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夕映え



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夕映えの評価: 3.78/5点 レビュー 23件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 1~20 1/2ページ
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No.23:
(3pt)

難しい時世でなかなか手に出せない時代小説

幕末そして維新へと移る時代を背景に江戸庶民が官軍と幕府軍に翻弄される様がよく描かれていた。この激動の時代をこれだけに圧縮して描くのは大いに困難を極めたことと思う。
一般文学通算2816作品目の感想。通算3758冊目の作品。2024/05/16 14:40
夕映え〈下〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈下〉 (時代小説文庫)より
4758434808
No.22:
(2pt)

構成に無理がある

幕末・維新を舞台に町人物語は実に難しい。幕末・維新は史実がはっきりしているので登場人物や出来事が明確である反面、町人などの創作文章となかなKマッチしない。こういう作品は比較的珍しくあまり例を見ない。やはりどちらかに主眼を置かないと只の説明文になってしまう。本書もそれに近い。やはり幕末を背景に町人物語に特化した方がよい。
一般文学通算2816作品目の感想。通算3757冊目の作品。2024/05/14 16:30
夕映え〈上〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈上〉 (時代小説文庫)より
4758434794
No.21:
(5pt)

ラッキー

幕末から維新のかけては様々な本が歴史として残っていますが、庶民の目を通しての目まぐるしい流れがとても分かりやすい。
夕映え〈上〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈上〉 (時代小説文庫)より
4758434794
No.20:
(5pt)

ラッキー

江戸時代幕末から明治維新にかけての庶民の人情味、市井の動静を面白く読みました。
夕映え〈下〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈下〉 (時代小説文庫)より
4758434808
No.19:
(3pt)

パターンではあるが

色々と事情がある中で、女性が精一杯生きているという著者のパターンではあるが、安定した面白さとほのぼのしたものがあった。
夕映え〈上〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈上〉 (時代小説文庫)より
4758434794
No.18:
(4pt)

パターンではあるが、楽しめる

色々と
事情がある中で、女性が精一杯生きているという著者のパターンではあるが、安定した面白さとほのぼのしたものがあった。
そして、その中で女性はちょっと意思を出し、一歩を踏み出す。
夕映え〈下〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈下〉 (時代小説文庫)より
4758434808
No.17:
(3pt)

テンポがイマイチ

伊三次シリーズから読み始めたせいか、テンポがしっくりいかない。
なんか重たく感じる。
河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)Amazon書評・レビュー:河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)より
4167640155
No.16:
(4pt)

「おちゃっぴいの続編」と大きな期待をしなければマル

「おちゃっぴい」もさすが宇江佐さんで面白かったので、「その続編だ~」と大いなる期待をすると「あれ?」となります。
続編は一部で、他に別の作品が入っています。そちらも面白いです。どうしてこんな人物が次々と・・という面白さ。
続編は「ほほぅ」というカンジです。個人的には、駿河屋のお吉のその後が見てみたかったなあ、と。
河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)Amazon書評・レビュー:河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)より
4167640155
No.15:
(5pt)

好きです

気に入った音楽と同じで、これまで何度となく読んでいます。
本がだいぶ傷んできましたので、買い直し。
ほぼ送料のみで、そこそこ綺麗な本に買いなおせまして、満足です。

どれも秀逸な短編です。

薬種屋の若旦那 菊次郎 および周辺の話は、これの前作「おちゃっぴい」からの続きものですが、
笑いが絶えなくて大好きです。続編を期待しています。
河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)Amazon書評・レビュー:河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)より
4167640155
No.14:
(3pt)

時代の波に翻弄される親子

時代の変革期に遭遇した親子がそれぞれの生き様を貫く姿に共感した。
夕映え〈下〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈下〉 (時代小説文庫)より
4758434808
No.13:
(5pt)

宇江佐真理さんに外れ無し

宇江佐真理さんの作品は出来るだけ読もうと探すくらいです。どれも期待を裏切らない、人物の描き方が絶妙、最高の作家と評価します。
夕映え〈上〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈上〉 (時代小説文庫)より
4758434794
No.12:
(3pt)

