■スポンサードリンク


境界線



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
境界線
境界線 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

境界線の評価: 3.96/5点 レビュー 55件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 41~55 3/3ページ
<<123
No.15:
(1pt)

つまらん

これが中山七里の小説か?
時間を無駄にした。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.14:
(3pt)

震災が変えたもの

価値観全てを変えてしまった東北大震災。それがどれだけ酷く無機質かつ残酷なものだったか。北海道で暮らし自分も胆振東部地震を経験した。停電になっただけだったのに、努力で積み上げてきたものや手に入れたものなど何の価値もないように感じた記憶がある。
まして人が海に流される光景を見ながら何もできない無力感に苛まれる東北の人達の無念は想像できない。殺人というよりは震災が人を変えていく冷たいストーリーでした
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.13:
(4pt)

資格試験の設定に無理がある

いつもながら面白く拝読させていただきました。
ただ、著者は公認会計士と税理士の資格試験についてあまり調べてないのではないかと感じました。
落ちこぼれ高校出身で受験予備校に行った位で公認会計士の資格はとれません。
少なくとも、大学の教養過程取得が受験資格です。
司法試験に並ぶ難関資格ですので、いとも簡単に公認会計士になったと言う設定には無理があります。
税理士は1科目ずつ何年にも渡って取得できるので、資格としては公認会計士より合格しやすいかもしれません。
いずれにしても、資格試験についてはもう少し調べて書かれた方が良いかと思います。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.12:
(5pt)

感動した

こう事も有るんだと思いました。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.11:
(5pt)

震災を経験したものしか分からない描写

殺人事件は震災がきっかけだった。
「護られなかった者たちへ」から続けて一気に読み上げた。
震災は人の心も倫理も全て流し去ってしまった。
震災は人の関係も分断してしまった。
10年を経て震災を追体験することになるとは。
しかし、決して後味の悪いものではなかった。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.10:
(5pt)

構成が素晴らしい

前半は、主役の刑事が事件解決に向けた、よくある動き…と思わせ、盛り上がったところで過去に戻る。「え?」と思わせつつも引き込まれ、この物語に一気に深みが増します。残りページ少ないけどなぁ…と思って読み進めました。でも、この構成が最高に良かったと思います。
「護られなかった」と通じる、ワルと思われた人が悪ではなく、善に生きた人が悲しみのなか堕ちていくのが切ないです。
震災をリアルに表現しつつ、話の中に組み込んだのは、それだけ時が流れているんだな…と感じました。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.9:
(4pt)

続編として

護られなかった者たちへ
を読んで、こちらも読みました。個人的には、護られなかった者たちへ、の方が、良かったです。

一方で、震災がどのように人の心に影響したか?を考えさせられた一冊です。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.8:
(3pt)

前作が良すぎた

前作である「護られなかった者たちへ」が凄まじく良かっただけに、期待値が上がりすぎていた。続編だと思わず読めばもう少し評価は上がるが、続編として考えるとどうしても失速感は否めない。
普通に面白いけど、残念でした。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.7:
(5pt)

とっても感動的!!

震災の残酷さもだけど、現地で起こっていたいろいろな葛藤が凄くリアルに描かれていて感動でした。
後は、いつもの素敵な展開で…^^
この世界に浸れるのが、とっても素敵です。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.6:
(3pt)

震災が題材というのが不満

震災で行方不明の個人情報を使って成りすませている人物達がいることに気が付き、殺人事件と絡み謎に迫る。

ストーリー的には読ませる設定であり、刑事の目線と被害者、犯人のそれぞれの立ち位置での描写も丁寧に描かれる。
作家的には東日本大震災を題材にするのは設定的には書きやすいのだろうけど、名簿の漏えいの設定は安易だし、そもそも震災をベースに描く必要性が全くない。

どこか離れた場所で起こった震災としてなら読めるけど、身近な震災として体験した人にはこのような簡単な題材として扱われるにはまだ時期尚早。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.5:
(5pt)

暴力を用いない犯罪はあるか?

