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同志少女よ、敵を撃て
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同志少女よ、敵を撃ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全383件 181~200 10/20ページ
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「戦争は女の顔をしていない」 戦争の狂った倫理観に翻弄される女性たちに焦点を当てた作品。 生々しい戦争犯罪から目を離してはいけないと思いました。 語り継がれてほしい名作です。 | ||||
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主人公に没入して一気に読むことができた。 女性と戦争という視点から考えさせられる良書でした。 | ||||
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闘う女性兵士の苦悩は、今の情勢を考える一つの視点のように感じる作品 | ||||
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ドイツ兵に母親を殺され村を亡くし狙撃教官イリーナの元で狙撃兵として育成される少女セラフィマを主人公として物語。 「戦いたいか、死にたいか」という二択を迫られた18歳の少女セラフィマは、狙撃兵への道を進むことになった。 仲間の死(対戦車犬にされたバロンも含め)の酷さに息を呑みながら読み進む。 元貴族のシャルロッタ、カザフ人のアヤ、コサックのオリガなど、それぞれの立場と思いも見逃がせない。 そして登場人物一人一人にどんな物語があろうとも、死というものはあっさり訪れる。 学校で優秀な者が生き残れるわけでもない。 ドラマチックな人生を歩んだものが生き残れるわけではない。 たった1発の戦場ではよくある弾によって無残に散っていく。 それでも狙撃兵として育てられたセラフィマは、ただ目の前の敵を撃つ。 ただひたすら撃つ。 そのうち誰が敵で誰が味方なのか? 何のために戦っているのか? そもそも誰が望んで戦争を起こすのか? 最初の目的でさえ霞んでいく… 戦争という非日常の中で『最適化』されていく。 戦時中は生きるために人を殺し、戦後は、自分が人を殺したことに、また多くの人を失ったことに一生苦しみ続ける人生。 それでも、人は生き続けていく。命ある限り… 行き着く先に何があるのか、自分は何をしたいのか… 余韻を残してくれるお話で終始読みごたえがある本でした。 なかなかここまで感傷的にさせてくれた本はありません。 | ||||
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まさに感無量、一気読みしました。 これを男性作家が書いてくれたことが素晴らしい。読後の余韻でうまく言葉にできませんが必読です。 | ||||
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評判通りに良かった。 | ||||
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恩讐の果てに少女が最後に狙撃銃を向けたのは誰?…読者は胸奥を震わせながらも納得するだろう…アガサ・クリスティー賞受賞の理由も。表紙を開くや、一晩で読んでしまうしかない。 | ||||
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リアルな描写で世界観に入れ込みます。戦争の物語なので苦しくなる時もありますが、生きることを考える機会になりました。買って良かったです。 | ||||
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戦場という未知の世界、体験したことのない世界ですが、細かい描写が鮮明に頭の中に再現されます。 また、主人公のセラフィマをはじめとする登場人物たちのキャラクター性は個性に溢れ、完璧と言っていいほどのバランスでそれぞれを補い合い、物語に華を添えてくれます。 最後まで一気読みしてしまいました。 次回作も非常に楽しみです。 | ||||
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戦場のレイプなど戦争の暗部もある程度描いている。ただ、女性兵士が味わった塗炭の苦しみに関する描写はアレクシェーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」に及ばず、ややエンターテイメント色が強い印象。 また、ソ連はウクライナで起こした飢饉で数百万人を死なせたとされ、国内での弾圧でも大勢の人が亡くなっている。ポーランドをドイツと共に分割し、ポーランド人への虐殺もしている。ソ連が対独戦争で大きな役割を果たしたのは事実だが、決して正義の味方とは言えない。 とはいえ、独ソ戦の知られざる断面をこれだけの迫力を持って描き切ったのは尊敬に値する。まさしく戦争は女の顔をしていない、男ばかりの英雄譚が戦争をめぐって語られる世の中だが、独ソ戦における女性の状況が知られる一つのきっかけにはなるだろう。 | ||||
