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透明な螺旋
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透明な螺旋の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全164件 121~140 7/9ページ
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| ガリレオ0か? | ||||
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| ガリレオシリーズが好きで楽しみにしていました。話も読みやすく一日で読了しました。ただ、この話はガリレオシリーズで出版する意義が私個人としては、どうだったのだろうと思ってしまいました。また昔の様な物理学を用いたトリックの話も見てみたいです。 | ||||
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| これをガリレオシリーズと読んでいいのは作者だけでしょうね。大半の読者はただ湯川が登場しただけの作品。番外編にもならないような作品でした。最近は回想が多く不幸な生い立ちを描く事が多い作者ですが今回のは残念な作品でした。 | ||||
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| 過去何回かAmazonで書籍を注文しているが、今回は最悪だった。1回目は新品のはずなのに表紙の曲がり、シワ、折れ、帯にも折れ、シワ等々があり、最悪な物が送られてきた。速攻で返品交換したが、2回目も完璧な物とは程遠く、やはりシワ、折れ等々が見られた。しっかりと検品をして発送しているのか?疑問に思う。もう一度返品交換したかったが、おそらく変わらないと思い諦めた。 もう2度と購入はしたくない。これなら、近くの本屋で購入したほうが良い。星も付けたくない。 | ||||
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| 東野圭吾の最近の作品の傾向は、現在と過去の捩じれた関係の中に謎解きの要素をまぶし込み、こねてこねて、最後に何枚もの皮相に包まれた真実のありかを見せる、といった傾向が強いのかな? 本書はガリレオ・シリーズ最新刊でありながら、主人公・湯川学をも事件の軸に巻き込んでゆくことで、一種の転機を見せる作品となる。 本書には、今年の新作『白鳥とコウモリ』との間に、ちょっとした共通項が見られる。過去に蒔かれた種が、捩じれた成長を遂げて、思わぬ皮相を見せてゆくという展開がそれだ。事件は見られた通りではなく、時間の層を何度となく掘り下げないと見えてこない。捜査はそれを露にするために進んでゆくのである。 このような作品を読むと、人間と人間の関係には少なからず捩じれのようなものがあって当たり前なのだな、というように思えてくる。それは必ずしも悪意のみならず、善意の行動による場合だってある。 善人と悪人の見境は表面的にはつきにくい。しかし、その境界を見極める工程こそが、東野作品の魅力であるように思う。ヒントはけっこう明確に示されているのだが、それが明らかになるのは物語の最後の三章くらいからである。いくつもの善悪の皮相が取れて、ミスリードされた偽りの解釈の向こうに、真の善悪が見えてくる。 愛とエゴ。生と死。真実と誤解。そうした人間界のからくりを揺すって心をミスリードさせるのが犯罪の顔だとするならば、本書では、房総沖に浮かんだ一人の男の死体が語る物語は、その発端であるに過ぎない。 本書の物語は、戦後すぐに始まる。一人の女性が、赤子を孤児院に捨てるシーンである。物語は現在へ。この物語のヒロインは何者なのか? その周囲の人間たちは、冒頭の出来事にとってどんな関係であるのか? その辺りが本書のミステリー要素を高めるのだが、真相は近いようでなかなか手繰り寄せられない。捩じれの存在だ。謎の一つが、主人公のガリレオまで巻き込んでゆくところが、当初に書いた通り、本書の一つのエポックかもしれない。 シリーズの常連キャラクターたちの個性を活かしつつ、作品主人公たちの人間関係の謎に迫り、房総沖で発見された男の死体がどう結びつくのか? という捜査経緯と、真実への幾層もの階段を辿る構成。 いつもの手練れのミステリーの物語を見せながら、主人公も含め、親と子の血の問題に迫る切れ味の鋭さは、やはり流石と言わざるを得ない。 | ||||
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| ガリレオの出生の秘密が明かされる。確かそんな謳い文句でしたか。でも、お話としては余り面白くなかったです。 何より、文体が中学生向けのようにわかりやすすぎて感心しませんでした。話の進行もこれまた安っぽい2時間サスペンスのようでしたし。 結局、新しさもワクワク感もなく、ああ終わったなという感じでした。私の中では東野作品の失敗作リストに追加です。 | ||||
