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同志少女よ、敵を撃て



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【この小説が収録されている参考書籍】
同志少女よ、敵を撃て
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)

同志少女よ、敵を撃ての評価: 4.06/5点 レビュー 520件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全383件 41~60 3/20ページ
No.343:
(5pt)

良いです

良いです
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)より
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No.342:
(5pt)

滅茶苦茶アニメ化しそう

主人公の所属する舞台が女性狙撃手のみで編成された部隊で個々のキャラが特徴的のため、「このキャラ誰だったっけ」となることがなくストレスなく読める。
史実や実在の人物を織り交ぜた話の展開であり勉強にもなる。
話は長いが息をつかせぬ展開で3日で一気に読んでしまった。
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No.341:
(4pt)

人生で読んできた小説の中で1番良い

※ネタバレあり

普段は新書ばかり読み小説を嗜んでこなかった自分でも、この作品は読んでいてページをめくる手が止まらなくなるほど面白いものであった。序盤中盤のセラフィマの訓練、戦闘シーンは、シアトリカルでありながらも情景描写が丁寧で、訓練の厳しさ、戦場の緊張感を読者に感じさせ、作品の世界観に難なく没入することができた。
尚、終盤では訳あってドイツ軍に囚われることになるが、多少違和感のある場面があった。(セラフィマが拷問を受けていたが、その後の場面で事前に麻酔を打っていたことにする必要性には疑問が残る。)
しかし、先述の丁寧さは健在であり、違和感があっても作品の世界観を壊すことは決してないため、安心して読むことができるだろう。
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No.340:
(5pt)

軍用犬で

皆さんのレビュー読んで批評が上手くて、自分はそこまで能力ないので書けませんが、軍用犬が戦車に突撃した場面で泣けました。
狙撃の描写が難しくて大変でしたが、読み終わりはいい意味の脱力感がありました。
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)より
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No.339:
(4pt)

戦争と女性

◆本の概要
数々の賞を受賞した逢坂冬馬のデビュー作
第二次世界大戦ナチスドイツ進攻中のソ連を舞台にした女性狙撃兵の物語

◆まとめ/感想
話題作として前々から気になっていたがようやく拝読
前評判のせいで期待値が高かったにも関わらず、普通に面白かったというのが率直な感想
人の残虐性や命のやり取りを生々しく描いた戦争物は外れが少ないが、本作もそれに漏れず戦争中の理不尽や絶望を見事に表現できており、戦争には正義など存在しないというメッセージ性もうまく織り込まれている
本作は女性スナイパーになった主人公の境遇やその仲間、そして戦争中の女性に対する扱いなど、女性という視点に重きをおいており、戦争で真っ先に犠牲になるのはいつも弱者で、その中でも女性は圧倒的に搾取の対象になりやすいことを伝えている
ストーリーや場面描写は解りやすく且つ臨場感に溢れ、最後まで先の読めない展開とその期待に答える結末など、作品の完成度は申し分ない
唯一気になったのはオーディブルでの声優がアニメ声過ぎて、一部のキャラクターの幼稚な振る舞いと相まってアニメやラノベのように陳腐化してしまっていることだ
アニメほどのご都合主義ではないが、リアリティに欠けるシーンや人物描写が少なからずあり、純粋な文学作品としての威厳が少し損なわれているように思う
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No.338:
(4pt)

食わず嫌い

外国を舞台にした小説は、これまで敬遠していたが、評判に違わずよかった。小説はあくまでフィクションだが、時代背景、歴史的事実を合わせて知りたくなった。
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No.337:
(5pt)

従軍経験者の孤独と日常。紙の本で読むのをお勧めます!

ロシアの少女から見た、第二次世界大戦中ドイツとの戦いの日々を書いた小説。
話題になっていたのと、表紙を見てライトノベルみたいだから軽く読めるのかな?とオーディブルで聴きましたが、この点について後悔しています。
紙の本で、文字で読みたい本です。
この小説はページを捲る毎に脳が焼ける様な熱い感覚が味わえたのでは?と思いました。
そんな経験は半世紀近く生きて数回しかない。
オーディブルも良いのですが、自らチャンスを潰してしまった様な気がしました。

