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白光
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白光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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ごく大雑把に云えば、芥川龍之介「藪の中」、アガサ・クリスティ「オリエント急行の殺人」のイメージになるだろうか。最盛期の凄さは無いものの、ストーリーテリングの巧さは健在で、読ませることは保証する。 しかし、細かい点で疑問が生じる。 大学生と幼児の場面では、なぜ、救急車を呼ばなかったのか? 舅が戦争中、南の島にいた事を回想するシーンではリアリティが全く無く、米軍上陸に備えて砦を作る云々と書いているが、その砦という言葉に違和感がある。(南の島の地理的状況は判らないが、塹壕という言葉がしっくりくる) ラスト、幼児の言葉が真実なら、そこに至る書き込みが足りない。 | ||||
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老人の独白から、次々に登場人物の視点による話が進んでいく。 真実なのか、自分だけの思い込みなのか、淡々として語っていくのが怖い。 小さな心の闇・嫉妬は誰にでもあるかもしれないが・・・ 著者の本は、ミステリーのトリックが云々より、心情風景や流れるような文で小説としての面白さが際立つものが多いですが、これは好きとは言えない。 誰にも感情移入はできないし、理解できない。 どんな理由があるにしろ、自分勝手(勝手すぎる)な思いで、何の罪のない子供が殺されなければいけなかったのか。 哀しすぎます。 | ||||
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作者の叙情的な表現と、胸にしみわたるような内容でした。一気に読めます。 | ||||
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ものすごくよく書けた小説だとは思う。 しかし、4才の子供が殺人の被害者というのがまず私には受け入れがたく、 どうして日本のミステリはこうも子供が被害者の小説が多いのだろうかと思ってしまう。 そして、登場人物たちの一人語りが入れ替わりで次々に出てくるのだが、 前に出てきたときと違うことを言うのが、なんだか腑に落ちないままになってしまったような。 なんか最後は言い含められて、無理矢理納得させられたような気がしてしまった。 気が散って、話に集中できなかったからかもしれない。 聡子というのは、最初、ぽっちゃりした中年の女性を想像していたら、 実はけっこうきれいらしいと思いはじめ、読み進めると、幸子よりはかなり落ちると知って、 じゃあ、どの程度なんだとわからなくなったり、 幸子は体だけで顔はイマイチと思ったら、子供の頃からちやほやされていたと知って、 じゃあ、顔もいいほうなのかと思ったり、 武彦というのは、背が低くて、やや太めのぱっとしない男性だと思ったら、 意外とそうでもないのかと思いはじめたり、 この祖父というのは戦争から帰ってきて、なんの仕事をしていたのだろうと考えたり。 わざと書いてない?部分が多すぎたようにも思う。 | ||||
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ある日、たった4歳の幼女が殺されて埋められる・・・果たして犯人は?その動機は? 登場人物のさまざまな思惑が絡まりあい縺れあい、最後の最後まで真相が分からず読者をどんどん引き込んでいきます。事件が実際に起こった時期の真夏の暑さと、登場人物の一人である痴呆老人の妄想内での熱帯の暑さが、入り乱れ絡まりあい息苦しいです。疑念や嫉妬や妄想・・・ドロドロねばねばしたものが混沌と渦巻いていて、ベットリと肌にまとわりついてくるような空気感です。 ミステリーとしてはうまいのでしょうが、どうにもこうにも登場人物たちの乱れた自己中心的な振る舞いや、人間の心の底にたまっている真っ黒な澱のようなものに対して、不快感を感じしまい読後感もあまりよく無かった、というのが正直なところ。 4歳で突然に生を奪われた幼女の死が無駄死にのように感じられ、いったい彼女の人生は何だったのか?と虚しくなりました。 あと、この作家さんは「フェロモン垂れ流しの魅惑的な肉体を武器にした悪女」というキャラがお好きなのでしょうか?他の作品にも似たような主要キャラが登場していたので、またか・・・と感じました。 | ||||
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