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(短編集)
デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出
デッドエンドの思い出
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デッドエンドの思い出の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全108件 21~40 2/6ページ
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どんな状況や設定でも、それとは無関係に、ふいに幸せな時間が訪れることはあり、光に包まれるような感覚を味合うことがある。この短編集におさめられているどの短編でも、一筋縄ではいかない現実を生きる主人公たちに、そんな幸せな瞬間が訪れる。恋人ができたら、結婚ができたら、仕事で認められたら、そんなふうに「問題」を解決すれば幸せになれるというんじゃなくて、自分の置かれた状況で、一筋の光を見つけることはできるし、そうした設定とは無関係の幸せに強度は宿る。 5つの短編は完全に独立した話ではあるのだけれど、他の話で出てきたフレーズが別の話でもおそらく意識的に使われている。多分、気づかない人は気づかないし、気づいたからといってお話の筋や解釈が変わるわけでもないなんだけれど、5つの話がどこかでつがなる川の流れのように思えて、すごいなあと思った。 | ||||
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もの悲しい、しかし悲しいばかりでもない、あれ、薄く光る希望的なものがそこにはある、みたいな話の収められ短編集。 よくよく考えると出てくる人たちめちゃくちゃ大変な目にあってるじゃん! もっと派手に怒ったり悲しんだりしてもいいんだよ! と思うけどそうはしない人たちの、淡々とした短編集。 折にふれて読み返し、「これでいいのだ」(バカボンのパパか)と思います。 作者自ら「この本が書けて良かった」とあとがきで述べられていて、「この本が読めて良かった」と一読者は幸せに思うのです。 のび太とドラえもんのくだり、素晴らしいと思う。 | ||||
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昔は好きで読んでいた作者です。 久々にこの作者の本を読みましたが、 最初の作品は本当に下品でがっかりしました。 すっかり変わってしまいましたね。 | ||||
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おススメです。特に、心に疲労が溜まっている方に。自分自身疲れていた時に読んだのですが、登場人物に感情移入して読めて、良い気分転換になりました。 | ||||
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近所でこの原作の映画の撮影をしていたためネットで調べたらクラウドファンテングがあり応援するために購入しました。映画の成功楽しみです。 | ||||
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小説はどうしても期待はずれが多いですが、久しぶりに読んで良かったと思えた小説でした。 作者の静かであたたかな心情が伝わってくる内容で、読んでいてとても癒されました。が、どこか抑えた感じもあるので、低刺激といえばそうかもしれません。 表紙の通り、秋の木漏れ日のような優しい短編集です。 | ||||
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残念でたまりません。悲しい出来事から立ち直ることをテーマにした短編集。読んで元気になれるかと期待していたのだけれど、主人公の立ち直りがあっけなくて、読んでいて逆にイライラしてしまいます。短編だからそんなものなんでしょうか。 | ||||
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私が今のようにそこそこ本を読むようになったのは、よしもとばななさんの「キッチン」がきっかけ。この本は「キッチン」にも通じる言いようの無い儚さとか、切なさとか、寂しさが散りばめられています。 あぁ、なんて孤独なんだろう、でも生きていくって結局そう言うことだよな、と思いました。そして、だからこそ美しい。 夏から秋に変わり、何かとってもセンチメンタルな気分だったのでそんな気分を更に盛り上げてくれた一冊。期待通りでした。 | ||||
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この本に出会ったのは高校生のときで、 それからもう10年近く、ふとしたときに無性に読みたくなって、その度に何度も読み返しています。 正直私は本を読むのがあまり得意ではなくて、今までの人生で漫画以外でちゃんと読み切れた本は数える程しか無いのですが、この本だけは読み始めてから最後のあとがきまで一気に読むことが出来た貴重な本の一つです。 それだけ私にとって心惹かれる内容で、それぞれの物語に登場する人物に共感出来る何かがあったからだと思います。 言葉の一つ一つがものすごく自然に、心の深くまで沁みてきて、私にもこんな感情があったんだと、自分でも驚きました。 読み終わる頃には、体の芯から暖かくなって、ふわふわしてくるような不思議な感覚になりました。 当たり前に過ぎていく日常が、本当は当たり前ではなくて、いつ失うかわからないものだと、それはとても尊くて、大切なものなんだと気付かせてくれた本です。 普段本を読まない方にも読みやすい本だと思いますので、ぜひ読んでみて欲しいです。 私はこの本に出会えて良かったと、本気で思いました。 | ||||
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帯に、最高傑作と書かれてる。期待しすぎた。キッチン・TUGUMI・はごろもに比べると、ちょっとものたりない。 「幽霊の家」で、せっちゃんと岩倉君が、友人から恋人に、家族にかわってゆく。羽毛布団にくるまって暖かく寄り添って眠った。夫婦ってこういう関係になることなんだろう。 以前、彼が住んでた古アパートの大家さん夫婦みたいに、こたつでくだらないことをおしゃべりして、歳とって死んでゆく。 私も60歳、どう生きどう死ぬのだろう。しみじみ考えさせられた。 | ||||
