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硝子の塔の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
硝子の塔の殺人
硝子の塔の殺人 (実業之日本社文庫)

硝子の塔の殺人の評価: 3.53/5点 レビュー 218件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全218件 81~100 5/11ページ
No.138:
(2pt)

愛情たっぷり感、新本格へのレクイエム

読み終わり、本を閉じたときにまず思い当たったことは、単行本の帯巻きのそうそうたる面々のキャッチコピーにこそトリックが読み手のわれわれに暗に仕掛けられていたんだという、真相。
かなしい。むなしさの虚脱感の正体に気がつきました。

なるほど。作者の平成の新本格もの偏愛は、あたかも体温感覚まで伝わってきましたが。それ以上の期待値を軽々超えるような、読み応え感のぬくもりはなかった。

かなしい。
でも館もの、器型のお約束ごとコード多用のミステリーの限界点も賞味期限切れをも浮き彫りにしてくれた功績は後にも先にもこの本作を嚆矢としていいのではと感じました。
つまり、愛情たっぷりの館もの新本格の墓標です。

もういいでしょう。
21世紀も20数年経た今、憧れるのはやめにして次のまだ見果てぬ地平にこそ目を向けて、向かいましょう。

重鎮、ベテラン、若手問わずに是非とも本格派の書き手には、まだ誰も見たことも読んだこともないであろう、今後2020年代にふさわしい新鮮な鮮度の本格ミステリー。
つまるところ、本格ものの前人未到のフィールドのより拡張のたゆまぬ探求と奇想と、魅力的な謎を引っ提げて上梓してもらいたいと期待しております。

誰でも初めて読んだときの、本格もののあのときの『ぬくもり』を、われわれ読み手は、いつまでも覚えているものなのですから。
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No.137:
(4pt)

ミステリのためのミステリ

よく練り上げられたミステリで面白かった。
ただ、後半の伏線回収のため、前半のストーリー設定に若干の綻びがみられる。
kindle unlimitedで読んだが、読み終わったあと、有料になっていたのでラッキーだった。
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No.136:
(5pt)

面白い

予測不可能な展開が面白い
硝子の塔の殺人というタイトルもいいと思った
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No.135:
(3pt)

ある程度ミステリオタクでないと

ミステリ小説を読み始めた身としては、小ネタがわからなくてあまりおもしろくないかも。
ある種有名作品の軽いネタバレ要素もあるので、読む人をかなり選ぶと思います。
映画で言うcabinみたいな位置づけの作品だと思います。
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No.134:
(2pt)

ポケミス育ちにはつまらない

医療系コミックを読んだ流れで天久シリーズを一気読みした後、同じ作者のものをいくつか読んだのですが。
同人誌っぽいというかオタク語りですね

子供の頃に英米の本格派はほぼコンプリしましたが、「新本格派」とやらはスルーしていました
タイトル見ただけで読む気なし

今回これを読んでそのカンは正しかったと。
Audibleの読み手は問題なしでした
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No.133:
(3pt)

残念

ストーリーは面白かったけど、キャラがちょいちょい痛くて残念。
この作者さんのドクター物のキャラも痛いので、そういう設定がお好きなのかな?
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No.132:
(3pt)

オマージュ

作者の本格ものへの愛を感じる。
キャラは類型的であるがそこにも意味があるので仕方ない。
そんな動機で人は殺さないだろうという突っ込みは本格系には無粋だろう。
あくまで本格ってなに?という人向けの入門的作品だと思った。
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No.131:
(3pt)

中盤の進みが

後半に先に作って中盤を後付したかなという感想です。全体は面白いけど何か欲しい、逆に次が有るのかなと想像する。
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No.130:
(5pt)

『硝子の塔の殺人』 は新本格ミステリの傑作ですね。

本格ミステリの傑作です。

雪に囲まれた密室状態のガラスの塔で起こる連続殺人事件を、自称名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬が解決していきます。

謎が謎を呼び、伏線が伏線を解く、驚きの展開が待っています。

作者の独自の発想と技巧で読者を魅了します。

ミステリー好きに一推しの一冊です。
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No.129:
(5pt)

減点なし

なんてものを読んでしまったんだ。というのが読み終わってすぐ出た感想です。
ミステリ蘊蓄も楽しく読ませてもらえたし、気に食わないところがありませんでした。
なんというか感服です。
よくこんなところまでたどり着けるものだなぁと。

しかし、否定的なレビューもぼちぼち見かけます。
純粋にただただ楽しめた私が幸せ者なのかも…
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No.128:
(4pt)

ミステリーでできたミステリー

なかなか読み応えがあって、話の流れも面白い作品でした。姿を消した「月夜」はまたどこかに登場するのでしょうか。
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No.127:
(5pt)

読みやすい

初めてのミステリー小説。
ほかの実在してる聞いたことのある作家さんの名前が多く出ており、現実味のあるお話でした。
最後のどんでん返しも衝撃的で、読んでいる最中ずっとはらはらしながら怖さを感じつつ、読むのを止めれませんでした。
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No.126:
(5pt)

面白かった

本格ミステリーの約束事や豆知識を織り交ぜつつ、新しい形のミステリーとして展開される。少し長いが最後まで夢中になって読めた。
解説の島田荘司が書く通り、一つの時代を終わらせ次へ進むための指標となる作品だと思う。
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No.125:
(5pt)