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| 東野圭吾作品をこれから 読んでいくので、初心者にはちょうどいい 先、過去の作品を読むのが楽しみになりました | ||||
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| ガリレオシリーズ10冊目。ううむ、劣化が激しいなあ。もともとガリレオは東野作品の中では、際立って面白いわけではない。ノンシリーズ長編の方がずっと優れている。でも奇怪な事件と科学的論理で謎を解くパターンは、安心感があった。 今回は科学が出てこない。何人かの女性の人生が世代を越えて交差する。達者なストーリー作りは健在だ。DV野郎がいかにも今風な痛い奴なのも、リアルでいい。 普通に楽しむ分には文句ないのだが、東野作品としては水準以下だ。 | ||||
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| ありがとうございました | ||||
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| 本作も悪くはないですが、「聖女の救済」「容疑者Xの献身」あたりでピークを過ぎた感がありますね。 | ||||
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| いったいいつからこんな構想があったんだろう?10作目にしてこんな事件で新たな真相を出してくるなんて本当に記念すべき作品だと思う。 たしかにガリレオっぽくない、どちらかというと加賀シリーズのようなしっとりとした事件ですが、落ち着いている中に衝撃の事実があり面白かった。ガリレオも年をとるし、時代も変わってる。 まぁ自称東野圭吾をずっと読んでる系のみなさんは、東野圭吾さんの新刊を読むごとに「白夜行」を超えられない、「容疑者X」以降つまらない、もう東野圭吾は買わない、騙されただの・・・。 それってV9巨人は強かっただの、自分が行ってたラーメン屋に行列が出来たら味が落ちただのと言いたい人と同じですね。嫌ならもう買わないでいいし読まないで下さいよ。 これだけ本が売れない時代に、トップでありつづけて、作品を書き続けて、なおかつ読みやすく、過去のファンも納得させる作家さんはいません。 おそらくそういうファンがぶつくさ言うのも著者は承知で新たな作品を出し続けてくれています。 これからも東野圭吾作品を読み続けます。楽しみです。 | ||||
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| そう容易く相手を騙すなんて事は出来ないし、相手だって気付かない振りをしているだけなんだなって。 二転三転する結末と、読みやすい慣れた文章がいまだ衰えてないのも流石です。湯川先生、内海、草薙も実写の面子(内海は絶対柴咲コウ!)で想像つき楽しめました。 ただ湯川の実母の話は蛇足だと思いました。それ挟まなくても秀でたストーリーだと感じたので星は減らしておきます。 | ||||
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| 他のレビューを見ると低評価している方がいますが、とても面白く満足な一作でした(あくまで個人的な感想であり、否定的な意見がある理由もわからないではないですが、それを考慮しても良い作品だと思います)。 私は主人公の生い立ちや家庭的、感情的な部分が描かれていた方が、その主人公をより好きになれるタイプです(そもそも、このシリーズを好きになったきっかけは「容疑者xの献身」において、親友のために苦悩しながらも行動する、人間臭い湯川先生を見たからです。その一面を知っていたので、「探偵ガリレオ」、「予知夢」も湯川先生に感情移入でき楽しく読めました)。そのため、ずっと湯川先生の子供時代を知りたいと思っていました。 なので、今回それを描いてくれたことには感謝しておりますし、より湯川先生が好きになりました。少年時代のエピソードは初期の湯川先生と重なる部分があり、違和感を感じることはなかったですし、人としての成長過程が見られたようで感慨深いものがありました。 第一作からかなり時間が経っており、科学を扱う作品である以上、科学知識は最新のものを参照する必要があるかと思います。登場する技術は新しいもので時代の移り変わりを感じさせるのに(実際、シリーズの途中作からはスマホが出てくる)、主人公は年を取らず内面も全く変わらないというのは、むしろ違和感を覚えてしまいます。このシリーズは主人公が巻を重ねるごとに円熟しているように感じられ、良い変化をしていると思います。 また、このシリーズの長編は、専門的な科学知識を使ったトリックより人情的な部分に焦点を当てる傾向にあることは知っていたので、科学的なトリックが出てこないことも気にしていません。 ただ、短編版の作風や初期の湯川先生像を強く求める人は、「違う!」と思ってしまうかもしれないです。 結局、読者がどんなガリレオが好きなのか、どんな話を求めているかによって評価が分かれそうです。湯川先生のプライベートが分からないことが魅力という人にはおすすめできません(もちろん、人によって感性は違うものなので、低評価している人を否定する気はありません)。 が、(くどいですが)それを頭に入れた上でも好きな作品です。 長々と書きましたが、少しでも参考になれば幸いです。 | ||||
