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不在



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不在

不在の評価: 3.29/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

最後まで読ませたのはさすがだけど

DV父の血を受け継いだ主人公が余り好きになれないのと、ところどころ変な言葉遣い(「住居する」など)があり、結局登場人物の誰にもシンパシーを抱くことなく読了してしまった。お宝だらけの洋館なのだから、鑑定団的な部分をもっと書き込めば面白くなったかもしれない。
不在Amazon書評・レビュー:不在より
4041049105
No.2:
(5pt)

醜いストーリーの中に時々光る純粋な何か

愛という言葉を持ち出すときは、愛じゃないものを何かにすり替えたい時だ、というようなセリフがあって、グサリと思い当たるところがあった。ストーリーは一筋縄ではいかない。芸術と、家族と、自己実現と、いくつかの愛の形と、テーマが万華鏡のようにギラギラ変化しながら進んでいく。
 旧家に現れる超自然的な少年は、孤独そのものが実体化したものか。それは娘に理解されることで浄化されたのか。
 わかりやすくバランスのとれた物語ではないが、それぞれのキャラクターの生きる懸命さのようなものに、どこか納得してしまう小説だった。
不在Amazon書評・レビュー:不在より
4041049105
No.1:
(4pt)

24年前に別れた父が亡くなり、父の家が遺言により明日香に渡されることに。明日香は古い家を片付けつつ、様々なことを考え始める。

24年前に離婚した母とともに父の家を出た明日香。
その父が亡くなり、父の家が遺言により明日香に渡されることになった。
明日香は恋人の冬馬とともに古い家を片付けつつ、様々なことを考え始める。
別れた父、祖父母、父の弟、兄、母、そして幼いころの自分。
愛情のとらえ方、家族のあり方。
冬馬との付き合い方にも変化が。

読後としては、どことなくさっぱりしなかった。
明日香の身勝手さが嫌だった。
あくまで自分中心なんだなあ。
勘違いした愛の中で育まれた、勘違いした自分と考えれば納得しないこともないのだけれど。
不在Amazon書評・レビュー:不在より
4041049105

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