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硝子の塔の殺人
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硝子の塔の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全183件 21~40 2/10ページ
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ワイダニット、ハウダニット、フーダニット、真相に関わるそのいずれもが最後の最後まで陳腐だが、陳腐であることをこの作品の重要なファクターとして楽しめるならとても面白い小説なのだと思います。 ただミステリーではないですね、本格的にミステリーを読んできた方なら肩を落とす方もいらっしゃるかも。 作品の狙いについて知る為の材料は多いのでよく小説を読む人間であれば中盤あたりにはほぼ気づけるかと。 ただ思うのは、ミステリーの巨匠になりたかったのは洋館の主人だけでなく著者自身なのではないか。 他の作品を読んでも過去の名作がちらつきつつもどこか設定の周到さ・奥深さや人物の描写で劣っていると思ってしまう。 知念氏もまた苦しんでいるのだろうか。 | ||||
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今までたくさんの衝撃を与えてくれた作家さんたちが帯に推薦文を書いていたので読みました。 これって、作品内で自分のことを褒められたから推薦文を書いただけなのでは...?と思わせるような内容でした。 特に驚きもせず、予想できてしまったことがダメだったかも。何も考えずに読めばよかったです。 キャラもね...。ミステリ愛とか、オマージュとか、やりたいことはわかるんですけど、ちょっとさむすぎました。 さぞすごいオチなんだろう!と楽しみに読んでる時が1番おもしろかったです。 でも、色んな作家さんがここまで持ち上げる理由がわからなかったです。 やっぱり作品内で自分のことをほめられたからなのかな...。 名犯人って言葉はとにかくきつかったです。一気に冷めました。 | ||||
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エンタメ性抜群で、次から次へとグイグイ引き込んでくれる仕掛けが本当によかった。9割がたまではいろんな人に勧めよう!と思えるほど本格ミステリとして楽しめていたのに、なぜか最後突然ラノベ?!と思うような変な軽さで、今までの重厚さはなんだったの?となった。例えていうなら、フランス料理のフルコースを味わった最後のデザートが人工着色料たっぷりの子供用のケーキみたいな。。。急に安っぽい感じになっちゃった。 以下ネタバレあり。 若い女性を拷問までするような凄惨な連続殺人の終わりが、サイコパスな美女に恋心、ほっぺにキス、差出人の名前のない綺麗な青い月夜のポストカード。最後の数ページだけ突然ラノベに迷い込んだみたいで、読後感が気持ち悪かった。その直前までずっと楽しめていたので残念すぎた。 | ||||
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ミステリーがある程度好きで、クリスティーの主要作品や日本の綾辻行人あたりは読んだことがある人向け。そうでないとのめり込めないと思う。トリック自体には新しい感じはないけれど意外性という点では充分に楽しめました。やっぱりミステリーは「館」が1番ですね。作者はそのあたりを分かっています。 確認作業として2度読みしたくなる人が多い内容だと思います。自分はえっ?!となり再読しました笑 | ||||
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推理モノと言われるとイメージするアニメに出てきそうな登場人物にとストーリー。いきなりネタバレかと思わせるので最初こそそれ以上読むのを躊躇ったが、私には最後まで心地良く読めました。おもしろかったです。時代に合わせたSNSやら何ならがないからこそ感じられるミステリーでした。 | ||||
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有名なミステリーをある程度読んでから本作を読むことを推奨します。その方が楽しめるはずです。 | ||||
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読み進むごとに、古典推理小説の名作や、近代のミステリーなど、もっともっと読みたくなりました。2人の結びつきってやっぱりlove的な…? | ||||
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まさかと思う展開にページをめくる手がとまらなくなりました。 お勧めできる一冊です | ||||
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ミステリ好き必読の一冊です。伏線回収からどんでん返しまで完璧 | ||||
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やたら星数が多くて期待したけど、出尽くしたストーリーの上書きにしか思えなかった。 セリフも大袈裟で無駄が多く、回りくどい。 もう少しすっきりと纒めれば良いのに。 アガサ・クリスティのそして誰もいなくなったとアクロイド殺しのオマージュ形式の劣化版。 終結部は作者得意の「こんな部屋がありました」、「こんな場所がありました」、の展開。 綾辻行人の六角館十角館の殺人も想起させる。 | ||||
