやら。
著者の中でもここまでハイ・ファンタジーな世界は今までになかったと思う。
それだけにクオリティはすごいが、追うのに疲れてしまった。
現実と幻想が見え隠れするくらいが個人的には心地良いのだが。

ただレビューが圧倒的に高いのは、有無を言わせぬ唯一無二な世界観とクオリティがゆえにと言うのも納得だ。
真の恒川ファンには渾身の出来なのだろう。
次は圧倒的な世界観にプラスして、ふと現実にも戻れるような要素を入れてくれたら、個人的には嬉しい。
次作も楽しみだ。
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No.18:
(5pt)

傑作

一度読み終えて、またすぐに読み返した。幼児期に空を見上げ、宇宙空間から俯瞰した自分を想像した、あの時と同じような不思議な感覚に襲われた。時空を超えた壮大なストーリーの世界の中に、あたかも自分が存在するかのような錯覚にも陥る。「中に別世界が広がる箱」「人間を襲わない吸血鬼」「時を飛ばす時計」「時限付きの強力接着剤」「千年間静止して観光地化された戦場」「一瞬で他人をプロファイリングするギフテッド」「不老不死の妙薬」「進化し続ける人工知能」などのアイテムが、恒川マジックによって光り輝き、そして最終的にはすべて繋がっていく。決してありきたりではない。「スズとギンタを追いかけてくる神輿」の何とも言えない異世界観と迫りくる恐怖は、恒川氏にしか表現できない、流石だ。読後はしばらく余韻に浸っていた。「スタープレイヤー」「ヘブンメーカー」もかなり好きだったが、超えたようにも思える。間違いなく傑作である。猛烈に続編を期待する。
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No.17:
(5pt)

とにかく読んでほしい

狭い世界から始まる不思議な物語。
複雑な世界なのに、文章は凄く読みやすく、常に続きが気になりすぎる状態。
予想外の展開に魅力的な様々な主人公や登場人物たち。
そして読後の圧倒的な満足感。
自分の想像力の幅が凄く広がったように感じる。
これ以上の本を探すのが難しいくらいの傑作です。
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No.16:
(5pt)

続きがあったら読んでみたい

恒川版火の鳥の様な物語で、楽しく読めた。
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No.15:
(5pt)

長編作品ナンバーワン

「夜市」以来、すべての恒川光太郎氏の作品を読んできましたが、本作は長編作品ナンバーワンだと思います。陳腐な表現になりますが、恒川ワールドに引きずり込まれる爽快感は氏独特ものです。奇想天外な物語なのですが、巧妙なストーリー展開と、無駄がなくかつ隙のない綿密な筆力で、さすが恒川光太郎だと再認識させられました。
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No.14:
(5pt)

幾つものエピソードが重なり合った壮大な物語

とてもワクワクしました。その世界観にドップリ浸って、読み終わるのが名残惜しい気持ちでした。
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No.13:
(4pt)

幻想小説

いつもの恒川ワールドから少し変わってきているよう。
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No.12:
(5pt)

やっぱり凄い世界感

やっぱり凄い世界感です。
小さな箱庭から、どんどん世界が広がっていきます。ひとつひとつの物語は、それ自体が完成されていて、楽しめるお話ばかりですが、全ては繋がっていて、長大なストーリーを形成しています。それだけ聞くと、よくあるストーリーと思いがちですが、その独特な世界観がとにかく凄いです。
読み始めたら、きっと恒川ワールドに引き込まれます。そして、恒川光太郎の他の物語も読みたくなる筈です。ご注意を。
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No.11:
(5pt)

お天道様が見守ってる。

恒川先生の本がまた新しく出てるのを知り購入しました。化物園など新作が沢山読めて今年はついてるなと思いました。

本作は6つの短編と5つの物語の断片がありどれも丁度いい長さで面白いです
帯には6つの世界と書いてあり世界という言葉がこの本の重要な要素だと思いました。
6つの世界なのでモチーフに六道輪廻とかもあるのかな?と思いました。

読んだ感想としては滅茶苦茶面白くて最初の『箱のなかの王国』から物語の断片まで最後まで楽しく読めて良かったです。
ただ『短時間接着剤』は接着剤を使った女性が盗聴とか平然とやっている感じがあって嫌だなと思いました。

登場人物も魅力的で『洞察者』の主人公とかいい人や面白い人も沢山出てきて良かったです。
ロックマンに出てきそうなシグマという名前のキャラクターが一癖も二癖もあって自分は好きだなと思いました。

