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同志少女よ、敵を撃て
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同志少女よ、敵を撃ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全383件 221~240 12/20ページ
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読んでよかったです。戦争とは何かを知ることができます。 | ||||
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毎日圧倒的なリアリティーで報道されている「戦争」に「小説」に何ができるのか? 難しい、不可能に近いテーマに挑んだ意欲作。 トルストイが「戦争と平和」で挑んだが、決して描ききれているとは思えない。 「戦後 ソ連 が 顕彰 し た のは、 武器 を 手 に 戦地 で 戦っ た 男 たち と、 その 帰り を 待ち、 銃後 を 支え た 貞淑 な 女 たち だっ た。」 本作は、それから外れ、人殺しと蔑まれこともあったさえ「女性狙撃兵」を主人公にしている。 人間描写やストリーの齟齬などの欠点もあるが、この本が挑んだのは、戦争であり、「セラフィマ が 戦争 から 学び取っ た こと は、 八百 メートル 向こう の 敵 を 撃つ 技術 でも、 戦場 で あらわ に なる 究極 の 心理 でも、 拷問 の 耐え 方 でも、 敵 との 駆け引き でも ない。命 の 意味 だっ た。」と語っているように、真正面から「戦争」を捉えようとしている。 34もの巻末参考文献を読みこなし、はるか異国の遠い過去を再構築した熱意に敬意を表します。 | ||||
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最近本屋対象の推薦が面白くなかった。その中でこの作品は抜群。人はなぜ戦争をするのか、人間の殺し合いで失う人間性など戦争の本質を見事に描いた作品。 | ||||
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スナイパー戦の戦闘描写等熱く、面白かった。 しかし作中で一貫して「女性は戦争の被害者であり、彼女らがすること全ては一貫性があり正しく美しい存在。男性は戦争を起こすし一貫性がないし女性を傷つける」というフェミニストが喜びそうな表現がされているのが気になった。 | ||||
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大迫力のケーニヒスベルクでの攻防後がやや長すぎる。スナイパー戦をテキストだけでここまで描写できることに文学の可能性を感じる一冊です。 | ||||
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日本人作家の本は読んだことありません。今回ヨンダきっかけはテレビで知り、なんとなく面白そう、と思い読み始めたらどハマリしました。これほどまでに夢中になって読んだのは久しぶりでした。戦争の悲惨さを感じる一冊でもあります。まだ読んでない人にお薦めしたい一冊です。 | ||||
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『同士少女よ、敵を撃て』アガサ・クリスティー賞、本屋大賞受賞作。 第二次世界大戦のソ連とドイツの戦い、いわゆる独ソ戦が舞台。主人公は家族を殺されスナイパーになったロシアの少女。この時点で私には初ジャンルの小説です。 スナイパーの心理的描写がとても細かく読み手も主人公と一緒に緊迫し、手に汗を握ります。 主人公の体験を読み手が追体験できるのが小説の良さですよね。 凄惨な戦争小説ですが、現在起こっているウクライナ侵攻をニュースで見るより、小説を通じて体験することで平和を考えるきっかけになります。戦争の狂気。ほんとに恐い。 | ||||
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ロシアによるウクライナ侵攻が重なります。いつも苦しむのは、一般市民。ロシアもウクライナも~ 日本には憲法9条がある。平和な世界を望みます。 | ||||
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主人公セラフィマの戦争に対する気持ちと考え方が変化するのを追っていく中に、爽快なアクションシーンが挟まれているアクション小説です。 昔の漢詩から拝借したような難しい言葉が多用され、鍵括弧の台詞を誰が発話したのか一見してわからないような難解な文章でしたが、それにも関わらず内容を楽しめました。個人的にはスターリングラードでセラフィマとイリーナが共闘するシーンがかっこよくて好きです。また、ケーニヒスベルクでの頭脳戦でそれまでの伏線を回収しながらあの手この手で戦うシーンでは、アガサ・クリスティー賞大賞を受賞したのに思わず納得しました。 文句なしに面白いのでぜひ読んで下さい。 | ||||
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戦時の心境の異常さが分かる。誰しも別人に変身してしまう。物事の判断基準は、「正しいか、否か」ではなく、「やるか、やられるか」。平時において理性的な人も、戦時においては理性が吹き飛ぶ。 | ||||
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純文学にも似た何かを感じました。 校正がしっかりなされて今の時代だからこそ沢山の方にオススメできます。 | ||||
