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甘美なる誘拐
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甘美なる誘拐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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キャラクターも明るめでストーリーも重くないのでスッキリと読める。物語の真相に迫る部分も、色々と伏線が回収され楽しめた。 ただ、ある人物の登場(見せ方?)によって大体の真相が途中でわかってしまうのが勿体なかった。 | ||||
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まず第1印象として、著者がいろいろと構成を工夫していることは分かるのですが、かえって全体の筋の流れが分かりにくくなってしまっているのではないかと感じてしまいました。とくに読み進めていくうちに周辺部の登場人物が誰が誰やら分からなくなってしまう点には困りました。 前半部は淡々と進行して行くのですが、要するにヤクザ見習いの日常と潰れそうな中小企業の話が延々と続く展開となり、読むのをやめそうになってしまいます。救いは、この作者が大変文章がうまいことで、最近の若手作家によく見られる時制のおかしな日本文を書かないことなんですが、そうした抵抗のなさがなければ途中で読むのを止めていたと思います。小説の何カ所かに盛り上がりを作って読者を引き込んでいく作品デザインが必要なのではないかと思いました。 「誘拐ミステリー」とはいいますが、要するに宝くじで当たった金をどうごまかして自分たちのものにするかという話でしょう。たしかに身代金を奪うあたりはちょっとしたアクションものそこのけの迫力があるのですが、実はこの物語の本質部分とは関係ありませんよね。 ミステリー用語を使用することをお許しいただくとして、近年書かれるミステリーは「ハウダニット」は巧みなのですが、肝心の「ホワイダニット」が弱いものが多いと思うのです。純粋謎解きものならある程度はそういう面も許されのかもしれませんが、この作品のような物語は現実世界に立脚して始めて意味があるのではないかと思います。主人公二人が何とか今の惨めな境遇から抜けだそうとしていて、訪れた千載一遇のチャンスを見事にものにしたというふうに描かれているのではなく、何か単に上手くやったみたいな印象が残ってしまう点が残念だったと思います。ぶっちゃけあの関西弁のお兄ちゃんにしては出来過ぎなんじゃないのかと、大抵のひとが思うんじゃないですか? | ||||
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個人的には「もう一押し欲しかった」です。 キャラ設定が自分の好みに合わなかったのかもしれません。 | ||||
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本屋さんで平置きされていたので読んでみました。 登場人物もキャラが立っていて、内容が色々な要素てんこ盛りの割に結末に向けて綺麗にまとまっていると思います。 しかし、小説中でののちのち重要になってくる部分の説明が丁寧すぎて、読んでいる途中で、あ、これはこうなるなと大体予測できてしまって、帯に書いてあった予想外の結末!見破られないトリック!とは少し違うかな…途中からは答え合わせするために惰性で最後まで読んだ感じでした。 逆に重要じゃないところなんかはサラッと書かれすぎて、登場人物が何してるのか頭に浮かんでこない場面もあったり。 ミステリーというより、誘拐活劇という感じでした。 | ||||
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ミステリにストーリーなんて要求すべきではないとはいえ、リアリティ全くないし、謎解きの直前まで伏線敷き過ぎ。 あくまで、この年の大賞ってことですね。「該当なし」にしてもいいと思うけど。 | ||||
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