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樹海警察2
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樹海警察2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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前作『樹海警察』が、柿崎警部補の部下三人の「過去」が明らかになる三つの物語が収録される形式だったからには、本書では主人公の柿崎警部補の「過去」が明らかになる話なのだろう――と思ったものの、確かに本書の三つの章は「柿崎努の冒険」、「柿崎努の推理」、「柿崎努の逃亡」とはなっているのだが、実際に柿崎本人の「過去」に迫るような話はない。むしろそうした「過去」にまつわる内容が捨象されたので、前作に比べてよりすっきり整理された内容となって物語に入り込みやすくなっていると言える。スピード感も増しているし、推理要素も織り込まれていて気が抜けない上に、相変わらず「鈍い」し「杓子定規」な柿崎警部補の言動が笑いをも誘う秀作。 | ||||
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シリーズ第2弾。書き下ろし。 「柿崎努の冒険」「柿崎努の推理」「柿崎努の逃亡」の3話から構成されている。 だいぶ樹海に慣れてきた柿崎警部補が、相変わらずダメだったり、意外な成長を見せたり、思わぬ推理を披露したり。 ミステリとしては不満が残るものの、物語としては楽しい。 樹海の蘊蓄的な側面は薄れたか。 | ||||
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登場人物の軽妙なやり取りが好きで、この作者さんの本は大体読んでます。 無理やり意外な人物を黒幕にしなくても、想定通りの展開で十分なんですが、ドンデン返しせずに居られないんでしょうね。 | ||||
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助走、疾走、暗部全部揃ってジェットコースターの楽しさでした。柿崎警部補のキャラがどこまでいっで柿崎警部補で。部下たちと同様、柿崎警部補が大好きになりました。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 犯人や手口,その理由など,わかりやすく,いろいろ先が見えてしまう部分が多く, こちらが楽しみどころを見誤っているのか,全体的に物足りなさを覚えてしまいます. このほか,それまでの二つの話から続く,三つの話を束ねることになる最終話も, 意外性というよりは,そう言えば居たっけ…レベルの人物が黒幕として現れるため, いささか都合の良すぎる展開も含めて,どうしても印象は弱いと言わざるを得ません. また,確かに樹海は絡むものの,今回も事件の中心はその外側にあることが多く, 主人公に覗く心境の変化や,部下との信頼強化も,これと言って目立つまではなく, 最後までどこを押し出したいのか,掴めないまま終わってしまったように感じました. | ||||
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タイトルに「○○の何々」は作者の得意技だが、今回は各章に冒険、推理、逃亡と何やらお堅い柿崎が大奮闘の予感がしたが、どうやら案にたがわずその成長ぶりを披露する。一見単純そうな殺人事件に始まって、自殺の偽装工作から、柿崎本人がはめられて容疑者として追われるラストまで…薄々予想される真犯人、その根っこに足を掬われる「樹海だけにっ!( ̄^ ̄)」 | ||||
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