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彼女が最後に見たものは



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【この小説が収録されている参考書籍】
彼女が最後に見たものは (小学館文庫 ま 23-2)

彼女が最後に見たものはの評価: 4.04/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.04pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(5pt)

壮絶な人間の愛憎劇

これは推理小説の形を借りた愛憎入り混じった家族の葛藤を描く壮絶な人間ドラマである。役所の職員で
ある東山の殺害事件。そしてホームレスと思われる女性がビルから飛び降りた、あるいは落とされた事件。
この事件は、間もなくその女性の指紋が東山の所持品から見つかったことで結びつく。この複雑に
入り組んだ事件を追うのが変わり者の刑事三ツ矢と相棒の若手刑事田所。人にどうみられるかという
観点でしか家族を作れない人間や自分のことしか考えられない人間が登場する一方、小さな幸せを追い、
夫を死なせたという悔恨で残りの生涯を生きる女性もいる。その中で意外なストーリー展開となって両事件の
真犯人を追い詰める三ツ矢。展開のめまぐるしさは些か分かりにくさにつながることは否めないが、この
作品はどのような終着点に落ち着くのかというワクワク感もたまらない。まさきとしか、なかなかいい作家である。
彼女が最後に見たものは (小学館文庫 ま 23-2)Amazon書評・レビュー:彼女が最後に見たものは (小学館文庫 ま 23-2)より
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No.18:
(5pt)

前作より

今作の方が三ツ矢さんペアが最初から出てるからか面白かった。
岳斗の彼女みたいな思考と三ツ矢の返しが所々出てくるんですが、自己紹介のシーンは特に可笑しくてニヤニヤしてしまいました。
この巻でシリーズ終わりと思ってたら続きがあるみたいなのでまた買って読もうと思います。
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No.17:
(5pt)

人間模様

実際は空っぽなのに、嘘で固めた虚構の姿を他人から承認されて満足する人、
見知らぬ他人と比較して自分を不幸だと決めつけ、その不幸の原因を周りの人間のせいにする人、
不幸な出来事に見舞われて自分を見失いそうになっても、人への愛情を持って善意を実行に移せる人、
色んな人がつむぎ出す人間模様が面白かったです。
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No.16:
(5pt)

満足です

発送も早く本の状態も綺麗でした。
ありがとうございました。
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No.15:
(4pt)

映像化必須?

小説の解説する人間が言う言葉ではない。
ナンセンスの極みである。
自分が作者なら非常に不愉快である。
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No.14:
(5pt)

心に染みました

どの人物の視点からみても、人間の欲望や悲しみを深く描いていて心に染みました。
この作者の他の作品も読んでみたいと思います。
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No.13:
(4pt)

前作より考えさせられ読みごたえがある

「それなりに面白い」と感じた前作よりはるかに読みごたえがあり、ページを手繰る指をなかなか止められなかった。
犯人は意外な人だったが、その驚きよりも、登場人物達の生き方や行動理由の方の胸を打たれた。

人を傷つけるのは人だし、人を救えるのもまた人なんだということを改めて噛み締めた。
あなたはどういう生き方(=死に方)をしたいですか?ということを問われている気がする。
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No.12:
(5pt)

人間の醜さと幸せの描写がすごい!

人間の醜い部分や情けない感情の描写がすごいです。
それに負けず、色々な幸せも温かく描かれています。
幸せな描写が美しすぎて、ストーリーが進むにつれて感情を揺さぶられました。

なお、犯人を推理しながら読みたいタイプの方には向かないかもしれません。
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No.11:
(5pt)

好きな作家

応援してる好きな作家です。この方もイヤミスが得意な作家さんだと思います。読み始めたら止まらない!
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No.10:
(5pt)

第二弾

前作での警察二人のキャラクターが好きすぎたので、第二弾が読めて大変満足。読後感はこちらの作品の方が爽やかで良かった。これからもシリーズ化してほしい。さらに映画化もしてほしい。
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No.9:
(5pt)