とても面白いのでプレゼントとかにも良い本だと思います。
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No.10:
(5pt)

どれも独立した物語としてもすごく楽しめるのだが、それが不思議な繋がりをもって描かれているのもまた素晴らしい

数千年から数万年に渡る壮大な冒険ファンタジーで、著者の創造力さが際立つ素晴らしい小説だった。

箱の中にある不思議な王国の話から始まり、時空を超える銀時計や、天才発明家が作った短時間だけの接着剤の話、記憶力と閃きによる潜在意識でのプロファイリングをもった洞察者、ナチュラロイドという人工知能をもった有機ロボットたちが暮らす王国、鉱物化することで寿命がなくなる不死者の話など、どれも独立した物語としてもすごく楽しめるのだが、それが不思議な繋がりをもって描かれているのもまた素晴らしい。

幸せとは何か、生きることの意味、自分に与えられた使命といった答えのないテーマについても考えさせられる内容になっていた。

一つひとつの物語がどんな展開になるのだろう、次はどんな仕掛けがあるのだろうと、ワクワクする子どものような気持ちで読むことができたことに感謝したい。
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No.9:
(5pt)

不可思議な世界観ここにあり

復ッ活ッ!恒川光太郎復活ッ!
たった数ページで引き込まれる、常人には思いもつかないような不思議な世界。
胸があたたまるようなエピソード、ノスタルジー
これこそ正に、待ち望んでいた、誰にも真似できない恒川光太郎の小説です。

最近は現代的な話など挑戦されていたのを拝見してきましたが
やはりこの作風が唯一無二で一番大好きです。

金色機械や雷の季節の終わりに比肩する傑作。
読後は誰かに薦めたくなること間違いなし
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No.8:
(5pt)

数千年、数万年の時を越えて旅する者たちの物語

●物語は複雑に絡み合っている知恵の輪の様。まるでゴルディアスの結び目のように、中々ほどけな
い。それもそのはず、数千年~数万年の時を越えて紡がれ、かつ何度も輪廻転生を繰り返した人たち
の物語だから。
 本書は6つの短篇からなり、それぞれ主人公は異なるが、ほんのちょっとずつ共通なものが顔を出
している。それが短編の接着剤となり壮大なドラマに仕上がっている。
 著者本来の魅力であるファンタジックな世界観を強く感じるのは、やはり第一話の「箱のなかの王
国」でしょう。絵本の世界やジオラマの世界を旅している何とも言えない雰囲気を醸している。時空
を飛び越える冒険旅行に胸がわくわくです。できる事なら自分もその世界で暮らしてみたいと思わせ
る程である。
 そして最も感動的だったのは第六話「円環の夜叉」。悠久の時を越えて繋がった人と人の心の絆。
ラストは涙がこらえきれない程の感動でした。
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No.7:
(5pt)

恒川さん以外の何人も語りえぬ極上の物語

スタート時点(第一章)での世界観は、題名通り「箱庭」だったのに、ゴール地点では惑星規模に広がり、いい意味で突拍子もないネバーエンディング・ストーリーに昇華させた手腕に拍手喝采!凄いなぁ❣️
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No.6:
(5pt)

恒川版「火の鳥」

あまりの面白さに読み終わるのが惜しくなるような、巻を措く能わざる読書時間でした。
時間・空間的にあまりにも壮大かつ緻密。そして思いもよらない展開を魅せる創造性。なんといっても精緻かつ適切な文章力。
手塚治虫「火の鳥」と、小松左京「果しなき流れの果に」に比肩するような、自分の世界観が揺さぶられる一大絵巻でした。
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No.5:
(5pt)

素晴らしい本

6つの短編+短編をつなぐ断片
短編それぞれが、独創的かつ深みのある物語で、あっという間に引き込まれ、読み終えたあとには、異なる満足感がある。
こういう本に出会うと、本を読み続けてきて本当に良かった、と思う。こんな素敵な本を書いてくださった恒川先生に感謝です。
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No.4:
(5pt)

面白い

変わらずの恒川クオリティ。マルチバース的な手法を使って,短編で人の儚さを想起させ,短編の積み重ねで時代の潮流を想起させている。筆者の意図だと思うが,各話のつながりは非常に希薄で,読者に委ねる部分も多かったが,もっと各話が強く関わり合って,最終話で収束していくような構成で読んでみたかった。
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