名探偵の裏に名犯人あり

名作ミステリー小説のネタがポンポン飛び交うので、ミステリー初心者はちょっと避けたほうが良いかも。知らなくても楽しめますが知ればもっと楽しい筈ですから。しかし小説を書くためにモデルを作ったという理由が解りましたよ。舞台装置もすばらしかったです。
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No.124:
(3pt)

「新本格」の内輪受けには辟易する

ミステリー小説ほど、作品の中に他の作家の名前が出てきたり他人の作品へのオマージュがあるものが多いジャンルはないだろう。特に「新本格」といわれる人たちはその中でクローズドな社会を作り上げていて「これが新本格でござい」という作品を敢えて発表している。その内輪受けな感じが作品に反映されるものが多いので純粋に内容を楽しむことができないものも多い。
島田荘司には先駆者としてのリスペクトを感じ、文章や構成の面白さを味わえても、テクニックのお披露目会のような綾辻行人以降の「新本格」にはそれがない、と私は思うのだが、「新本格」の仲間にあるものはひとくくりで楽しめないとマニアではないかのような押し付け感。本作でいえば冒頭から延々と続く「名探偵」の他作品への傾倒ぶりの記述は、この作品を「新本格」として語るうえで果たして必要なくだりなのだろうか。
出つくされた感のあるトリックを、「これって●●のパクリじゃね?」と言わせないために「あえてわかって書いてます。だって私はミステリマニアだから」と読者に知らしめるための叙述パターン。焼き直しと感じさせないレベルの物を書けないから、作中で敢えて「オマージュ」と感じさせるような言い訳を登場人物にさせているのだろうなと勘繰ってしまう。
古典トリックとその応用形である新本格のパターンを余すことなく取り上げて物語に仕立てた、という点で言えば「作法を完璧に使いこなした」という島田荘司が巻末に書いたことがまさにその通りなのだけれど、裏を返せば「それだけでしかなかった」という物語でもあった。皮肉っぽく言えばこれぞまさに「新本格」。読む価値がないとまではいわないけれどそこまで評価するようなものかな、というのが正直な感想。
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No.123:
(5pt)

ヤバすぎる

マジでメチャクチャ面白かった。
読後の喪失感、爽快感ハンパない。
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No.122:
(5pt)

Audible版

初めてAudibleを利用しましたが、ナレーター(高梨 謙吾)の力量に圧倒されました。元々聞き取りやすい声質なのは当然としても、10数人いる登場人物の声による演じ分けが見事でほとんどト書きが不要と感じるほどでした。最終日以降の遊馬の精神状態の変化も声色で感じることができました。文章を黙読する場合に比べると鑑賞時間は数倍かかってしまいますが、違う種類のエンターテイメントとして満喫できました。映像作品になったとしてもここまでの臨場感は得られないのではないかと思います。
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No.121:
(5pt)

罪人と怪物のロマンス

今作のエンタメとしての肝は主に三つ有る。

一つ目、推理と真相の多重構造。どんでん返しが幾つもあるというやつだ。
今作は大まかに言えば三つの事件の入れ子構造になっている。
その分、推理と真相というメインディッシュが三つも楽しめる部分が一つ。

二つ目、読めばわかるが、作者はとてつもなくディープな本格オタクだ。
語り出したら止まらなくなるタイプだ。そんな作者が本格をメタ的に解体し、
一つ目で上げた入れ子構造にのせ、それぞれテーマとして入れている点。

例えば、探偵と犯人は影と光である。逆ではない。難解な事件とそれを作り出す犯人がいなければ、
名探偵はけして存在出来ない。ダークナイトのバットマンとジョーカーであり、
もっと直接的に言えば、パズルの解答者と出題者だ。
難解なパズルが無ければ、天才的な解答者が居てもそれは只の人……などだ。

そして三つめ、エンタメとしてもっとも大きな肝はやはりキャラとその関係性であろう。
本格の弱点の一つが、キャラの弱さだと言われている。アガサ・クリスティなどの例外を除けば、
トリックや舞台立てに重きが置かれるものの、内面描写が弱くキャラが魅力的ではないというやつだ。

今作のキャラは少なくともリアリティのあるものではない。
だが犯人は魅力あるキャラに仕上がっていると感じる。その関係性についても見事だ。

潜入捜査官ものと同じエンタメ構造が本作にはあり、いずれ来るであろう破綻、
終わって欲しくないものが何時か終わる。捜査の進展とリンクしたその終わりに、
読者は事件とは別種の緊張を常に強いられる。

そして真相、ハッキリ言って荒唐無稽な動機だ。だが本格推理好きとしては、
その想いを狂人の戯言として切り捨てられないものでもあり、
それに寄り添える彼を、怪物と一緒に滝つぼに落ちようと言える彼を、応援してしまう自分がいる。
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No.120:
(5pt)

なぞ解きミステリーを存分に楽しむ。

クローズド・サークルを堪能。
ワトソンくん。
古き良きミステリー小説が次々に並んでいく。
マニアックな舞台に入り込んで。
推理し解き明かすそれを”読者への挑戦状”という。
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No.119:
(2pt)

あれ??という違和感が。。ネタバレあり

ミステリーに限らず、スラスラ読める本とは反対に、(あれ?)と違和感が湧く本があります。
圧倒的にスラスラ読める方が安心するしフラグ回収も上手いのに、こちらの本は後者でした。
名探偵と何十回もあえて言うのに、名探偵なのに両親の死の謎は解かないのです。
おかしいです。あれ?なんで?探偵になったら真っ先にやるのは両親の死の真相を解くことよね。聞き手もそれを聞かない。
もうそこからつまらなくなりました。
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