時代の激動に揺さぶられ苦労を重ねるのはいつも庶民であることを描く佳作。“傑作”と評するのにいささか躊躇するのは歴史叙述の硬さの故。

安政の大獄以後から明治維新へ、江戸から東京へ、岡っ引きから羅卒へ、世の中が大転換する時代を背景に本所石原町の縄のれん「福助」が舞台。両親と二人の子供、常連客の面々、周囲の人々が織り成す市井の物語は奥行きがあり味が濃いのだが、幕末から維新への歴史を叙述する段になるとまるで日本史教科書の一章を見るがごとく文体も硬く、物語と歴史の双方をうまく合体できているとは言えないのが残念である。
夕映え〈上〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈上〉 (時代小説文庫)より
4758434794
No.11:
(4pt)

本所石原町の縄暖簾福助を営む一家に襲いくる幕末。庶民の目を通して時代の移り変わりを描いた著者珠玉の長編ロマンである。

尊王攘夷から倒幕へと世情が動き出した日本。未だ未だ遠い絵空事のような事としか受け止めていない市井を、本所石原町の縄暖簾福助の家族を中心に、大きな時代のうねりを庶民の視点から描いている。
 主人公となるのは、本所石原町で縄暖簾「福助」を営む一家。だがそこの主である弘蔵は、岡っ引きを生業としているが、その実、元は蝦夷松前藩士という経緯がある。事実上見世を切り盛りするのは、女房のおあきと、娘のおてい。おていの兄の良助は、どんな仕事も続かなずに、おかげ参りに行ったりと、ふらりふらりと勝手気ままに暮らしていたが、突如として彰義隊に志願し、上野戦争へと身を投じるのだった。
 上巻では、変わりゆく時勢と、おてい恋愛がメインに描かれている。また、従来の戊辰戦争物とは違い、福助に集まる庶民が見聞きした観点からの切り口が新鮮である。
夕映え〈上〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈上〉 (時代小説文庫)より
4758434794
No.10:
(4pt)

本所石原町の縄暖簾福助を営む一家に襲いくる幕末。庶民の目を通して時代の移り変わりを描いた著者珠玉の長編ロマンである。

上野戦争から帰還した良助であったが、今度は戦いの場を蝦夷へと見出す。
 舞台は一挙に北の大地へと移り、弘蔵とおあき夫妻に試練が訪れるのだった。
 下巻のクライマックスは良助の帰還シーンだろう。これは実に印象深いシーンである。だが、弘蔵が上野まで息子を捜しに出掛ける場面も親の情が実に良く現れ見逃す事は出来ない。
 この物語は、宇江佐さんの言葉によれば、「夕映え」は彰義隊の一員となった息子を持つ両親の物語である。そして物語は本所石原町のちっぽけな居酒屋から始まった。とあるように、良助というひとりの若者を見守る親の心をテーマにしている。何時如何なる時代も子を思う親心は同じであると本書は切々と伝えている。歴史に名を残さない人々の明治維新であった。
夕映え〈下〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈下〉 (時代小説文庫)より
4758434808
No.9:
(4pt)

きれいでした

どうしてもこのサイズのものが必要だったのですが、こちらに在庫があってよかったです。きれいでした。
河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)Amazon書評・レビュー:河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)より
4167640155
No.8:
(3pt)

まあまあ面白い

庶民の暮らしを軸に、庶民の目線で幕末から明治にかけての時代の流れをていねいに
描いている。官軍と幕府軍。命を懸けて戦う彼らの運命も過酷だが、いつの時代も
翻弄されるのは平凡に生きている人たちだ。毎日のささやかな暮らしさえも、激動の
時代の中では守りきれない。弘蔵とおあきも自分たちの生活を必死に守ろうとするが、
時代のうねりは容赦なく彼らの人生を変えていく。彼らの人生ばかりではない。息子
良助の運命をも変えてしまった。奉公先を飛び出し彰義隊に志願した良助だが、待って
いたのは残酷な運命だった・・・。多くの犠牲を払わなければ、時代の流れを変える
ことはできないのか?やりきれない思いだ。
かなりの長編で途中飽き気味のところもあったが、まあまあ面白い作品だった。
夕映え〈上〉 (時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夕映え〈上〉 (時代小説文庫)より
4758434794
No.7:
(5pt)

