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アウトサイダー
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アウトサイダーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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流石のストーリーテラー。 いつものキング流の”ほんとにこんな事あるんかいな?”という奇妙な設定ながら ぐいぐい引き込まれて、読み始めると止まりません。 こんな本にはなかなか出会わない。 | ||||
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キングが好きなら、もちろん色々好みもあって ショーシャンクやスタンドバイミーがいいという人、トミーノッカーズ、ジョイランド、ダークタワー… 一番はどれと言ったらキリがありません もちろんアウトサイダーだって面白いし、駄作ではあり得ません でも、刑事の奥さんが事件の全貌を夫からアレコレ聞いて、意見までしちゃうのは… 日本人の感覚では何なのって感じです 当然のようにべらべら喋る刑事も信用出来ません ま、お話の要点とは関係無いんですけどね 一般人の奥さんじゃなくても良かったんじゃないの?という思いが消せなかったので参考まで | ||||
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相変わらず ご都合主義な点はあるけれど これぞキング 下巻へ突き進みます | ||||
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キングの長編作品は確かに途中まで面白いんだよ、4/5ぐらいまでは。で、最後になって、あれれれれとほほほほ、読んだ時間返しやがれ~ってなることが最近は多くて。ちょっと敬遠してました。でもレビュー評価も良いし手を出してみました。確かに面白~い。でも、待て、下巻まで読まないと。 | ||||
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最後まで読み切りました。これは大当たり。最後の最後まで面白かった~。昔のキングの作品見たいで、はらはらどきどき。上下2段組で上下巻併せて700頁弱だけど、もう一気読み。全く長さを感じさせず。是非映像化希望。無理だろうなあ。 | ||||
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私が読書を始める前、かれこれ30年くらい前には現役だったキング。そして今も現役!「面白いけど過去の作品」だったのに、いつのまにか私が追いついてiPadやスマホが出てきたり。すごく不思議な感覚で読みました。 今でも何も変わらず一気に読ませるストーリーテリングは健在。そして、ただの少年殺害事件、それも容疑者は冤罪か?という推理小説的な内容な上巻が、後半から一気に「邪悪な存在」の匂いがしていつものキングに....!!面白かったです! それはなんなのか本当にはわからない邪悪な存在とそれに対峙する登場人物たち、そこに描かれる家族、夫婦愛、友情。このへんがキングとして普遍的、鉄板でした。いや面白かったです。 ミスターメルセデス三部作に由来する作品なので、これから読む人はそれからがいいかも。私は遡って読みます。 | ||||
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内容は言うまでもなく面白かった。ミスターメルセデスは個人的にはあまり好きな作品ではなかったが、ここに、ホリー・ギブニーという個性的なヒロインが誕生した。誰からも顧みられることの無い女性。美しくもなく、大天才とか、特殊な能力があるわけでもないが、個性豊かで魅力的なヒロインが。 「GTO」のアリア・スターク、「ドラゴンタトゥー…」のリスベット・サランデル、などを彷彿させる。 そして、あの可哀想なキャリーをも彷彿させる。 デンターフロス、神経薬、緊張、人見知り、祈り、自分と戦いながら、静かに悪に挑む。決してスーパーヒーローではないが、自分の持てる力を全て注いで戦う。魅力的なキャラ、キャリーが生還したことに喜びを讃える。 | ||||
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昨日、上巻を読了。 キング作品は、「ミスター・メルセデス」3部作以来ですが、面白さは引けを取らず、ぐいぐい物語の中に引き込まれていく。300ページ超の長さも苦にならない。さすがに巨匠の創作の上手さに舌を巻く。 内容は「不可能犯罪」の謎解きなのだが、次第に呪術的要素も織り込まれ、単なるミステリーではないのが、キングのキングたる所以。また、上記3部作で登場した、探偵事務所「ファインダーズ・キーパーズ」社の後継者となった、ホリー・ギブニーが登場するのもファンには嬉しい点。 ところでこの作品。すでにアメリカではHBOによりドラマ化され、日本でもU-NEXTで視聴できる。ただ登場人物のイメージが、読書中のそれとドラマでは一致しないのが難点かな(笑) ホリーが黒人になっているのにはびっくり。 | ||||
