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硝子の塔の殺人
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硝子の塔の殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全204件 61~80 4/11ページ
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| 【総評】 「気持ちよく振り回してもらった」という言葉がしっくりくる。 何度もひっくり返る物語と、各キャラへの評価・思い入れ。 評判に恥じない傑作だと感じた。 【印象に残った点】 ・犯人が最初から示されているので、どんでん返しがあるのだろうとは思っていた。「読者への挑戦」の時点で、あと150ページも残っていたことからもそれは明らかだったが、最後まで展開が読めなかった。 ・途中でだいぶメタ寄りになったりして少し心配だったが、評判が良かったので信じて読み進めた。最終的には自分の好きなところに落ち着き、めちゃくちゃ面白かった。 ・密室トリック自体は(完全に見抜けはしないが)自分でも手が届きそうなレベルで、あんまりだなぁと思っていた。それが主題じゃないのは想像の範囲内だったが、トリックの稚拙さが真犯人の動機につながっているというのはアッパレ。真犯人の気持ちを知らないうちに追体験している、気持ちがわかるという秀逸なプロット。 ・DNA=二重らせんは想像の範囲内だったなぁ。「なんでわからなかったんやろ感」が高くて良き。 ・「名犯人」の登場に金田一少年の高遠遥一を思い出したのは私だけではないはず。キャラ立ちを求める自分のような読者にとっては大好物といってよいレベルの、いい悪役。また見たい。 【読んでいる最中の心情】 ・図書館にて「あ、なんか本屋で見たことある!きれいな表紙だなー。見取図えっぐ!これは読まずにいらいでか~」 ※後からよく見たら2階以上は意外と単純だった ・プロローグ「あ~犯人わかってるパターンかーあまり好きじゃないかも~」 ・一~二日目「遊馬、ちっせぇ男だなぁ。月夜の変人キャラいいなぁ。やっぱ名探偵は変人じゃないと!」「月夜ちゃん、ピルケース気づいてない?入れ替えてない?」 ・三日目「やっぱり読者への挑戦は必要だよねー!」 ・最終日「なんかもう解答編って感じだけどまだ150ページあるぞ。犯人そいつかーまぁ怪しかったもんな。あー遊馬くん軽率!ここで冒頭とつながるのか~」 「二重らせん!確かに言ってた」「まさかの読者への挑戦Part2!!盛り上がってきた!」「まさかこれ、犯人は読者!とか筆者!とかじゃないよね。さすがにサムいよ…」「あ、狂言だったのかー!」「化け物?それってあの人しか…」「モリアーティ!モリアーティ!」 Do you miss me? Yes , I miss you!! | ||||
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| トリックこそわからなかったが中盤には話のオチはなんとなく分かった。 こんな感じかな〜と思ったらやっぱりその通り。 それでも読みやすい文章でさくさく読めたし、ストーリーが冒頭のシーンに追いついてからのラストスパートは良かった。 全体的に楽しく読めました。 不満点があるとしたら結末かな。 犯人がしっかり報いを受ける結末の方が個人的には好き。 | ||||
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| ミステリーキング | ||||
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| 前半はちょっと退屈するかもしれないけど、半分まで頑張って読んでください! きっと後悔しないと思います。 | ||||
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| 初めは微妙と感じたが話が展開するたびに、鳥肌立つし、時間を忘れるくらい夢中になれます! 映画化したら見てみたいけと、演じてるの難しそう.. ぜひ読んでみてください! | ||||
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| ミステリー初心者の私は、エピローグ時点に戻ったら後の展開に度肝を抜かれました。久しぶりに興奮させてくれるストーリーでした。 | ||||
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| 読み終わり、本を閉じたときにまず思い当たったことは、単行本の帯巻きのそうそうたる面々のキャッチコピーにこそトリックが読み手のわれわれに暗に仕掛けられていたんだという、真相。 かなしい。むなしさの虚脱感の正体に気がつきました。 なるほど。作者の平成の新本格もの偏愛は、あたかも体温感覚まで伝わってきましたが。それ以上の期待値を軽々超えるような、読み応え感のぬくもりはなかった。 かなしい。 でも館もの、器型のお約束ごとコード多用のミステリーの限界点も賞味期限切れをも浮き彫りにしてくれた功績は後にも先にもこの本作を嚆矢としていいのではと感じました。 つまり、愛情たっぷりの館もの新本格の墓標です。 もういいでしょう。 21世紀も20数年経た今、憧れるのはやめにして次のまだ見果てぬ地平にこそ目を向けて、向かいましょう。 重鎮、ベテラン、若手問わずに是非とも本格派の書き手には、まだ誰も見たことも読んだこともないであろう、今後2020年代にふさわしい新鮮な鮮度の本格ミステリー。 つまるところ、本格ものの前人未到のフィールドのより拡張のたゆまぬ探求と奇想と、魅力的な謎を引っ提げて上梓してもらいたいと期待しております。 誰でも初めて読んだときの、本格もののあのときの『ぬくもり』を、われわれ読み手は、いつまでも覚えているものなのですから。 | ||||
