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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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震災(に関する心情)にフィーチャーされており、ミステリーとしての面白さに欠けた。 (ちょっと不人情かもしれませんが。) | ||||
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災害の悲惨さがテレビで見ていた以上に伝わり当事者は色々な困難があると思いました。 戸籍の売り買いの中で、確かに本名では生きづらい人を助けるために被災して行方不明の人の名前を使うと言う考え方に驚きを感じました。 | ||||
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震災が主役の物語です。 震災を物語にするのはまだ早いという人や 震災を画一的に語られるのが苦手な人には おすすめしません。 | ||||
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中山千里さんの小説は結構好きで読んでいる。 この小説は「護られなかった者たちへ」のスピンアウト小説のような感じですが、鵜沼の仔細な心境の変化などの記述が少なく、少し詰めが甘いように思いました。 | ||||
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価値観全てを変えてしまった東北大震災。それがどれだけ酷く無機質かつ残酷なものだったか。北海道で暮らし自分も胆振東部地震を経験した。停電になっただけだったのに、努力で積み上げてきたものや手に入れたものなど何の価値もないように感じた記憶がある。 まして人が海に流される光景を見ながら何もできない無力感に苛まれる東北の人達の無念は想像できない。殺人というよりは震災が人を変えていく冷たいストーリーでした | ||||
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前作である「護られなかった者たちへ」が凄まじく良かっただけに、期待値が上がりすぎていた。続編だと思わず読めばもう少し評価は上がるが、続編として考えるとどうしても失速感は否めない。 普通に面白いけど、残念でした。 | ||||
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震災で行方不明の個人情報を使って成りすませている人物達がいることに気が付き、殺人事件と絡み謎に迫る。 ストーリー的には読ませる設定であり、刑事の目線と被害者、犯人のそれぞれの立ち位置での描写も丁寧に描かれる。 作家的には東日本大震災を題材にするのは設定的には書きやすいのだろうけど、名簿の漏えいの設定は安易だし、そもそも震災をベースに描く必要性が全くない。 どこか離れた場所で起こった震災としてなら読めるけど、身近な震災として体験した人にはこのような簡単な題材として扱われるにはまだ時期尚早。 | ||||
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東日本大震災から4年が経過した宮城県気仙沼市で、震災で行方不明になった捜査一課の笘篠誠一郎の妻と思われる遺体が発見されるが、偽造免許証による別人だったいうところから一連の事件が始まる。 時間が経っても震災の傷が癒えない中で、行方不明者の戸籍が使われていく展開にやるせなさを感じたが、妻の身元を語った不届き者を捕まえるために奮闘する笘篠や、それを暗に認める上層部の姿勢には、好感がもてた。 中盤までは事件がどう進展していくのか楽しみに読んだが、中盤以降は事件に大きな動きもなく、物足りなく感じられた。 終盤も死生観に関する議論はあったが、さほど読み応えもなくあっさり終わってしまったのが残念だった。 | ||||
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初っ端の「楽に死ねる100ml飲めば致死量の市販薬」を検索しちゃったよ…なかったけど ん~…自分が天野明彦の妻だったら「家族として調べる必要」は感じないなー。率直に「我々は調べなくてはならないのでご協力下さい」なら仕方ないけど、「調べたいだろう?」の方に誘導されたら「いや?」と答えて「お願い」される迄承諾しないだろう 今どきは「採用」が決まったら履歴書を返してくれるのか…。「不採用」なら返して貰えるが(←返却の手間を省いて「責任もって処分します」の方が多いが)、採用の場合は「保管」されるとばかり思っていた 珠美には割と同情するが、真希には余り同情出来なかった。「窃盗」に「過失」の余地はないからなあ。むしろ「傷害」の方なら「過失」が発生する余地があるが。「前科者」の偏見を排除しても「多少だらしなく要領が悪い」人間を進んで採る雇い主はいないだろうよ…余程人手に困ってるなら別だが 刑務官の態度に「人間性うんぬん」を感じる蓮田と笘篠が酷く幼く思えた 復興住宅に趣味性は求めないなあ…迅速に過不足なく、で十分。個人的には住まいに意匠は要らない。意匠で快適は得られない。「利便」は追及したいが 自分の倫理規定は割と鵠沼寄りだ… 「現実は受け入れなければならない」が基本の自分には「諦めない」+「希望を持つ」+「認めない」方向の人が、とても強く思えたりした | ||||
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