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ミスターメルセデスと、刑事ものは正直、あまり好きではなかったので。どうしても他の作家の刑事者と比べると安易な感じがして。だが、今作品は最初はやはり、何故一点の汚点のない人生を歩んでいた善良な人間を、刑事たちが、その被疑者のアリバイや供述証拠を確固とする事なく、いくら、怒りに駆られていたとしても、いきなり大衆の面前で逮捕し、しかも、怒り狂った聴衆の面前に連れ出すなんて、誰が見ても、殺してくださいと言っているようで腑に落ちない点もあるし、最後まで、これはこんな軽い扱いで良いのだろうかと思ったが、ホリーが出てきて、「ドラゴンタトゥー」のリスベットサランデル、「その女アレックス」並みのヒロインとして登場し、超現実的な世界に突入していくといっきに面白くなった。 ラルフの名前も、キングの中で一番好きな作品「不眠症」と同じだし、やっぱり、キングは超現実的な世界の方が緻密で、自然な作家であると思った。 勿論現実をベースにした良作も多いが。 | ||||
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現実と超自然のバランスが絶妙。 30年来、キング作品を愛読してきた。 しかし、本作の関連書でもある「ミスター・メルセデス」を読んだときは、ミステリと超自然を組み合わせるなんてルール違反だ!と感じ、受け入れることができず、しばらくキングの世界から遠ざかっていた。 本作は、容疑者がどうしようもないワナ?に落ち込んでいく過程のリアリティがすごい。「オルタナファクト」という一昔前の流行語が頭に浮かんでしまう、”冤罪が真実として組み立てられていく”過程。現実も実はこんなものではないだろうか?明日にでも自分の身にふりかかるのではないだろうか?と読者をぞっとさせる仕掛けがそこにある。「読者の皮膚の下に潜り込むような嫌な感じを作りたい」とたしか「書くことについて」で語っていたキングの神髄がそこにあった。 さて、重要な場を提供する「トミーとタペンス」。クリスティファンとしては、「おしどり探偵」におさめられた、あのエピソードが、この作品のモチーフにもなっているのではないか!?と胸を躍らせた、のだがあとがきにも言及なし。でも、きっとそうですよね!?ファンの妄想で楽しむこととしよう・・・ | ||||
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未読の方、まずはミスターメルセデスのホッジズ3部作から読んだ方が絶対良いですよ! そうしたら最後の最後に大笑いできること請け合いです。 この一連の作品は73歳のキングがナンバー1作家の全盛期を取り戻したと言っても過言ではありません。 最近のキングは老いて益々軒昂のようで、パワーと技術がマシマシです。 あまりの面白さに徹夜で二段組の膨大な長編を一気呵成に楽しまれるかと存じます。 | ||||
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もう一気読みです。 1日で読み切りました。話の展開、描写、さすがすぎます。 | ||||
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野球少年を惨殺したとして逮捕されたスポーツコーチのテリー。全く身に覚えの容疑で逮捕されたテリーには鉄壁のアリバイがあった。 不気味な展開を見せる事件だが、テリーの捜査に当たった刑事は、この事件の背後に科学では説明がつかない事態が起こっていることを感じつつあった。 殺人事件が解決を迎えるかに思えた時、あらたな悲劇の幕が上がる。 とにかくボリュームも感じない面白さ、疾走感があります。 お勧めの一作ですね。 | ||||
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殺人事件捜査にあたって、その捜査に当たる刑事が、事件の真犯人がスーパーナチュラルな存在かも、などと考えること自体、捜査を阻害する考えであり、「そんなことあるわけがない。そう信じなければ、自分が住んでいるこの世界への自分なりの理解が一から十までひっくりかえってしまう」と本書主人公のラルフ刑事が考えるのは、至極当然。 このあたり、キングは十分わかったうえで、それでもなおそう信じざるを得ない説得力を持たせるうえで、上巻ラストで登場した、探偵社調査員のホリー・ギブニーの存在が光ります。 4千枚以上の映画DVDを保有する映画好きの彼女。 