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| よく練り上げられたミステリで面白かった。 ただ、後半の伏線回収のため、前半のストーリー設定に若干の綻びがみられる。 kindle unlimitedで読んだが、読み終わったあと、有料になっていたのでラッキーだった。 | ||||
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| 予測不可能な展開が面白い 硝子の塔の殺人というタイトルもいいと思った | ||||
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| ミステリ小説を読み始めた身としては、小ネタがわからなくてあまりおもしろくないかも。 ある種有名作品の軽いネタバレ要素もあるので、読む人をかなり選ぶと思います。 映画で言うcabinみたいな位置づけの作品だと思います。 | ||||
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| 医療系コミックを読んだ流れで天久シリーズを一気読みした後、同じ作者のものをいくつか読んだのですが。 同人誌っぽいというかオタク語りですね 子供の頃に英米の本格派はほぼコンプリしましたが、「新本格派」とやらはスルーしていました タイトル見ただけで読む気なし 今回これを読んでそのカンは正しかったと。 Audibleの読み手は問題なしでした | ||||
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| ストーリーは面白かったけど、キャラがちょいちょい痛くて残念。 この作者さんのドクター物のキャラも痛いので、そういう設定がお好きなのかな? | ||||
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| 作者の本格ものへの愛を感じる。 キャラは類型的であるがそこにも意味があるので仕方ない。 そんな動機で人は殺さないだろうという突っ込みは本格系には無粋だろう。 あくまで本格ってなに?という人向けの入門的作品だと思った。 | ||||
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| 後半に先に作って中盤を後付したかなという感想です。全体は面白いけど何か欲しい、逆に次が有るのかなと想像する。 | ||||
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| 本格ミステリの傑作です。 雪に囲まれた密室状態のガラスの塔で起こる連続殺人事件を、自称名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬が解決していきます。 謎が謎を呼び、伏線が伏線を解く、驚きの展開が待っています。 作者の独自の発想と技巧で読者を魅了します。 ミステリー好きに一推しの一冊です。 | ||||
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| なんてものを読んでしまったんだ。というのが読み終わってすぐ出た感想です。 ミステリ蘊蓄も楽しく読ませてもらえたし、気に食わないところがありませんでした。 なんというか感服です。 よくこんなところまでたどり着けるものだなぁと。 しかし、否定的なレビューもぼちぼち見かけます。 純粋にただただ楽しめた私が幸せ者なのかも… | ||||
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| なかなか読み応えがあって、話の流れも面白い作品でした。姿を消した「月夜」はまたどこかに登場するのでしょうか。 | ||||
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| 初めてのミステリー小説。 ほかの実在してる聞いたことのある作家さんの名前が多く出ており、現実味のあるお話でした。 最後のどんでん返しも衝撃的で、読んでいる最中ずっとはらはらしながら怖さを感じつつ、読むのを止めれませんでした。 | ||||
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| 本格ミステリーの約束事や豆知識を織り交ぜつつ、新しい形のミステリーとして展開される。少し長いが最後まで夢中になって読めた。 解説の島田荘司が書く通り、一つの時代を終わらせ次へ進むための指標となる作品だと思う。 | ||||
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| 名作ミステリー小説のネタがポンポン飛び交うので、ミステリー初心者はちょっと避けたほうが良いかも。知らなくても楽しめますが知ればもっと楽しい筈ですから。しかし小説を書くためにモデルを作ったという理由が解りましたよ。舞台装置もすばらしかったです。 | ||||
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