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彼女が最後に見たものは
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彼女が最後に見たものはの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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登場人物はそんなに多くないのに、いや、多いか。笑 三ツ矢と岳人のコンビが最高。 | ||||
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ベストセラーになった「あの日、君は何をした」の三ツ矢&田所刑事が再び登場。天才で変わり者の三ツ矢に振り回される部下・田所。ときにイライラし、ときに自らの凡人ぶりに落ち込み、でも天才・三ツ矢が好きでしょうがないという田所のいじけキャラが、前作以上に微笑ましく感じる。ホームズ&ワトソン、右京&相棒、火村&有栖川などの古今東西の名作バディもの並みに安心して楽しくワクワク読める。 クリスマス・イブの夜にホームレス女性が新宿で遺体となって見つかった殺人事件と、その1年以上前に千葉で起きた未解決の男性刺殺事件。二つの事件の繋がり、そこに関わる人間たちの愛憎、暗い過去、心の闇、傷、狂気を、分かりやすい感じ(インスタのくだりとかはちょっと誇張しすぎ?)で、テンポ良い文体で描く。伏線回収もばっちりで、たどり着いた真相にも納得感があった。 最後の最後でいろんなものをひっくり返す衝撃と、物語の構成の巧みさという、そのエンタメ度では、前作「あの日、君は〜」の方が上かなと思った。ただ今作は、家族とは何か?を掘り下げる姿勢と、不幸で不器用な人間への優しい視線がとても印象に残り、味わい深さでは前作より上かな、と感じた。 ラストの独白ももちろんズシンと来たのだが、真実を追求することに妥協しないはずの三ツ矢刑事が、犯人に対してひとつだけついた優しい嘘が、個人的には最も心に染みた。いやーキャラ良いです!解説で豊崎由美さんが「これは映像化必至」と書かれていたけど、僕は前作からずっと、半沢直樹のあの人を三ツ矢刑事に当てはめて読んでます笑。 | ||||
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ドキドキしました | ||||
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解説にもあるけれど、やさきとしかはイヤミスを描く湊かなえとはまったく異なる。 殺人や、借金や、毒親を寛容する優しさ。いまの社会に必要だけれどかけているものがたくさん詰まっている。こういう人がいてくれたら、都内で無差別殺人を起こす人はへるかもしれないなあ。 ミスリードが雑だけどただの因果応報小説にとどまらないので今回も大満足でした。何度も読みます。 | ||||
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ホームレス女性殺人事件から始まり複数の家族の闇が明らかになるにつれて、悲しいような、だけど他人事だとは思えないような複雑な気持ちになりました。 読み終えた後も心に何かが残ったような感覚がありましたが、嫌な引っ掛かりではないのでこれ以上ない綺麗な終わり方だと思います。 三ツ矢刑事がとても良かったので「あの日、君は何をした」も読んでみます。 | ||||
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悲しく重い話ともいえますが、後半一筋のほのかな光を感じることのできるミステリーだと思いました。書名もこの内容にとても合っています。作者の人間観・死生観・幸福観が真摯だと思いました。4、5星のつけかたがわからないので4にしましたが、読んで感銘を受けました。多くの人に読んでいたただきたいです。 | ||||
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つらくて悲しくて 苦しくて理不尽であっても 生まれてきて良かったと思える最期なら それだけで十分だと思いました。 あと少しで読み終わるという場面で 涙があふれて先に進めませんでした。 | ||||
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