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現実に起きていることと重なるのはもちろんだが、 ついこの間読んだ 「人間の声」と「塹壕のマドンナ」の中にあった 第二次世界大戦中の スターリングラ-ド戦の最中に家族に書いたドイツ兵の手紙も 記憶に新しく 常にその文面が浮かんできたりしたが、 それをもっても思うのは 物事は一面だけで捉えてはいけないということ。 知ることに、これでいいということはないのだと思う。 | ||||
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「同志少女よ、敵を撃て」の敵とは何か?主人公はどのような思いで、どのような結末を迎えるのだろうか?と思いを巡らせながら読み進めることになります。それはまるでミステリー作品の犯人、犯行動機、トリックなどに思いを巡らせることに似ています。物語の最後にさまざまな伏線、裏にある感情、志した思い、これらを怒涛の勢いで回収しまとめ上げていきます。 難しいことをあまり考えず、娯楽小説として楽しみましょう。 その先に極上の展開と感動が待っています。 | ||||
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第二次大戦独ソ戦におけるソ連女性狙撃兵の話。2022年の今、ロシアとウクライナが戦争状態にあり、ロシア側の戦争物語は時代に合っているとは思えないが、ソ連にせよ、ナチスドイツにせよ、犠牲となる市民、異常な環境下で人殺しになる人間の凶暴性は、まさに今の戦争に通じるように感じた。 久しぶりに出会った惹きつけさせる物語で、本屋大賞にも納得。 | ||||
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ウクライナ侵攻をきっかけに、久しぶりに手に取った小説でした。分厚く読みきれるのか少々不安でしたが、一度読みだすと読み止めることが難しいほどに、内容に吸い込まれていきました。 この本を面白かったという一言で終わらせることはできず、非常に作り込まれた戦場描写は、ときに背筋がゾッとし、ときに心を打つものでした。 当時の戦争解説としても、物語としても非常に深い内容であったと思います。 気がつけば町の本屋には今大量に並んでいます。 おすすめです。 | ||||
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はじめから最後まで面白かったです!こんなに集中して読んだのは久しぶり | ||||
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数々の低評価レビューの具体的かつ詳細なダメ出しを見て、読むのを躊躇してましたが杞憂でした。休日、お試しにAudibleで聞き始めてみたら丸一日のめり込み、一気にラストまで。聞き終えてからもしばし放心状態でした。こんな事はなかなかありません。のめり込み心震えるエンタメ小説です。今度はKindleで読むつもりです。 | ||||
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ロシアによるウクライナ侵攻の前に読みたかった。それ以前とそれ以後では読み方が変わったと思う。ただし、戦争の悲惨さや無常を、少女が猟師から狙撃兵へと育てられる過程を読み進めることで否が応でも知ることになる。これはいつ読んでも変わらないものだ。すらすらと読める作品であるが、さらりと酸鼻な光景を描いている。これがより戦争の悲惨さを際立たせる。主人公の少女セラフィマは戦場の地獄を経験し、敵と対峙し、敵を射殺する。何のために狙撃し、殺さなければならないのか、セラフィマだけでなく読者の心まで抉る。 | ||||
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「どんな人がこの作品を楽しんで読めるのか?」という疑問に簡潔に答えるとしたら「女の子と兵器がメインのアニメやゲームが好きな人」と私は言うだろう。独ソ戦と女性兵士という重いテーマを扱っているので何となく敷居が高そうに思われるだろうが、中身はほとんどエンターテインメントである。(もちろん、戦闘における残酷な描写などは相当にあるが) そう、これは「ガルパン」や「艦これ」や「ドルフロ」が好きな人に一番読んでもらいたい作品なのである。それこそ残虐描写を少しマイルドにしてアニメ映画化すれば、その界隈では確実に話題作になれるだろう。 アガサ・クリスティー賞選評の北上次郎氏の言葉通り、この小説は「シスターフッド冒険小説」であり、戦争小説ではないのである。なので、重厚な戦争小説だと期待して読んだ人は物足りなく思うかも知れないし、実際にそういった感想も散見される。だがそのことがこの作品の評価を貶めるとすれば非常に勿体ない話である。むしろ大戦から70年以上を経た今、一切のエンタメ性を排しながらも素人に伝わりやすい戦争の物語を書くことは困難である。むしろアニメやゲームから昔の戦争に興味を持った人にこそ、その知的好奇心を一歩前に進めるために読んで欲しいのだ。 エンターテインメント性が高い作品ではあるが、小説でしか書けない踏み込んだ表現も多い。特に戦争と平和という人類普遍の命題に迫る作者のアプローチは、混迷する現代の国際情勢にも繋がるものがあると感じた。 最後に、シスターフッドという言葉はまだ耳慣れないかも知れないが。つまりは「百合」である。主観ではあるが、この作品における女性同士の親密な関係性は、実際それにとても近いと感じた。実を言えば、私自身もとある女の子&兵器のアニメ、ゲームを題材にした百合二次創作小説を十年近く読み、自分自身でも書いてきたのだが、プロアマを問わずこれまで読んだどんな作品よりも、この作品はその方面の描写において長けていた。 そういった諸々の期待も込めて、作者の次作を楽しみに待っている。 | ||||
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オーディブルで聞いたので読んでわけではないですが、普通によかったです。 | ||||
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