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透明な螺旋
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透明な螺旋の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全164件 61~80 4/9ページ
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| 3分の2ぐらい終わった所で、湯川教授が、本格的に、登場して、事件が、解決に向かいます。もっと、はやくから本格的に、登場させて欲しかったです。何てったって、[ガリレオ]シリーズなのですから。 [ガリレオ]=[湯川教授]なのですから。事件が、解決する前に、湯川教授の学友で、刑事の草薙の部下の内海薫が、湯川教授との会話のシーンで、湯川教授が、ヒロインの逃走(犯人ではない)を助ける女性との関係を問われた時の[禁じ手]の、一言が、星1つ減だと思います。それ以前に、ほのめかすシーンも無いからです。 PS.此の作品は、最大で、星4つだと思います。先ほども書いたのですが、[禁じ手]の一言で、星1つ減になってしまいました。そんな訳で、此の作品は、星3つと私は、思います。 | ||||
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| ガリレオシリーズのファンなので、新作が出る度にワクワクしながら読んでいる。 しかしながら、今作は期待はずれだった。 それは、ガリレオシリーズには秀逸なトリックを求めているからだと思う。 今までのガリレオは、短編なら科学的な要素が強いトリック、長編では完全犯罪を企てる犯人の考え抜かれた緻密なトリックというものが、物語の根幹にあった。そのトリックと登場人物の心情や生き方が絶妙にはまっていたと思う。(個人的には、聖女の救済が一番好きである。) 前作の沈黙のパレードからトリックという部分では、物足りなくはなっていたが、一応はまあ、沈黙のパレードもトリックというものが物語の大事な部分にはなっていた。 しかし、今作で中心に描かれたのは登場人物の心情であり、トリックという要素が完全に消えてしまった。 作者は、驚くべきトリックではなく、驚くべき事実というもので読者の心を動かそうとし、それが湯川先生の過去ということだったのだろうか。 トリック要素のないガリレオ。それは私がガリレオシリーズに求めているものではなかった。 | ||||
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| 21年9月に書き下ろしで出版されたガリレオ・シリーズの最新作。当たり前のことをいうが、面白い。湯川教授の出生の秘密も描かれる。 | ||||
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| 幾つか不自然な事がある。 ・人形の名前は誰が聞き出した情報なのか。湯川が単独で訪問し聞き出したのか? 何故警察はそれを知らないのか。 警察も名前を知れば、クラブの名前との関連に気付くのでは無いか。 ・人形の名前とクラブの名前が同じだからと言って、それが秀美が我が子を捨てた経験がある、に繋がるのはなぜか? -読者はプロローグ等で刷り込まれている為、違和感なく受け入れるが、前提知識が無い湯川のような人間にとっては突飛過ぎる発想なのではないか。 ・湯川が園香と秀美に血縁関係が無いと確信した根拠は何か。 -確信できるとすれば、園香の実の祖母は園香と行動を共にする奈江であり、それを湯川が知っていた場合くらいだと思うが、奈江は単に園香の母親とウマが合い可愛がっていただけという事になっている。 何せ警察は秀美と園香の表面上の関係も真の関係にも気付いていないのだから、物証は勿論状況証拠も無い状況で、湯川だけが気付いた事になるのだが、その根拠がどこにも提示されておらず、全く分からない。 ・奈江が園香と行動を共にする理由が弱過ぎる。 というように、殆どが検証されていない湯川の仮説で進んでいく。 湯川も読者の1人でプロローグや園香と上辻のやり取りを読んでいたのだろうか? これが許されるなら、何でもありだろう。 ご都合主義にも程があるとしか言いようが無い。 | ||||
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| 湯川教授の人間としての魅力がいっぱいで良かったです。 | ||||
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| 東野圭吾作品は今回も読みやすい。失踪事件にまつわる加害者は限られるのでだいたい想像はつくが、その動機が興味深い。ありがちな出生の秘密が鍵を握る。ましてや、湯川教授の出生の秘密も明らかになるとは、2度美味しい。 | ||||