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時代背景が今と重なり思わず買いました。 人によりますが考えさせられる話です。 | ||||
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緊張感を保ったままにグイグイ読み進められます。リーダビリティの高さはデビュー作とは信じられませんでした。 読み始めはソ連の女性狙撃手を主人公にした『鬼滅の刃』かな?と思いましたが、その底にはより深いテーマが潜んでいるのに気づかされます。評判の高さに恥じない一級のエンタメ小説ですが、読後感は「あ~面白かった」に留まりません。考えさせられるつぼが多く、ぜひ多くの方に読んでもらいたい一冊です。 個人的なつぼを一か所だけ。ロシアがウクライナに侵攻している2022年夏に読んだわけですが、登場人物の一人に「ソ連にとって、ウクライナって何?略奪すべき農地よ」と喋らせています。妙に残りました。 | ||||
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エンタメとして違和感無く受け入れられるものです。 どのくらいカタイ話なのかはレビューなどノミネートされた賞を見ればわかる程度ですし。 独ソ戦をストーリーのベースに敷いていることと、売れているからか、やたら角の立ったようなレビューも散見されるのですが、私自身はなんとも思いませんね。 フィクションと現実の区別が付けられない人。 著者が物語の主人公たちと同じ境遇では無いことに憤る人。 人種差別する人。 総じて、フィクション、エンタメを摂取することに不向きな人々。 そんな人にまで届く、名作ですね。 ミステリを書く人は人殺しでも名探偵でもありませんし、ファンタジー小説の著者は魔法使いでもモンスターでもありません。 太宰治ユダではありませんしメロスでもないです。 当時の世界観と倫理観、国と国民の思想と偏り。歴史的事実。著者の視点の置き方、キャラクターへの投影。現代風の味付け。 どれもこれも過去の名作と同じ様な処理を施しているだけですし、エンタメをエンタメとして享受できる人だけ読めば良いでしょうし、少なくとも私はそちら側でした。 | ||||
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通常は電子ブックで読書していますが、今回は書店店頭にて購入しました。記憶では、以前映画で見たように記憶していましたが、今回じっくり読んで、今のウクライナ侵攻場面が想像されてリアルに感じました。 | ||||
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戦争犯罪である女性への暴行は性欲の問題ではないという文章が印象に残りました。女性がいつの時代にもそのような弱くて低い立場にあることが悲しいです。 | ||||
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フィクションとはいえ、知らなかった世界を知れた気がした。ロシアとなった今も彼の国は同じ事をし続ける | ||||
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Good! | ||||
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素晴らしい小説でした。女性スナイパーや女性兵士の事は、NHKの『映像の世紀』シリーズで知っていましたが、こうも波瀾万丈なる物語だったとは思いませんでした。作者の更なる活躍に、期待します。 | ||||
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500ページ近くあるがその長さを感じさせないくらい物語に引き込まれながら読むことができました。すごく面白い小説でした。 | ||||
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私は60過ぎのじじいです。視力の衰えから、本や新聞を読む事がめっきり減りました。そんな中、久々に 手に取り読んでみました。他の方のレビューを見ると、酷評している方々もおりますが、そもそも小説にも好き嫌いがあり人それぞれ受け取り方が違って当然でしょう。自分の知識をひけらかし、自分を正当化するような評は見苦しいですね。昨今のネット文化の誹謗中傷のようで、悲しくなります。数々の賞を受賞したことから、多くの人はこの小説から色々なメッセージを受け取った事でしょう。難しいテーマであるがゆえに受け取り方も色々有ると思います。しかしながらタイミング的に、戦争というものを考えるいい機会になったのではないでしょうか。個人的には久々に魂を揺さぶられる作品でした。ちなみに私は若い頃、故 大藪春彦の作品を全巻読破するほどのマニアックな人間でした。その後、大沢在昌にはまり東野圭吾も読みました。名探偵コナンも見ます。結局は自分が面白ければそれで良いのです。まずは読んでみたらいかがですか。 | ||||
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