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風のかたみ
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風のかたみの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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文句なし | ||||
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葉室作品初めて読みました。 面白かった。セリフメインで進んでいくので読みやすい。1日で読み終えました。 ミステリー要素の強い密室時代小説です。 男の私は楽しく読めましたが、女性が楽しく気持ちよく読めるのだろうか、と思いました | ||||
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葉室氏の小説はこの本に限らず読みやすい文章で時代小説と共にミステリーがあり、中盤から終盤にかけては二転三転し引き込まれます。最期の真相に自分としては「えー」と言いたくなる真相でした。好きな作家の一人です。まだまだ沢山の作品を出して欲しいかった。 葉室氏は人は性善説を信じているかただったのでしょうか? | ||||
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伊都子は九州豊後安見藩の女医であった。漢方医の父に従い医学を修め、藩に大阪での蘭学修行を願い出たが女人が他国で学ぶことを許してはもらえず、願いを出し続けながら父の手伝いをしていた。そんなある日、目付け役に呼び出され、上意討ちにあった佐野了禅の家族7人の女人が住む白鷺屋敷へ住み込んで怪我人の手当てをしながら「生かせ」との命を受ける。また、藩の世継ぎの火種となりかねない子を誰か身籠っていないか調べよとも。もし誰かが身籠っていたなら藩は面倒を恐れて母子もろとも殺害するのではないのか、そんな恐ろしい事の手助けはとたじろぐと「白鷺屋敷での務めを果たせば大阪への蘭学修行を認めてやってもよい」との条件に受ける事に。いざ白鷺屋敷に赴くと佐野の妻きぬ、嫡男小一郎の妻芳江と娘の結、次男千右衛門の妻初、女中の春・その・ゆりの七人がそれぞれの思惑を胸にいづれは果てる命と息をひそめて暮らしていた。女人の屋敷に烏天狗の面をかぶった男が侵入して以来次々と屋敷に関係する男が殺されていく。犯人は?そして懐妊しているのは?助ける方法は?伊都子は藩の使いながら白鷺屋敷の女達の行く末を案じ生かす術を模索する。血を絶やさぬ女の戦。 | ||||
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別の葉室麟の作品の文庫版あとがきで、”すべての葉室作品に言えることだろう。美しき心ばえを胸に、毅然として生きるひとびとが、どの作品にも登場している……。” とあったが、この作品には見当たらない。 登場人物の中には物語の終わり近くになって、心と裏腹な行動をしていたと言葉で、あるいは手紙で明かすものがいる。 嫌われるような行動は、目的達成のためだった、えっそういうことだったのかなぁ、と読み返してみてもスッキリとは腑に落ちない。 目的を遂げた行動とか、最後の残した言葉が人々の心に残っていくのだろうとは感じられる。 読者に”実のところはどうだったんだろう、”と色々想像させる作品ではあるけれど、好きになれる登場人物がいなかったので好きな作品にはならなかった。 | ||||
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ミステリー風の時代小説。どうなっていくのだろうか? 不思議な展開。 ラストシーンを終えて・・・いろいろなことを思い起こすと、なぜかしら虚しい。 その余韻に浸っています。 | ||||
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あらすじ以外のことを書くと全てネタバレになりかねなく、 ネタの一つでもバレると面白さが無くなると思うので、 星の数だけ見て書評は読まずに買うのがいいと思う。 1日で読めてしまう、時代劇ミステリーです。 | ||||
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本作はこれまでの葉室作品とは一風異なる味わいとなっている。上意討ちに遭って残された藩重臣の妻子たちの男および藩に対する復讐劇。女たちのすさまじい執念が見事に描写され、最後まで展開が読めないスリル感がある。葉室作品は相変わらず読みやすくて面白い。 | ||||
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