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| 面白いかったてす。 | ||||
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| ストーリーは昔からよくある話で、昭和の小説かよってツッコミを入れたいほどです。ひねりも、謎もうなるようなものはありません。 | ||||
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| テレビシリーズであったような、科学で謎を解き明かすことはないが、やっぱり面白く、一気に読み終わりました。 | ||||
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| ガリレオシリーズ第10弾。文章力の高さで一気に読めるが、ストーリー展開、トリックがシンプルすぎて残念。また加賀京一郎シリーズと同じような展開も、著者の限界を感じる。 | ||||
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| 「沈黙のパレード」上映後にこれを読みました。なので読みながらついつい映画化を考え、この役は誰がいいだろうか?とか、これをそのまま映像化するのはどうかな…とか、あの事実が判明する場面ではおそらく映画館内のあちこちから「エーーー!?」と声が出てしまうのでは?とか勝手に想像しながら読んでました。ガリレオの真実、ってそういう意味か、と。自分はここで作品を批評している、いつまでも物理学を応用した現実離れの犯罪の謎解きを期待している思考停止のままの昔からの愛読者ではないので、純粋に楽しませてもらいました。発刊は2021年なので参考にしたなんてあり得ませんが、事件の真相を読むにあたり、少し前に世間を騒がせたある事件を思い出しました。沈黙のパレード同様にストーリーはこちらの予想を裏切り二転三転、そしてこれもまた同様ですが、伏線の回収を敢えて中途半端にして結末の一部を読者に委ねている。話の流れからすればこうだが、ひょっとしたらこうかも…的な。最後まで読んでハイ終わり、ではなく、その辺りを読者に想像して貰う事で作品を残すようにしているのでしょうか?それが今時はポチればすぐに答えが出てくる便利な時代に慣れてしまった読者にはモヤモヤして後味悪く感じるのでしょう。たしかにガリレオシリーズに期待されるような展開ではないし、ガリレオじゃなくても成立する話ではありますけど、作品を世に出すのを生業とする以上はいつまでも同じような作品ばかりを書き続けるのもマンネリ化してネタも尽きてくるでしょう。内容の変化は仕方ないと思います。まあ、上から目線で批評しているつもりだが実はただ自分の都合のいい部分だけを押し付ける迷惑なファンというのはジャンルを問わず何処にでもいますから、それも仕方ないですね。 | ||||
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| 今までのガリレオシリーズと違って今回は殺害方法がわからず科学的な根拠を元に犯人を追い詰める、みたいな展開は全くないです。なので面白いは面白いですが個人的にはいつものガリレオシリーズの番外編?特別版?みたいな感覚が強くありました。湯川についても謎が多く、淡々ときた人間という印象があってそこが好きだったので恋人やら親やらのことはそんなに知りたくなかったかな、と。けどガリレオシリーズとしてみなければ面白かったです。 | ||||
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| 書き下ろしだそうです。 サクサク読み進めていけます。 246ページの12行目、思わず「ええーっ!」と声を上げてしまった。 湯川先生にそんな秘密が!? タイトルの螺旋は、DNAのことなのか。 我が子を手放さなきゃならない二人の母親。 容疑者X的な展開、ストーリーは面白いけど、読んだ後すっきりしない感じでした。 次はどうなるのかなー。 | ||||
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| 事件がいつ起きたとか,あまり細かいことは気にせずに,サクサク読んでまって大丈夫です。では,内容に触れるので,未読の方は以下ご遠慮ください。 沈黙のパレードのp.73にも顔を出したモノポールは出てきたけど,物理の話はほぼ皆無に加えて単なる銃殺だし,いつもとは異なる感じです。ただ,事件そのものに湯川先生自身が深く這入り込んでることで,話の展開がスリリング(pp.182-3)。それと,伏線の回収が未完(実の父親と,六年目に振られた彼女(p.98, 107))につき,このシリーズ未だ終りそうもないです(喜)。 そうそう,ワード『望夢』(p.213)が出てくるのがちょい遅いのでは,と,遅いと言えば,湯川先生の初登場がp.80なのも。あと,『君のことを信じていたいんだ。』(p.250)は,孫であると信じていたい,ってことが最初分からなかった,p.295を読むまでは。 余談ですが,金縁眼鏡(p.86, 188)って,湯川先生に似合いますかね。銀縁若しくはフレームレスが順当じゃないかなぁ,と。 | ||||
