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(短編集)
デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出
デッドエンドの思い出
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デッドエンドの思い出の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全108件 81~100 5/6ページ
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優しい気持ちになりました。 誰に優しくなれるかって そりゃ自分自身にですよ。 これまでの生活を慈しみ、自分自身を慈しむ。 今の自分を肯定するっていうのでしょうか。 ばななさんはあとがきで “『なんでこんなつらいものを金を出してまで読んでいるのだ!』 と思ったかも…” なんて書かれてるけど どのお話もつらいとは思いません。 でも ココロで泣いたり 実際涙で滲んでみたり… それはつらくってとか悲しくってとか切なくってとか そういうんじゃなくって “ヨカッタヨカッタ…”っていう 優しい涙のようです。 う~ん…でも、ホントのトコはどうなんだろう??? | ||||
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主人公達の傷ついた心を前面に出すのではなく、押さえるわけでもなく、 自然に彼女達の痛みがふとした瞬間にひょいと顔を出す・・・それがば なな氏の本なのですよね。 彼女の本を読むと文章の柔らかさとは逆にゴウゴウと音を立てて流れる 川が目の前に浮かんできます。 心が温まるのに読んでいる最中は澄みきった冬の夜空の中、独り立って いるような気分に陥るのです。 頭の中でキンと冷えて冴えてくる感覚にいつも戸惑ってしまうのですよね。 大人になると人と別れること自体に慣れてきて、いつの間にかその別れた 人のいない生活に馴染んでいる、良い思い出も悪い思い出も過去のものと して薄れ消えていってしまう。 でもそんな思い出の中には誰にでも消えない永遠の瞬間がある。 その瞬間を見事に書いているのがこの短編集だと思います。 哀しさも優しさも直球に持ってくるのではないのに、いつの間にか心の中 が哀しいような温かいような不思議な気持ちで満たされていきました。 | ||||
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何気なく手にした短編集ーみんなそれぞれ深いトコロでつながっているような<しみじみとした切なさ>がとても心地よかったです。 「おかあさ―ん!」「デッドエンドの思い出」が特にこころに響きました。 <ほんとうは別のかたちでいっしょに過ごせたかもしれないのに、どうしてだかうまくいかなかった人たち。(略)でもどこか遠くの、深い深い世界で、きっときれいな水辺のところで、私たちはほほえみあい、ただ優しくしあい、いい時間を過ごしているに違いない、そういうふうに思うのだ。> ほんと、そうだよね~~といろんな人を思い出して泣きそうになりました。 | ||||
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よしもとばななさんの最近の作品はあまり読んでないのですが、「あ、吉本ばななの頃と文章が違う。もっとゆらゆらとしてやわらかい」と思いました。あまり本で泣けないたちなので涙ぐむ程度だったのですが、何故か「おかあさーん!」の作家の奥さんが主人公を抱きしめるシーンがぐっときました。「マリカの…」以来です。(あまり参考にはならないか…) 全部のよしもと作品を読んでいるわけではないので、他にもっといいのがあるかもしれませんが、今まで読んだ中では1,2位を争う良さです。 | ||||
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こんなにも日常的で、自分の友達の話を聞いているような恋物語は すごく読みやすくて、なおかつ、もっと先を聞かせてもらいたくて困ってしまうような物語ばかりでした。 表紙の秋の落ち葉の輝くように、このなかの一話一話はとっても輝いています。 ココロがほっとするような文章を書かれるよしもとばななさんの本の中で一番濃い恋物語だったような気がします。 | ||||
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よしもとばななって最近読んでないなあ、と思ってたら、 部屋に「どこでもドア」があって、半信半疑で開けてみ ると、少し切ない「ばななワールド」が広がっていた。 という感じです。 ばななはもうイイやと思っている方。もう一度 よしもと書店の扉を開けてみませんか。 | ||||
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表紙に惹かれました。これからの季節にぴったりですね。 病院の待合室で、読みました。すごく待たされたので、結構読めちゃったんですけど、特に『幽霊の家』、良かったです。 最後の方は、良かったね~って、登場人物たちに言いたいような、そんな気持ちになりました。 だんだん成長していく人物像が、よく描かれていて。 | ||||
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自分の信じていた彼氏が他の女性に心を奪われてしまう 置いてかれた女の子たち 傷つく彼女たちの心のリハビリを描いた 傷つくことがあっても、相手が不当なやり方でその人を傷つけたのなら 悪いのは相手で自分じゃない 「相手が君の人生からはじき出されたと思えばいい。」 文中に出るこの意見がこの本を象徴している 自分が守るべき人としての慎ましさ、優しさ 退屈だけど愛情あふれる生活を信じて乗り越える 付かなければいいと言える傷を背負ってしまう女の子たち 彼女たちが再び人を信じて、人を愛せるように応援が詰まった本 | ||||