救いがあるかは本人次第

この作家が書く小説はどちらかというと「イヤミス」と称されることが多いようだが、私は「救いのないミステリ」と感じた。特に最後の「彼女」の言葉、感情は何回読んでも泣けてしまう。
小説で泣くのは初めてかもしれない。それだけ、彼女の人生の壮絶さは類を見ない。
しかし、「救いがあるかないかは、結局のところ本人がどう感じるか」で決まるという1つの「救い」がある点で、すこし安心した。非常に素晴らしい小説でした。
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No.8:
(5pt)

泣いた

なぜかめっちゃ泣けた。
前作はちょっと怖かったけど(人間の闇の部分で)今回は感動。暗くて救いようがない話なのかも知れないけどただただ泣けてきた。
すごく良かった。
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No.7:
(5pt)

状態が良い

とても綺麗な本でました。
お値段も納得です
機会があれば又頼みたいと思います
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No.6:
(5pt)

前作同様、一気読み。味わい深さでは前作より上!

ベストセラーになった「あの日、君は何をした」の三ツ矢&田所刑事が再び登場。天才で変わり者の三ツ矢に振り回される部下・田所。ときにイライラし、ときに自らの凡人ぶりに落ち込み、でも天才・三ツ矢が好きでしょうがないという田所のいじけキャラが、前作以上に微笑ましく感じる。ホームズ&ワトソン、右京&相棒、火村&有栖川などの古今東西の名作バディもの並みに安心して楽しくワクワク読める。

クリスマス・イブの夜にホームレス女性が新宿で遺体となって見つかった殺人事件と、その1年以上前に千葉で起きた未解決の男性刺殺事件。二つの事件の繋がり、そこに関わる人間たちの愛憎、暗い過去、心の闇、傷、狂気を、分かりやすい感じ(インスタのくだりとかはちょっと誇張しすぎ?)で、テンポ良い文体で描く。伏線回収もばっちりで、たどり着いた真相にも納得感があった。

最後の最後でいろんなものをひっくり返す衝撃と、物語の構成の巧みさという、そのエンタメ度では、前作「あの日、君は〜」の方が上かなと思った。ただ今作は、家族とは何か?を掘り下げる姿勢と、不幸で不器用な人間への優しい視線がとても印象に残り、味わい深さでは前作より上かな、と感じた。

ラストの独白ももちろんズシンと来たのだが、真実を追求することに妥協しないはずの三ツ矢刑事が、犯人に対してひとつだけついた優しい嘘が、個人的には最も心に染みた。いやーキャラ良いです!解説で豊崎由美さんが「これは映像化必至」と書かれていたけど、僕は前作からずっと、半沢直樹のあの人を三ツ矢刑事に当てはめて読んでます笑。
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No.5:
(5pt)

面白かった

ドキドキしました
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No.4:
(5pt)

失敗した人を許す優しさ

解説にもあるけれど、やさきとしかはイヤミスを描く湊かなえとはまったく異なる。
殺人や、借金や、毒親を寛容する優しさ。いまの社会に必要だけれどかけているものがたくさん詰まっている。こういう人がいてくれたら、都内で無差別殺人を起こす人はへるかもしれないなあ。
ミスリードが雑だけどただの因果応報小説にとどまらないので今回も大満足でした。何度も読みます。
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No.3:
(5pt)

あまり本を読まない人でも読みやすいです。

ホームレス女性殺人事件から始まり複数の家族の闇が明らかになるにつれて、悲しいような、だけど他人事だとは思えないような複雑な気持ちになりました。
読み終えた後も心に何かが残ったような感覚がありましたが、嫌な引っ掛かりではないのでこれ以上ない綺麗な終わり方だと思います。
三ツ矢刑事がとても良かったので「あの日、君は何をした」も読んでみます。
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No.2:
(4pt)

書名がいい

悲しく重い話ともいえますが、後半一筋のほのかな光を感じることのできるミステリーだと思いました。書名もこの内容にとても合っています。作者の人間観・死生観・幸福観が真摯だと思いました。4、5星のつけかたがわからないので4にしましたが、読んで感銘を受けました。多くの人に読んでいたただきたいです。
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No.1:
(5pt)

一気に読みました

つらくて悲しくて
苦しくて理不尽であっても
生まれてきて良かったと思える最期なら
それだけで十分だと思いました。

あと少しで読み終わるという場面で
涙があふれて先に進めませんでした。
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