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(短編集)
玄冶店の女
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玄冶店の女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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以下はネタバレ的なところがあるので未読の方はご注意ください。 宇江佐真理の「髪結い伊三次捕物余話」シリーズがとても気に入っているのですが、それなら他の作品も面白いだろうと思って読んでみると、どうも今ひとつでがっかりするものばかりでした。 ところがこの『玄冶店の女』は登場人物もエピソードもよくできていて、読み始めるとお話にすっかり引き込まれてしまいました。 これは当たりだと喜んでいたのですが、物語の終盤になってがっかりしました。 お玉は最後には青木を追って旅立つのですが、そこに至るまでの筋書きに無理があると思います。 お玉は青木を断るために「卯助と所帯を持つ」と嘘を言って、しかも卯助には何の説明もしません。 お玉に好意を持っている卯助が真に受けるのは当然で、その後のお話で卯助が嫌な奴であるように描写して辻褄を合わせようとしていますが、それは無理な話で、人情話の主人公が平気で人の気持ちを踏付けにするのですから本当に興醒めです。 青木の病気も含めてですが、ここまで無理に話を作らなくても、お玉の揺れる気持ちが最後には青木を選ぶ、あるいは選ばないストーリーで充分だったのにと残念です。 | ||||
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こんなに思い切りの悪い姐さんの話だっけ…?と、思いつつ、ラストの「帳尻があう」の一言で全部腑に落ちちゃいました。 再読です。すっかり忘れてましたがw初読の時もこう思ったんでしたw 楽しく読みました。 | ||||
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