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本格ミステリーはいかに作者の設定を楽しめるか、それも魅力の一つだ。 私が楽しめたかと言うと、確かに楽しめた。 しかしそれでこの作品がいい作品になっているかというとちょっと違う気がする。 本格推理はこの作品が使用した所謂 どんでん返し を使用する誘惑にいかに抵抗するか、その覚悟である様な気もするからだ。 | ||||
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頭を鈍器で殴られるような切り返しがある作品は、往々にして種明かしまでは「駄作かな?」と思わせる退屈さがある。細部まで読むモチベーションを削ぐことでトリックを上手く仕込むことができ、真実が明かされたときの衝撃を得られる。だからずっと退屈ではあったけど、満足なのです。 | ||||
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名だたるミステリー小説の紹介本かと思ってしまった。 ミステリー通でないとわからない点も多くストーリーに入り込めない。 | ||||
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普通に面白い。 このジャンルだと邪道に入るのかも知れないが。 読み終わった後のスッキリ感があるので。 読んでいてスッキリして終わるか、 もやもやして終わるかだったら、 スッキリ終わった方が良い。 | ||||
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犯人がすぐわかってしまう書き方の作品。 この方の作品 他にも、そういう傾向がいくつかあったので、またかとなってしまった。 | ||||
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ここ数年間読んだ本で一番面白かったです。論理構成もしっかりしてるし、説明がしつこくないから理解もしやすい。なにより、登場人物同士のの掛け合い、ボケツッコミ的な部分も適度な距離感で良い。クライマックス含め、何一つ文句ない出来の作品でした。 | ||||
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2転3転の展開で後半はどんどんページをめくるスピードが早くなって、終わり方もイイ。ミステリはあんまり読まない、前半中盤が退屈になるので。しかし、この作品は違った。星5です。 | ||||
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ミステリーがそこまで好きじゃないので、前半は文字を読むのがしんどい。トリックの角砂糖はほーって思った。途中であれは毒だったのかなって疑問が、足音で怪しさ増す。親の話は怪しすぎてサイコパスはすぐ解った。続編有りそうだが読まない。 | ||||
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お話は楽しく読みましたが、この作者の文章力はいまいちだと思う。難しい言葉はないので読みやすいけど、小説は上手ではないというか。主人公のキャラも苦手。 それと、これから読もうとしている作品のあらすじやトリックのタイプなどが書かれており、非常にがっかりした。 | ||||
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【総評】 「気持ちよく振り回してもらった」という言葉がしっくりくる。 何度もひっくり返る物語と、各キャラへの評価・思い入れ。 評判に恥じない傑作だと感じた。 【印象に残った点】 ・犯人が最初から示されているので、どんでん返しがあるのだろうとは思っていた。「読者への挑戦」の時点で、あと150ページも残っていたことからもそれは明らかだったが、最後まで展開が読めなかった。 ・途中でだいぶメタ寄りになったりして少し心配だったが、評判が良かったので信じて読み進めた。最終的には自分の好きなところに落ち着き、めちゃくちゃ面白かった。 ・密室トリック自体は(完全に見抜けはしないが)自分でも手が届きそうなレベルで、あんまりだなぁと思っていた。それが主題じゃないのは想像の範囲内だったが、トリックの稚拙さが真犯人の動機につながっているというのはアッパレ。真犯人の気持ちを知らないうちに追体験している、気持ちがわかるという秀逸なプロット。 ・DNA=二重らせんは想像の範囲内だったなぁ。「なんでわからなかったんやろ感」が高くて良き。 ・「名犯人」の登場に金田一少年の高遠遥一を思い出したのは私だけではないはず。キャラ立ちを求める自分のような読者にとっては大好物といってよいレベルの、いい悪役。また見たい。 【読んでいる最中の心情】 ・図書館にて「あ、なんか本屋で見たことある!きれいな表紙だなー。見取図えっぐ!これは読まずにいらいでか~」 ※後からよく見たら2階以上は意外と単純だった ・プロローグ「あ~犯人わかってるパターンかーあまり好きじゃないかも~」 ・一~二日目「遊馬、ちっせぇ男だなぁ。月夜の変人キャラいいなぁ。やっぱ名探偵は変人じゃないと!」「月夜ちゃん、ピルケース気づいてない?入れ替えてない?」 ・三日目「やっぱり読者への挑戦は必要だよねー!」 ・最終日「なんかもう解答編って感じだけどまだ150ページあるぞ。犯人そいつかーまぁ怪しかったもんな。あー遊馬くん軽率!ここで冒頭とつながるのか~」 「二重らせん!確かに言ってた」「まさかの読者への挑戦Part2!!盛り上がってきた!」「まさかこれ、犯人は読者!とか筆者!とかじゃないよね。さすがにサムいよ…」「あ、狂言だったのかー!」「化け物?それってあの人しか…」「モリアーティ!モリアーティ!」 Do you miss me? Yes , I miss you!! | ||||
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