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多くは、虐待をテーマにしている短編集 この作家独特のみずみずしい表現があまり感じられなく、なんとも微妙な感じ。 ただ、虐待を受けた人たちをたくさん書いているので、この作家の作品を多く読んだ人には、そのあたりは新鮮に感じるかも。 | ||||
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こんな恋愛がしたかったのかもなぁ、と読み終わった後に思いました。 恋愛だけでなく、落ち着いてゆっくりと自分のことも人のことも 色々流されず慌てず、急がず考えたり想ったり感じたり。 そんなことを、もう少しだけ大切にして生きていこうと思いました。 どの章にも、心の中にストンと落ちて来る言葉が散りばめられているように思います。 自分の心がせかせかしだしているのを感じた時に、きっとまた読み返すと思います。 | ||||
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1番好きな本。 作者も1番好きな本だと言っていますが、私も1番好きな本です。 この本が出た頃、私は失恋をし、すごく傷ついて自暴自棄になっていました。何をしても立ち直れず、音も色もない世界を生きている感じで大学も休み気味…それはそれはひどい落ち込み様でした。 しばらく休養しようと実家に帰る新幹線に乗る前、新幹線で何か本を読もうと本屋に行ったらこの本が発売されたのを見つけ何気なく買いました。 新幹線の中で読み始めましたが、デッドエンドの思い出の話は特に大号泣してしまいました。内側から溢れ出てくる感情に私も戸惑いながら、何か浄化される様な気持ちになり、落ち込んでいたのが嘘の様に晴れ晴れとしたのを覚えています。この本に出会えて本当に良かったです。 | ||||
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失恋したとき 味方になってくれる本だ。 好きだった人を失い 今までの住処に帰りたくない。 そんな時、骨休みさせてくれる。 そして、あるとき 「君、潮時だよねぇ。 帰ったほうが絶対にいいもん」 と、言ってくれる。 へこんだ時に、読むといいかも。 バランスの取れた作品が、温めてくれる。 | ||||
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1人で空や月や何か景色を見て色々思ったり、自分の周りにいる人たちについていろいろ思ったり、自分や人生について考えたり、そして勝手にひとりぼっちだと思ったり辛くなったり、うまく言葉に表せない、今まで感じてきた、そしてこれからもきっと感じることがあるだろうなという気持ちが、この本の中につらつらと書かれていて、読みながら「わ〜……」と思いました(こんなレビューの書き方ですみません笑) そして読み終わった後には、家族や友達など、自分にとって大切だと思ういろんな人たちに会いたいなと思ったり、早く家に帰ってお母さんの作ってくれる夜ご飯を食べようと、なんだか普通のことを心から思う。そしてこれからもいろいろあると思うけど、たぶん私は幸せだろうと思わせてくれる本です。 | ||||
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何度も何度も読み返した、お気に入りの一冊。 失恋や虐待など、つらいエピソードばかりなのに、読み終わったあとには、やさしい匂いのする毛布に包まれているような幸福感が感じられます。 よしもとさんが好きな人なら、5つのエピソードのうち必ずどれかはグッとくると思います。 ちなみに私は『おかあさーん!』の中の「全てを消してしまうような夢」のシーンで毎回号泣してしまいます。 友人は『ともちゃんの幸せ』で号泣した、と言っていました。 優しい文章なのに、人の心の奥底にある、傷やトラウマのさらに根っこにある感情の芯の部分をがっしり掴んでくる。 こんな芸当の出来る作家はなかなかいないでしょう。 よしもとさんの小説には生き方が強すぎるキャラクターがよく出てきますが(ハチやつぐみ、翠など)、この短編集の中にはあまりそういうキャラクターがいないところも癒されるポイントかもしれません。 | ||||
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ばななさんのファンですが、この短編集については完全にだめ出しをせざるを得ない読後感です。 プロット、人物設定、心理描写、そして何よりも文章表現が、プロ未満のレベルにあるように感じたのが正直な気持ちです。 文章表現の稚拙さは、多少小説を読んでる人なら確実にひっかかるレベルです。 また短編の中には、作品として出版するべきでないレベルのものも含まれています。 他の作品は、すごく上手さを感じさせる作家なので、この本を書くときは時間がなかったとか、精神的に追い込まれていたとかでしょうか。 (あとがきには妊娠中とありましたが) かなり厳しいレビューになっていますが、作者を貶める意図は全くなく、逆にばななさんのファンであるがゆえの批判であるとご容赦ください。 | ||||
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人間味がありすぎる表現で気持ち悪かった。 こういう小説は苦手です。 あと、アマゾンの小さな画像ではわからなかったが、手にしてみると表紙の絵の子供の顔が 拒絶させるものだった | ||||
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「これを書いて本当によかった」と思える本と筆者がいってるように 切なさのなかに爽やかさを感じる一冊である。 表題作「デッドエンドの思い出」は秀逸の作品である、「君はそういう 力がるし、それが君の人生だから、相手が君の人生からはじきだされ たと思えばいい」等心に響くフレーズがよしもと作品の魅力だと思う。 | ||||
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非常に読みやすいし、よく吟味した後にぱっと咲くような奥深い文章が多数あった。 よしもとばななは初めて読んだが、やはりよくも悪くも女性の感性だなーと感じる。 そういった文の透明感であったり、ところどころ現れる淡々とした文章だったり、 現代の女性小説家は彼女に影響を受けた人も多そうだ、とそんなことを思った。 この小説は短編集だったが、最後から二番目のものが印象に残った。 あとがきで少し触れていたが、書き手として自らを投影した静かな闘志が息づいている短編集であった。 | ||||
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