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| 初期作品を除いて当たり外れがないのは驚嘆に値する。この新作も文句なしの満点。「低劣なレビュアーの雑言」はエンターテインメント小説の何たるかを誤断しているがゆえの遠吠えにすぎません。気にすることはありませんよ。東野作品をすべて読んでいる私が自信を持ってお奨めします。 | ||||
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| 面白かった 今までにない展開 | ||||
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| ガリレオシリーズは『沈黙のパレード』に次いでこれが2作目。他の方々のレビューでは低評価も散見出来るが、僕がガリレオ初心者だからなのか僕にはその理由がよく分からない。この作品は十分に面白かったし1815円が惜しくない秀作だったと思う。経済的理由から自らの子を手放さなくてはならなかった2人の女性の悲哀。その悲哀がこの物語に適度な奥行きを持たせている。ミステリーとしても最後まで展開を予測させない東野さんの手腕に満足。星5つです。 | ||||
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| 東野圭吾さんの本全部読んでます。白鳥とコウモリあまりにガッカリで今回も購入悩んでました。レビューも悪かったし。でも透明な螺旋とても良かったです。是非皆さんに読んでもらいたいて | ||||
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| コロナ以前は通勤途中に電車内で読みやすいように文庫本が出るのを待って読みましたが、 最近はもっぱら在宅なので出版初日にハードカバーを購入して読みました。 沈黙のパレードはハードカバー出版時はコロナ以前のため文庫の出版を待って読んだので、9月に入ってからガリレオを2冊連続で読みました。 タイトルにも書きましたがガリレオらしい?科学トリックはなく、それを期待すると期待外れかもしれませんが、純粋に東野ミステリーとして見れば湯川の新しい面も見えて非常に面白かったです。 そういった意味ではどなたかもレビューで書いてましたが主要登場人物は変わりないですがガリレオスピンオフと言ったところでしょうか? | ||||
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| 東野氏の本は、特別ファンでもないのに出ればつい買って読んでします。 読んだ後も特別な感慨はない。 でも、つい…。 これがベストセラー作家というものなんでしょうね。 よい点は、一気読み可能な文章の平明さ。 いちいち人名や人間関係を別紙に書き出さなくてもいい、分かりやすい登場人物の数と関係。 誰にでも(たぶん)理解可能なストーリー展開。 つまり生活に疲れた読者に、ほとんどストレスを与えず、数時間それなりに楽しみを提供する物語ということです。 もちろん、そうだからといって、書き手もすいすい書いているということはないでしょうけど。 | ||||
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| とても楽しく読ませて頂きました。 面白かったです。 東野氏も還暦を超える年齢で、おそらく親の介護や認知症やら親との別れ等を経験してるでしょう、そういった自らの経験も踏まえて作品を書かれているのだろうという事を感じます。 『いつもの湯川のトリック暴きが無い』とか、『簡単に読めてしまう平坦な文体だ』とか、『犯人がすぐに分かってしまった』とか、『湯川は年を取らない方が良い』とか、色々な意見があるようですが、今回はそういった作品じゃないんじゃないかなぁ。 私はまるで1990年代初頭の作品のような感覚で読ませてもらいました。 「同級生」「分身」「むかし僕が死んだ家」の頃のような。。。。 いくつも張り巡らされた伏線や登場人物の心の動きなど、相変わらず人が書けているなぁと感服してしまいます。 私は昭和生まれなので、昭和の風景が出てくると思わず、にやっとしてしまいますし、「放課後」からリアルタイムで作品を読んで来ましたので、その時々の書かれた時代背景や時系列等が良く分かります。 「放課後」 「卒業」 「学生街の殺人」で 確か「卒業」と「学生街の殺人」の舞台が同じ町か隣町だったかな? 喫茶店をくぐる時の描写だったかピエロの人形だったか、思わずニンマリしてしまう箇所があったなぁ。。もう一度読んでみよう! そういう微笑ましい演出をしてくれる所も嬉しいですよね。 ・・・・・・・ そういった意味でもこの作品はとても素敵な作品だなぁと感じました。 また、もしかしたら今回、東野氏は湯川に自分自身を投影させているんじゃないかなぁとも感じてしまいました。 | ||||
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