①犯人たちの生立ちが上手く描かれている。底辺で生きる中で二人は出会い、犯罪組織への復讐を思い付いた。
②それは非暴力的な手段で敵を破産に追い込む詐欺という手段であった。暴力には知恵で対抗するしかないのだ。
③東日本大震災で行方不明になった人物の名前を騙る詐欺が企てられる。何とその被害者の中に刑事の妻の名前もあった。これ以上は書けないが、刑事と詐欺師の対決が面白い。生きてきた過去の重みがひしひしと伝わる。
④著者の作品群の中でも傑作に属する内容である。
ファン必読の一冊だ。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.4:
(3pt)

中盤以降は事件に大きな動きもなく、物足りなく感じられた

東日本大震災から4年が経過した宮城県気仙沼市で、震災で行方不明になった捜査一課の笘篠誠一郎の妻と思われる遺体が発見されるが、偽造免許証による別人だったいうところから一連の事件が始まる。

時間が経っても震災の傷が癒えない中で、行方不明者の戸籍が使われていく展開にやるせなさを感じたが、妻の身元を語った不届き者を捕まえるために奮闘する笘篠や、それを暗に認める上層部の姿勢には、好感がもてた。

中盤までは事件がどう進展していくのか楽しみに読んだが、中盤以降は事件に大きな動きもなく、物足りなく感じられた。

終盤も死生観に関する議論はあったが、さほど読み応えもなくあっさり終わってしまったのが残念だった。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.3:
(2pt)

素材の割には薄味

コンスタントに新作が刊行され、文庫化された作品も多いので、“筆の速い” 作家なのだろう。多作家によくある難点は、中身が薄いこと。本作もその例に漏れない。
東日本大震災で行方不明になった妻が7年過ぎて突然遺体で見つかり、慌てて駆けつけてみれば、横たわっていたのは赤の他人だった……。他人の身分を乗っ取る話というと、宮部みゆきの傑作『火車』が真っ先に思い浮かぶが、あちらに比べると本作のなんと薄っぺらいこと。都合の良い戸籍情報をどうやって手に入れたのかの謎解きがこの手の話で最初の肝になるのに、震災行方不明者という時点で出所が簡単に予想できちゃうじゃないか(誰が考えたってお役所から漏れたんでしょ)。駄目だよねぇ、そんな安易な設定を使っちゃ。物語も駆け足で後半に入ろうかという第4章で、いきなり犯人の過去が描かれるのだが、これがいかにも取って付けたようで、全く感情移入できない。
んで、割合簡単に被疑者も特定されて逮捕。いやいや、もうちょっと頑張ろうよ。
結局、アイデアはあっても熟成が足りないんじゃないか? せいぜい星2つ。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.2:
(3pt)

ほどほど感

初っ端の「楽に死ねる100ml飲めば致死量の市販薬」を検索しちゃったよ…なかったけど
ん~…自分が天野明彦の妻だったら「家族として調べる必要」は感じないなー。率直に「我々は調べなくてはならないのでご協力下さい」なら仕方ないけど、「調べたいだろう?」の方に誘導されたら「いや?」と答えて「お願い」される迄承諾しないだろう
今どきは「採用」が決まったら履歴書を返してくれるのか…。「不採用」なら返して貰えるが(←返却の手間を省いて「責任もって処分します」の方が多いが)、採用の場合は「保管」されるとばかり思っていた
珠美には割と同情するが、真希には余り同情出来なかった。「窃盗」に「過失」の余地はないからなあ。むしろ「傷害」の方なら「過失」が発生する余地があるが。「前科者」の偏見を排除しても「多少だらしなく要領が悪い」人間を進んで採る雇い主はいないだろうよ…余程人手に困ってるなら別だが
刑務官の態度に「人間性うんぬん」を感じる蓮田と笘篠が酷く幼く思えた
復興住宅に趣味性は求めないなあ…迅速に過不足なく、で十分。個人的には住まいに意匠は要らない。意匠で快適は得られない。「利便」は追及したいが
自分の倫理規定は割と鵠沼寄りだ…
「現実は受け入れなければならない」が基本の自分には「諦めない」+「希望を持つ」+「認めない」方向の人が、とても強く思えたりした
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157
No.1:
(2pt)

時系列がぐちゃぐちゃで読み辛い。

1人1人のキャラも活かしきれてない。かと思えば震災の津波描写はYouTubeの映像でも見て描いたんかいっていうくらいリアルだし震災にかこつけて、お涙話にまとめあげるのも大概にして頂きたい。
文章は上手な作者さんなのだからゆっくりと上質な作品を描いてほしいです。今回の連続企画の作品はどれも中途半端。
境界線Amazon書評・レビュー:境界線より
4140057157

スポンサードリンク

  



<<123
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!