涙チョチョ切れちゃったよ・・・

江戸の下町にある一杯飲み屋を舞台にした物語。昔はお武家さんだった亭主と二人の子供を持つ女将。青年になり、将軍様を守ろうと彰義隊に入る息子と、近くの問屋の息子と結婚する娘。この4人を中心に、飲み屋に来る常連客や、亭主の昔の知り合いや親族が織りなす「風と共に去りぬ」みたいな大河ロマン作品です。立派になろうとして彰義隊に入る息子の運命は悲惨なことになり、それとは対照的に最後に娘の子が訪ねてくる場面など読むと、母親にとって子供は出来が悪くても近くにいてくれた方が幸せかな、なんて考えさせられてしまいました。タイトルの夕映えは主人公夫婦の心象を表していて、自分たちはまもなく死んでゆくけれど、また次の世代によって新しい一日が始まるみたいな感じです。宇江座真理うめえなあ、と思いました。
ちなみに新聞に連載されていたものを読んだ感想です。
夕映えAmazon書評・レビュー:夕映えより
475841095X
No.6:
(2pt)

湘南ダディは読みました。

私の大好きな宇江佐さんの新作なので大急ぎで買い求めたのですが、ちょっとがっかりでした。江戸から明治に移行する混乱期の、本所にある一杯飲み屋「福助」をめぐる市井の人々の哀感を描いた500ページに近い分厚な作品で、勿論宇江佐さんの手によるものなのでそれなりには読ませますが、いつもの彼女の作品にあるしっとりした機微を味わいたいお方にはあまりお薦めできないようにも思えます。
二代続いている福助の女将のおあきの亭主、弘蔵は元松前藩の侍であったがお家騒動に巻き込まれ、刀をすて十手持ちとなっています。二人には年頃の娘おていと良助がいます。
おていと老舗八百半の一人息子半次郎は互いに憎からず思っているのですが、八百半にはお梅という貰い子がいて半次郎の許婚として育てられてきているので一悶着起きます。一方良助は定職につかず、正式な手続きを経ないで伊勢神宮へ抜け参りなどをして両親を心配させていますが、よりによって彰義隊に志願してしまいます。おていは二転三転したあげく八百半に嫁入りするのですが姑による嫁いじめが待っていておあきをやきもきさせます。それも孫が生まれればそれなりに落ち着きますが、次には官軍の一斉射撃で一敗地にまみれた彰義隊から命からがらのがれてきた良助を彰義隊残党狩りから守ってやらなければならない始末。弘蔵の昔の伝で良助を松前藩の中間として雇ってもらったのも束の間の安堵で、良助は榎本武揚について五稜郭の戦いに参戦してしまいます。
 このように幕末の一連の騒動を縦糸にして時代の潮流に翻弄されながらも健気にいきた弘蔵、おあき一家を描いた宇江佐真里さんとしてはページ数の多い長編です。要所に這宇江佐さんの得意の人情にあつく気風の良い江戸っ子たちの見せ場もあるのですが、背景となっている幕末の混乱期の情勢を史実に基づいて描く部分がまるで中学の日本史の教科書のように丁寧すぎて少し目障りな感じがしました。
夕映えAmazon書評・レビュー:夕映えより
475841095X
No.5:
(3pt)

おちゃっぴいの続編

この作品集に出てくる作品のいくつかは、前作「おちゃっぴい」の中のそれの続編。

岡っ引き伊勢蔵の娘婿は子分となって「身は姫じゃ」に登場し、

薬種問屋の菊次郎は言葉使いもすっかり商人となって「神田堀八つ下がり」に登場する。

作品の中にとても気に入った一節がある。

「浮かれ節」の中で、主人公・三土路保胤が心の中で語った一節。

“ずっと年をとった時、一生で一番忙しく過ごした一日を懐かしく思い出せればそれでいい”

いいねぇ、自分もそんな一日をつくって懐かしく思い出したい。

作品全体は、宇江佐さんにしてはちょっと読みにくい気がする。

状況説明がくどくど続く部分が多いんじゃないかな。

そんな訳で評価としては星3つにとどめさせていただく。
河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)Amazon書評・レビュー:河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)より
4167640155
No.4:
(4pt)

妙手による人情市井物語

六編の短編が収められている。一つ一つはせいぜい30分で読み終えることが出来る。しかし読み終わった後、30分どころかその後何日も余韻の残る小説は得がたい贅沢である。最近何百ページもの長い本を読み終わった途端に何も残らない刹那的小説の何と多いことか。宇江佐真理の物語にはまるのは冥利につきることである。
河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)Amazon書評・レビュー:河岸の夕映え 神田堀八つ下がり (文春文庫)より
4167640155

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