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恋いちもんめ
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恋いちもんめの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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お嫁に行く年頃の微妙な恋心を描いたもの。 いつの時代も、自分にとってどんな相手がいいのか?悩むものかな。 | ||||
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皆思いやりがあって、すらすらと読めたが、もし「はないちもんめ」を最初に読んでいたら何冊も宇江佐真理を読まなかったかな?ちなみに初めに「雷桜」次に「とうりゃんせ」「桜花を見た」その次に「とうりゃんせ」の順に読みました。 | ||||
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宇江佐さんの筆冴えわたる江戸の純愛小説です。両国広小路の水茶屋(ウェイトレスのいる喫茶店のようなものだったのでしょうね)、明石屋の娘お初と青物屋の「八百青」の跡取り栄蔵との古風な(といっても江戸時代なのですから当たり前なのですが)恋の行く末が江戸市井の季節の移ろいの中で、人情こまやかに語られます。 突然、目の前に現れ嫁さんになってくれという男らしく一本気な栄蔵に、最初はとまどいながらも似たような生い立ちであることを知るあたりから次第に引かれていくお初、この二人を取り巻く登場人物がさすがは宇江佐さん、見事に肉付けされていてこれらの人たちの息づかいや声までが聞こえてくるような気がします。 女にだらしなくぐうたらの兄政吉、駄洒落ばかり言って夜になれば幼友達の口入屋、佐平次と飲んでばかりいる父親の源蔵、何かと政吉に甘い母親のお久、皆それぞれにいい加減であったり小意地がわるかったりするのですが最後には敵役のおふじまでがまことにカラっとした気風の良さを見せ、あの頃の江戸っ子ってこんなに気分の良い連中ばかりだったんだと感動させられます。 「親父さん。おいらが本当に道端で筵を広げて商売をしても笑いやせんかい」 栄蔵は真顔できいた。 「笑うもんけェ」 「そいじゃ、その道端で商売ェしているような男の所へ娘を嫁に出せますかい」 「何を言うんだろうね、このすっとこどっこいは。話が違うだろうが。わっちは女房を養っていけるなら、道端で筵を広げて商売ェをしようが、紙屑拾いだろうが頓着しねェわな。」 栄蔵の失踪事件があったり、男女の人情沙汰や心中があったりしますがご安心ください、ホロリとさせられてハッピーエンドとなります。(ロングバージョンのレビューは [...]のレジャー→エンタメでどうぞ) | ||||
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