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甘美なる誘拐
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甘美なる誘拐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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「アイボリーのワイシャツ」が出てきて、呆れた。 ワイシャツは言うまでもなく「ホワイト・シャツ」の短縮形。 アイボリー(象牙色)のホワイト・シャツって、どういう色なんだか、ちっとも分からない。 | ||||
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並行するストーリーが徐々に繋がっていく。 前半はそのワクワク感でサクっと読んでいけるが、後半はその期待が徐々に惰性に変わる。 種明かしでまぁひと段落かなと思ったが、エピローグで「そんな都合のいい話あるかーい」とツッコミを入れたくなった。 種明かしの語りを誰目線で書いているのかが分からず、解説口調なのが冷めてしまったのもある。 読みやすいが、あまり好きな作りではなく、再読しないだろうなと思い、星2つ。 | ||||
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一読後、全く面白いと思わず。高評価の人がいるのにこれは不思議と、そのまま再読開始。再読後も、やはり低評価変わらず。分析したその原因は以下の通り。まず一つ目、登場人物が多すぎ、かつ記号化していること。30人近くの人が次から次へと登場する。軽口をたたき合うひょうきんなやくざ等、登場人物に現実感がなく、また作者が人物の視点に降りて来ず、俯瞰的に描いているため、人が記号にしかなっていない。ゆえに、ラストで、その大勢の中の、この人がこうで、あの人がああでと言われても、長大な「あらすじ」を読まされたという印象しかない。つまりは小説になっていないのである。二つ目。コンゲームとしての爽快感がない。全部で7つほどの小さな出来事が同時進行的に、単調に進んでいく。大きな事件と言える(題名にもなっている)誘拐は半分を過ぎたころようやく登場。最後に、全部が一つにまとまり、黒となるが実は白だったというのが通常の、痛快なコンゲーム小説であるのだが、この作品は、7つの内3つが1つに。残りは2つずつで、2つにまとまる。つまり、全部で3つの異なる話があるのだが、それらが、全部関係があるかのように無理にくっつけられて終わる。登場人物のゴチャゴチャ感と、語られる出来事のゴチャゴチャ感が錯綜し、我慢して読んでも、最後まですっきり一つにはなったという爽快感がないのだ。ましてや、それがオセロのようにすべてひっくり返り、景色が変わるというような痛快さもない。もっと人を絞って、それらの人の視点まで、よく降りてじっくりと描き、出来事も本当に関係するものに絞って、冒頭からなぜだろう、どうしてだろうと謎を強調すれば、(そして当然ラストのコンゲームとしてのどんでん返し)面白いミステリになったと思う。 | ||||
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内容は薄っぺらく感じた。ハッピーエンド?が良かった?くらい。 でも犯罪者にハッピーエンドはなぁ・・・ | ||||
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まずは構成がぐちゃぐちゃ。時系列の行き来や他の作者を真似たようなインタールードが余計に読み辛さを増長しています。 主人公の2人のヤクザもずっと同じやり取りだし、癖のある登場人物は終章ではパタリと姿を消してもう出てこないw 誘拐やら身代金の受け渡しの描写も稚拙でまどろっこしくて全く情景を理解出来ない。 これが意外な結末ですか?!作者の都合いいように纏められたEDにしか思えませんでしたが。 | ||||
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複数の群像劇が一つの誘拐事件に絶妙に絡んでいく展開の妙は素晴らしかった。 スカッとする展開も◎。 ただ説明じみた地の文が冒頭からほぼ全編に通じて続いたため、物語に入り込めなかったのは残念。 構成がよかっただけに、もう少し流す部分は流してよかったように思える。 半分のページ数に収まるくらいの展開だと率直に思った。 | ||||
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