彼女は彼女なりのメンタル的問題をかかえながらも自身の状況を受け入れ、自身が何をやるべきかが分かっており、そのやるべきことをしっかりやり遂げることのできる、力強くて非常に優秀な調査員です。 「自分にできることは絶対やらなければ。でも、その一方でカスみたいなことは忘れましょう。過去を振り払わなければ人は自分の過ちに生きながら食われてしまいます。わたしはそれをこの身で知っている女です」 と述べるホリーが過去にどのような事件に携わってきたのか(本書でも過去の事件に触れられる場面があります)、ぜひとも以前の事件を描いた作品を読みたくなります(未読だった「ミスターメルセデス」を読んでみようかと思います)。 「世間の人間には、当人が見ている現実世界の外側にあるものは見えないんだよ」 「アウトサイダーの最大の武器は、わたしたち自身の『信じたくない』という姿勢です」 「人の悲しみがやつの食い物だ。やつは悲しみを食らうんだよ」 キングは「暗黒の塔シリーズ」や「ザ・スタンド」の黒衣の男や「IT」の邪悪な存在をはじめとして、「根源的悪の象徴たる存在」を数多くの作品で描いてきており、その「悪」と「善」の戦いを描いた作品は少なくありません。その意味でも、本書はいかにもキングらしい作品だと言えます。 ただ、本書はその中でも、力強さとポジティブなメッセージを発する作品だと感じます。 「悶々と悩んでばかりいてもしかたがない。人は自分にできることをするだけだ」 「この世界には、善を目指す力もまた存在している。この世界には、バランスを回復させようとする力が存在しています」 「現実は薄い氷です。でも大半の人々はその上で一生スケートをしていても、命が絶えるまで、氷が割れて下に落ちる目に一度も会わずにすんでいます。わたしたちは氷の裂け目に落ちてしまった。でも助け合って逃げ出しました。そして今も助け合っているのです」 本書あとがきには、今後翻訳が期待される作品の紹介もあり、これがまた面白そうです。 70代にしていまだ傑作を書き続けているキングの底力に驚嘆します。 | ||||
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今回の敵はメキシコ伝説の悪鬼エル・クーコ。 出自がB級ホラー並みに陳腐なのに、キングの手にかかれば現代の猟奇殺人者に転生される。 エル・クーコを現代風にアウトサイダーと名付けた女性が下巻のキーパーソン。 彼女が悪鬼退治にあたり、クライマックスに再びあの必殺技を繰り出すあたり、もう本当にキングは読者が求めていることを熟知している。 老眼の視界限界まで連夜読まされるホラー中毒書。 | ||||
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いやあ、面白い! 今、上巻を読み終えたところですが、もう一気読みでした。 この上巻を読む限り、ハードカバー上下巻合計4400円(税抜)は無駄でなかったと言えます。 少年野球のコーチであるテリー・メイトランドが1500人もの観客が見守る中、残虐な殺人容疑者として逮捕される場面からスタートする本作。 警察側から見れば、これ以上はないというほどの確固たる証拠に基づき100パーセント疑いないとの自信を持っての逮捕劇だったものの、テリーは犯罪が行われた時間には、とうてい事件現場にいることができないという完璧なアリバイが。 このテリーのアリバイが明らかになっていく過程は、まさにミステリー小説としての展開でページをめくる手が止まりません。 それでも事件現場に残された数々の証拠がテリーが犯人だと示している。 テリーが同時に二か所に存在したとしか説明がつかないというこの状況にどう決着をつけるのか、と思いきや、第3章ラストでまさかの展開を見せ、ホラー作家キングならではの超自然的不気味さがグググっと現れてきます。 犯人は「アウトサイダー」つまり「部外者」なのか。 本作のブックカバーに描かれた人物は「ザ・スタンド」のブックカバーに描かれた「黒衣の男」を彷彿させます。 また、本書を読んでいると、本作同様少年らが残虐な事件に巻き込まれる連続殺人事件の謎を追う傑作「ブラックハウス」を思い出しましたが、そちらの作品では、なんとキングのライフワークである「暗黒の塔シリーズ」との関連が明らかにされました。 更に、「ミスターメルセデス」に始まるミステリー三部作(私はまだ未読だったのですが、そちらも読んでみたくなりました。)の登場人物も現れます。 果たして、今度どんな展開を見せるのでしょうか。 さっそく下巻にとりかかります。 | ||||
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善良な夫がある日突然衆人環視の中逮捕されてしまう。残額な少年殺人事件の犯人として動かぬ証拠があるのだが、実は事件当日は仲間と一緒に旅行中で⁉︎一気に読んで一気に下巻へ! | ||||
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