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夕映え
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夕映えの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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初めて宇江佐さんの小説を読んだときの率直な感想は時代劇を見るよりおもしろい!でした。この作品も期待通りでした。 川の流れや、水、河岸をキーワードに物語は展開します。生きる者にとって水はなくてはならないものであり生命の根源。だからこそ癒されるのかもしれません。物語に出てくる大川や竃河岸など行ったこともないのにその状況が浮かんできます。読み手にとって、映像やイラストなしにここまで情景が色鮮やかに繰り広げられるのは幸せなこと。情景描写や人物の設定が色濃く描かれているので、まるで知り合いのような気持ちで読みすすんでいきます。これも宇江佐さんの小説の醍醐味ですね。 | ||||
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江戸の河岸沿いに住む様々な人々の人間模様をいつもの読みやすい文章で綴ってます。 得意の連作短編集じゃなくて1編1編が独立してる点が少し変わったところでしょうか。 とにかく、この人の小説を読むととっても幸せな気分になります。 どこにでもいる人々の悲哀を情感たっぷりと上手くまとめ上げてる点はさすがのひと言。 ただ、いつもほど熱くさせられる部分が少ないような気もします。恋愛模様が少ない為に少し淡々と語ってるように見受けれるかな? 見方を変えればしっとりとした作品といえるような気がします。 江戸の市井生活を営む、各主人公、本当に一生懸命に生きてます。その生き様は現代社会に生きる読者にも伝わってきます。 きっと生きる喜びを感じ取って本を閉じることができま!すよ! 6編のうちどの作品が1番いいか、読者によって違ってくるであろう点が作者の筆力の高さを証明してるような気がしますね。 実際、私自身も迷います(というか決めれません)。 宇江佐さんを初めて読まれる方には恰好の1冊といえるんじゃないでしょうか。 | ||||
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宇江佐真理さんの作品はかなり読んでいますが、出す作品ごとによくなっているように思います。今回の作品(小品集)も期待に違わず、素晴らしいものでした。人の情緒がなんともいえず、にじみ出してており、読後なんともいえないいい感じでした。 | ||||
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