この本を最後まで聞いて思い出した人の事を書いておきます。
私が子供の頃はまだ戦争経験者、従軍経験者がが周りに大勢存命していました。
実家の近所の農家の爺さんに警察犬のブリーダーをしている人がいて、近くの警察のトップが任務着任の際、必ず挨拶に来るとか、某スパイ養成学校出身で満州や上海に居たとか噂がある人でしたが、ひっそり目立たない様に暮らしていました。
他にも従軍経験者や引揚者は大勢いましたが、他の人と決定的に違ったのは、絶対に表に名前の出る仕事はしないけれど、公の仕事をしている人達から畏敬の念を持たれていた事、存在感を自分でコントロールできる事でした。
亡くなった後、納屋から戦時中のピストルが出てきて、それには家族も友人知人も知らない名前があったそうです。
そこにどれほどの物語があったのか、誰も知りません。
お葬式にも誰も知らない人が複数人参列していたとか。
謎多き人で、何も語らず逝きました。
その人の事を思い出しました。

当時は被弾して身体に欠損がある人、耳が聞こえないままの人などもいましたし、忠霊塔の前を通るとき必ず頭を下げるお婆さんもいました。
彼らにも様々な物語があったはず。
忘れてはいけない感情と感覚が形になっている小説だと感じました。

暑い夏の夜に徹夜で読みたい本でした。
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No.336:
(4pt)

見てよかった

戦争モノなので、面白いという表現が適しているかはわからないが、見てよかった。
ざっくりした戦争の歴史しか知らないし、作戦のくだりとか領土の位置関係とかよくわからんくなって、サッと読んでしまったりしたが、それでも物語が気になってドンドンページが進んだ。
想像するのもつらい表現も多々あるが、戦争の過酷、非情さを知るにはいい作品なのかも。
ちなみにロシア(ソ連)の子供の主人公なので、ロシアよりのドイツは悪魔のように書かれてます。そういうの気になる人への参考に。
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No.335:
(5pt)

読み応えのある内容でした。

ソ連時代の女性狙撃手というレアな内容で、素晴らしかったです。
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No.334:
(4pt)

戦争を通じて憎悪、復讐、愛が語られている

第二次世界大戦のロシアvsドイツ戦が描かれている。狙撃の詳細な写実、幾つかの戦場、戦場での戦術は興味深い。侵略されたロシアの感情、防衛側の団結の強さ、戦時中の略奪/強姦、兵士の言い分、リアルだ。
女性狙撃兵達の信念に感心し、自分はどうだろう と考えさせられた。復讐とは恐ろしいが、生きる活力を与える事もこの本は語ってくれた。彼女達が戦場で見せる憎悪、人間愛が読む者を魅了する。戦後の彼女達は、どんな想いで生きたのだろう?と読了後、あとを引いた。
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No.333:
(5pt)

ストーリーの流れは素晴らしく、また歴史にも忠実な記述で面白い。

分厚い書籍だったけれど、いっきに読み進めた。主人公だけでなく、色々な人々の成長や人生模様が網羅してあり、また歴史にも忠実な記述で興味深く読めた。
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No.332:
(5pt)

戦争と女性

実在した女性スナイパーについても記載されているのが興味深かった。
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No.331:
(5pt)

息を飲む展開の連続

「私からアドバイスがあるとすれば、二つのものだ。誰か愛する人でも見つけろ。それか趣味を持て。生きがいだ。私としては、それを勧める」

最初は復讐譚かなと思っていたが、浅はかだった。戦争を通して内面を掘り進める物語。中盤以降の怒涛の展開が面白い。
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No.330:
(5pt)

敵って何だろう…?

恥ずかしながら、こういた活字本を読むのに数か月かかるほど、
読書が得意ではないのですが…。
この本は先が気になってしまい、1か月で読み終えました・・・。
セラフィマは何と戦って何を得たのか…。最初は敵国のドイツ語を学んでいて、
戦争でも互いの国のために…と夢を持っていたのに、ドイツ兵に家族や友達を無残に殺され、
上官に非情な仕打ちを受け、すべてを憎んで銃を取った。
生き残るためとはいえ、ドイツ兵と愛し合い子をもうけたロシアの女性が強くなったのを見て、セラフィマが思ったこと。
最後の敵国のドイツ兵はセラフィマを守ったのか、それとも非情なロシア男兵を恨み、糾弾しただけなのか。
そして最後は女性を守るために自国の男兵、しかも幼なじみを撃ったセラフィマ。すべてのシーンで考えさせられました。
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No.329:
(5pt)

