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風のかたみ



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【この小説が収録されている参考書籍】
風のかたみ (朝日文庫)

風のかたみの評価: 3.88/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

好きになれる登場人物がいない

別の葉室麟の作品の文庫版あとがきで、”すべての葉室作品に言えることだろう。美しき心ばえを胸に、毅然として生きるひとびとが、どの作品にも登場している……。” とあったが、この作品には見当たらない。
 登場人物の中には物語の終わり近くになって、心と裏腹な行動をしていたと言葉で、あるいは手紙で明かすものがいる。
嫌われるような行動は、目的達成のためだった、えっそういうことだったのかなぁ、と読み返してみてもスッキリとは腑に落ちない。
目的を遂げた行動とか、最後の残した言葉が人々の心に残っていくのだろうとは感じられる。
 読者に”実のところはどうだったんだろう、”と色々想像させる作品ではあるけれど、好きになれる登場人物がいなかったので好きな作品にはならなかった。
風のかたみ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:風のかたみ (朝日文庫)より
4022649704
No.1:
(3pt)

女たちのすさまじい執念

本作はこれまでの葉室作品とは一風異なる味わいとなっている。上意討ちに遭って残された藩重臣の妻子たちの男および藩に対する復讐劇。女たちのすさまじい執念が見事に描写され、最後まで展開が読めないスリル感がある。葉室作品は相変わらず読みやすくて面白い。
風のかたみ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:風のかたみ (朝日文庫)より
4022649704

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