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(短編集)
デッドエンドの思い出
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デッドエンドの思い出の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全108件 1~20 1/6ページ
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短編、全部良かったですが… 「ともちゃんの幸せ」のラスト部分は個人的に格別で、そこに差し掛かるといつの間にか息を潜めてしまいます。何かすごい啓示を受けたかの様な、美しい音楽や詩に出会った時の様な感動を味わえます。 買って良かったー! | ||||
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嫌なことがあった時って、映画でも本でもハッピーな話を好む人とそうじゃない人がいると思うんですが私は後者。 「何か不幸があってもそれで他の不幸がチャラになるわけではない」って教えてくれる話が読みたくなります。「きみの膵臓を食べたい」もそんな話ですがこの小説もそんな感じ。 無差別毒殺事件に巻き込まれそうになった女の子、虐待されてた女の子、婚約破棄された女の子‥などなど出てくる短編集。 特に「ともちゃんの幸せ」は本当に胸が詰まりそうになる。 著者自身が「これまで書いた中で1番好き。これが書けたから小説家になって良かったと思う」と語っています。 | ||||
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ブックカバーの絵から分かるように、秋になると読みたくなる本です。時間がなくて読めなくても、置いておくだけで、癒される力のある本です。内容も一つ一つ全てが温かく不思議な感覚になるストーリーで詰まっていて、宝箱のような一冊です。 | ||||
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カバーが素敵。内容をあらわしている。 | ||||
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表題作「デッドエンドの思い出」は、作者よしもとばなな氏自身「これまで書いた作品の中で、いちばん好き」と言わしめす。 全体として自伝的な日記風私小説かと思いきや、どれもすべて空想の世界で書かれたもののようである。 この作家の良い点を参考にするなら、もっと初期の頃の本も、併せて読むべきと思う。 | ||||
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この作者のオリジナルな素晴らしい才能かと思います。 平板な視点の作品が世の中には氾濫していますが、この方は違う。 5歳から小説を書くために生きてきたそうで、変な方に逸れずに、それが成功していると思われます。 | ||||
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久しぶりの吉本ばななさんの小説。よい。 | ||||
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名付けられないもの、最後のお話に出て来る西山君の名前、いつもちょっと初恋の嵐の西山君をおもいます。愛とは名付けられないものなり、君の愛はとおい場所、さわれないUNTITLEDなり。今日はこの本読んで寝られたら最高なや。こころがしくしくしくしくとるが、痛み止め飲まんで寝られるかな。 | ||||
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もいいけど こう言うのも また 読みんしゃい | ||||
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高等遊民な淡い恋の距離感が味噌であり、 恋のセーフティネットに支えてもらえる お姫様体験的な高境遇にいるような夢心 地の状況であり、心的外傷も和らぐもの です。人生、詰んでしまう場合もあるの で…。矢張り、そのような男性になる為 に『勉強の哲学』を実践してキモい馬鹿 になりたいと思わずにはいられませんで した。自由の風の気配がして粋な感じで 良きです。それだけではもちろん務まり ませんが…。若くしてライムライトな足 長おじさん的な役は難しいところです。 映画版と小説版のギャップも楽しめるポ イントとなっております。傷を抱えた弱 者の連帯の溜まり場なところも良いです。 | ||||
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暗い。でも、読めてしまうのは、吉本ばななワールドだから。 | ||||
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状態が非常に良いとなっていたので購入したが 全然良くなかった。 ここまで悪い状態なのに なぜ非常に良いとして 販売されているのか疑問に 思う | ||||
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この本との出会いは、大学生の時。 表装の美しさに惹かれて、お金も無いのに衝動買い。 友達が自死したり、交通事故で亡くなったり、なんだかんだ色々なことが続き。日常は続いていくけれど、気持ちがついていけず。 泣きたいのに、泣けない。毎日が現実なのかいまいちはっきりしないぼんやりした日々。 泣いたり叫ぶ元気もなく、せめて彼らの分もしっかり生きようと、笑って過ごそうと気負っていました。 そんな私の心をほぐしてくれた恩人のような本です。今思うとなかなかハードな状況の主人公たちなのですが、なぜか心が温まる不思議な作品たちです。 あの頃、何度も何度も読みました。ありがとう。 | ||||
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人間関係、お金、仕事、健康など色々ジャンルはあると思いますが、苦しいことやつらいことがあった時に読むと確かに癒し効果があります。なぜだろう? おそらくは、決して目を背けたりごまかしたりはさせずに、そのつらいことの受け止め方、とらえ方を何となく教えてくれる効果があるのではないかと思います。それがとても大切で、読者に本当に役に立つことなんだと思います。 ばななさんは日記やnoteも中毒性があって困ります…。ご自身がいつも様々なことにしっかり向き合っておられるから、読者を癒せる本が書けるのだなと感じました。 | ||||
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きれいな本でした!ありがとうございます! | ||||
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「幽霊の家」と「デッドエンドの思い出」は個人的にものすごく大好きな作品で、多分これは作者のばななさんも相当思い入れのある作品なんだろうな、というのが良く分かる。 ただ、短編二つはちょっと「?」と思わないでもないな、と思ったのは終わり方が何かばななさんっぽくないというかあっさりしているというか。いい意味で綺麗にハッピーエンドに着地するのがよしもとばななという小説家だと個人的に思っているので、色々と彼女の中でも挑戦しようとしていたのかもしれませんね。 ただ、個人的には原稿用紙が長くなればなるほど魅力的な作品を書くタイプ、というのが彼女で、そういうのが存分に表れていたなと「幽霊の家」と「デッドエンドの思い出」で思ったので5にしました。 | ||||
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「デッドエンドの思い出」の中で、「人の心の中にどれだけの宝が眠っているか想像しようとすらしない人たちってたくさんいるんだよ」というセリフがある。 人を表面的な表情や行動で見て、その奥で相手がどれだけのことを考えていたり、傷ついたりしてるのかわからない人々。 人を一面的にしかとらえられないから、自分の価値観で人を判断したり裁いたりしてしまう人々。 自分も含めて、そうだよな、自分の中の枠にとらわれて人を見てしまうと、相手の持っている宝に気づかないよな、と思えた。 よしもとばななの作品は、読んでいるときの心地よさ、そしてはっと気づかさせてくれる言葉がある。 それも自然に入ってくる。自分が登場人物と一緒に過ごしている感じがする。 でも、読み終わったら、とくにこういう短編集だったら、前の話はどんなあらすじだったか思い出せない。 ストーリー展開で読ませる作家ではなく、世界の見方を教えてくれる作家なのかもしれない。 物語に、自分の価値観を変えるほどの苦難が書かれているのではない。 でも、読んでいると自分の心の奥にある素直な感性を引き出してくれる作品のように思える。 頭で考えず、体と感性で考えるというか……。 | ||||
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初めて著者の作品を読んだが、とても楽しめた。女性らしい心の移ろいを表現しつつも、気持ちに区切りをつけて前に進んでいく主人公たちの生き様は男性でも共感して楽しめる。 | ||||
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久しぶりのよしもとばななさんの小説を読了。切ないラブストーリーの短編集?ふつうに興味深い作品です。 | ||||
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人の心の中にはどれだけの宝が眠っているのだろうか――。時が流れても忘れ得ぬ、かけがえのない一瞬を鮮やかに描いた傑作短篇集。 | ||||
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