「独ソ戦」を舞台にした女性スナイパーの物語

苛烈を極めた「独ソ戦」を舞台にした小説。実在した女性狙撃部隊をモデルにして描いている。主人公の女性狙撃兵の復讐劇が、大筋の物語である。「独ソ戦」についてあまり知識がなかったのだが、ソ連側は2,000万人、ドイツ側も1,000万人が犠牲者となったらしく、人類史上でも類を見ないほど悲惨な戦争だったようだ。今、ロシアはウクライナを侵略しているが、当時のソ連は正反対で、ドイツの侵略から防衛するための戦争をしていた。小説が書かれたのは、ウクライナ侵略前だが、作者はそれを予期していたのだろうか。この小説、非常に面白い。人物造形も見事で、キャラクターの魅力が確立されていた。主人公のセラフィマ、教官のイリーナ、幼さの残るシャルロッタ、母親のようなヤーナ、寡黙なアヤなど、どのキャラクターも存在感がある。戦争関連の描写も秀逸で、相当、研究したものと思われる。エンターテイメント作品として一級品で、中弛みするような箇所が一つもなかった。ラストの着地点も予想外であった。また、青木瑠璃子さんの朗読も素晴らしく、最後まで興奮が持続した。今、読後の余韻に浸っている。アニメでも実写でも良いので、映像化作品をぜひ見てみたいと思う傑作であった。
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No.328:
(5pt)

語り継ぐべき小説

セラフィマとここに至る時間を噛み締めたい。
(最後の選評が薄っぺら過ぎて後味がわるい。)
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No.327:
(4pt)

本書の愛読者には、「戦争は女の顔をしていない」と「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」を勧めたい

本書「同志少女よ、敵を撃て」は、2021年アガサ・クリスティー賞大賞作を単行本化にあたり加筆修正したもので、ミステリーではないが、最終盤にアッと思わせる謎解きのような逸話・展開がふたつほどある点で、「クリスティー」の伝統を受け継いでいるとは言える作品。500ページほどの大作であるが、1週間ほどで読了できる読みやすい作品で2022年本屋大賞を受賞しているのも頷けるところ。
内容は第二次世界大戦の中でも独ソ戦の話で、ソビエトの少女が狙撃手となり、息詰まるアクション、同僚の女性狙撃手チーム内の友情、戦争の悲惨さが語られる。本書には、登場人物のひとりが戦後に(後にノーベル賞を受賞する作家)スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチに「戦争は女の顔をしていない」という題名の本の執筆にあたって取材を申し込まれる逸話があるp476。実際は、本書の著者である逢坂冬馬が、「戦争は女の顔をしていない」を読んで、本書の執筆を構想したということになる。なお、逢坂の姉の奈倉(なぐら)有里は、ロシア文学者で、アレクシエーヴィチの 『亜鉛の少年たち - アフガン帰還兵の証言 増補版』の訳を担当しており、同書の発売にあたり、弟と対談して、「同志少女、、」と「亜鉛の少年たち」のメッセージについて意見交換をしている。
「戦争は、、」はソ連の戦争に関わった様々な職種の女性のインタビューから構成されているが、その中に狙撃手もいる。彼女たちのインタビュー内容は、本書の内容とは異なり、逢坂が独自に情報を集めて本書を完成させたであろうことが伺える。「戦争は、、」では、本書には記載のない狙撃手の女性ならではの悩み(下着、恋愛禁止、終戦後の差別など)が語られており、また、戦争の残酷・悲惨な描写も本書とは比較にならないほど凄惨。本書は、戦争の悲惨さに、いきなり直面するのにはためらわれるという人には特に勧めたい作品で、バイオレンス・残酷描写も比較的穏当である。一方、本書に興味をもたれた読者には、是非、「戦争は、、、」勧めたいところで、戦争の実際は、小説よりも超える悲惨なものであることが「体験」できるような迫力ある作品である。
一方、「戦争は、、」を先に読んだ読者にとっては、本書を読むと一人の女性狙撃手の体験を数年にわたり追える形であるので、「戦争は、、、」の一人あたり数ページの体験談を読むことでは得られない共感が湧く。また、独ソ戦の流れが、わかるという点でも、時系列になっていない「戦争は、、、」を補う小説ともいえる。
独ソ戦については大木毅の「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」が、歴史的背景や戦争の流れを把握するのには優れているが、本書でも、いくつかの作戦が地図入りで、戦闘状況も含めて書かれあり、また大木の著書には記載が乏しい1945年4月の「ケーニヒスベルクの戦い」がハイライトになっているので、大木の著書の読者にも勧めたい。
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No.326:
(5pt)

少女たちの夢

戦場で戦う少女1人1人が持つ夢。
またその夢のために守る命、絶つ命。
最後まで気の抜けない物語の激しさに圧倒されました。
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No.325:
(5pt)

主人公かっこいい

飽きることなく、頭にスっと入ってくる内容で読みやすかったです。
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No.324:
(5pt)

ありがとう

少女が戦場で戦うような世界観や設定が好きな人にはめちゃくちゃ刺さる。
初めから最後まで一定の面白さがある。供給
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