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| 湯川の意外な過去が明かされたことが最もびっくりした所。逆に言えばそれくらいしか読みどころがない。 ラスシーンもいただけない。 | ||||
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| 宣伝等のように湯川の過去を知ることができる本作。 「沈黙のパレード」あたりから更に表現される「優しいガリレオ湯川」を楽しく読むことができました。 熱心なファンからは、湯川が「刑事コロンボ」のように家族構成や生立ちが曖昧な方がよかったのに、との意見も聞くが、私は今回の湯川の物語の方が好きです。 新作が待ち遠しい。 | ||||
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| 東野作品は100%ではないが、少なくともガリレオシリーズは全て読んでいる。 この本の一度目の感想は、子供を捨てた母親、そして交際相手のDVに苦しむ女性とその顛末のストーリーとしてだけ捉えると、それほど新鮮味があるとは思えず、読後感もあまりいいとは言えなかった。 しかしその後再度1994年に書かれた「むかし僕が死んだ家」を読み、改めてこの本を読み返して、東野作品の奥深さに鳥肌が立った。 欲を言うなら、できれば湯川先生の実の父親のその後についても触れてほしかった。 | ||||
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| ガリレオの真実は後付け感が強かったですね。 ガリレオの新作は引き続き読みたいですが、容疑者Xを超える作品はもう出てこないと思います。 あの頃が最盛期だったなあ。 | ||||
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| 期待が勝ちすぎるのは東野ファンとして、贔屓の引き倒しと言われるのは理解しています。 金看板のガリレオシリーズの10作目ですから、期待しない方が可笑しいでしょう。 登場人物の過去を描くのは当然ですが、そこに湯川学の過去を絡ませるというのはどうなのでしょうか。あくまで科学者として超然と謎に挑むガリレオの姿を見たいというのはファンの素朴な願望です。今回こそ、昔の名作の様な緊張感あふれる作品と対峙できるのではという期待からですが、今作ではそれは叶いませんでした。 初期のころから東野圭吾を読み続けています。これまで40年近く、60作近く読んできました。愛読しているといっても過言ではありません。本書でも文章の巧みさがベテランの味わいを醸し出していました。なんでも如何様にも書けるから、大ベストセラー作家になっているわけです。 それでもストーリー展開に興ざめしているのは事実です。東野圭吾の名が廃ると思いました。残念ですが。 ストーリー全体を通して、東野圭吾の掌の上で持て遊ばれているように感じました。東野圭吾の才能をもってすれば、これぐらいの展開は楽に書けると思います。読みやすく、次はどうなるのか、という期待を持たせる技術は流石でした。それでも登場人物の絡みやミステリのキモともいうべきストーリー展開には違和感を覚えました。 未読の方の読後感を損なってもいけませんので、これ以上は踏み込みませんが、ご都合主義の展開でも小説になりうると思われているようです。展開と設定には無理があるのでは、という気分に包まれるのは仕方がないのでしょうか。ファンとしては残念な気持ちに包まれました。 人気作家ゆえ、作品が発表されるたびに、常に傑作を期待してしまうのです。売れっ子作家の宿命が感じられます。売れると筆が荒れるという評がたちますが、東野圭吾にはそうならないように願っています。 我々は多作でなくともよいので、東野圭吾でなければ書けないようなしっかりとした小説の登場を切に願っているのです。それだけの素晴らしい作品群を世に問うてきた作家なのは間違いありませんから。 何十作と読んできた東野ファンですので、辛口で書きました。これからも素敵な作品を書いて欲しいものです。それを切に願っています。 | ||||
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| さすが東野圭吾。伏線、ストーリー、役者など緻密な作り。文句なし。 ではあるが、定番、定型、ややマンネリな感じが、ここ5-6年続いている。 同じ作家なので致し方ないのか?この殻を破って、新しい東野圭吾が出現する可能性はあるのだろうか。 | ||||
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