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当たり前なんですけど、人と人が知り合うということ。 それはある種の縁だといえます。 縁には色々あって、深く長く続く縁もあれば、 あっという間に切れてしまう縁もある。 それがどんな縁であれ、自分の人生を彩っているんだなあと 改めて思います。 この本は、縁の喜びとか悲しみとか切なさとかを 重たくなりすぎずに表現していたと思います。 | ||||
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短編があまり好きでない私も、よしもとばななの短編はなぜかするすると読むことが出来ます。 それに装丁の写真(?)がものすごくきれいで。 一番印象深いのは、最初の短編「幽霊の家」。いつ読んでも学生時代や秋の風やほのぼのしつつ感じるじんわりしたあたたかさを感じます。 話の展開も、今までのよしもとばななの本を考えると珍しいような気がして新鮮でした。 たぶん、著者本人が結婚・出産を経験したことで、ちょっとずつ何か変わっているのかもしれないな、そんなことも思いました。 | ||||
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目次の前のページにそっと印刷されている、ドラえもんの腕時計と「藤子・F・不二雄先生に捧ぐ」の文字。ふだん本を読んでいて、「~さんに捧ぐ」という言葉を見ても今ひとつピンと来ないけど、この本のそれはすごく納得できる気がした。なんでもない日々の中にひょっこりと姿をあらわすおちゃめな幽霊に、想像しただけでよだれが垂れてきそうな季節のロールケーキ。頭の中で次々と繰り広げられる何気ない光景に、胸の奥でホッとしている自分がいる。幸せのカタチにはいろいろあるんだろうけど、この本とこうして出会えたことも、間違いなく幸せのカタチ。 | ||||
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描かれているのはとてもどれも切ない物語です。 でもとても優しくて、あたたかい空気がずっと流れているように感じました。 ちょっと短かったり、物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 だけど、ばななさんが「あとがき」で語っていらっしゃるような切なさやつらさが何だかすごく伝わってくる感じがします。 こんな切なさみたいなものを、私以外の人も感じていたり、もしかしたらばななさんも感じながら描いていたのかなあと思うと、それを共有できている気がして何だか嬉しくなりました。 | ||||
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なにげない幸せってこうゆうことなのかなぁ と思わせる作品だと思いました。 今までのなかで違う作風になっていっておもしろかったですが。 あんまり泣けません。 最後のデットエンドの思い出は彼氏が浮気してんのにどーして わかんなかったのかなぁと不思議な感じのした物語でした。 | ||||
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切ない思いがする短編集です。 なんとはなしにジーンとする小説でした。この少し前に「クライマーズハイ」を読んだのですが、あちらには膨大な事実の積み重ねた上にある迫力というのか、真実、リアリティを感じさせるドラマだったのですが、それにくらべると膨大な資料を基に書いた小説ではないのですが、しみじみと心に迫ってくるそんな感じがしました。いうなれば「心のリアリティ」とでもいうような、迫り方をする小説でした。 セックスについての表現というのか、設定も面白かったです。大崎善生さんの「九月の四分の一」も切ない語を集めた短編集でしたが、あちらは超えないんですよね。それに対してばななさんのこの作品は超えながらもドラマが進んでいく。男性と女性の作家の違いというのか、踏み込み方の違いが好対照でそのあたりも興味深かったです。 | ||||
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どのおはなしも、読後、とってもせつないきもちになります。でもそのせつなさをことばに表してごらんと言われたら、できない。たぶん、だれもがもっている人には触れてほしくないさみしさとか、痛みとか、そういった部分を、ざらざらした目の粗い布でなぜられたのだと思います。ふだんは撫でつけられてその存在を忘れているささくれが、立ち上がって皮膚をつついているかんじ。 ばななさんの作品は初期のころに読んで「苦手だな」と思ったため、それ以降は手に取ることがありませんでした。今回この本を読んでみて、彼女のほかの作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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やさしい短編集だとは思う。暖かい雰囲気もある。でも何だかな~って感じ。著者によるあとがきでは、切ない小説というようなことや、ゲラを読んで何度も泣いたということが書いてあったけれど、私はこの小説を読んで、切ないとも思わなかったし、泣くこともなかった。 著者にとってはきっと思い入れのある作品なのだと思うが、それが自己満足の世界に走っているような印象。 ほんわかとした雰囲気は十分味わえるが、深い部分を書いているようでいて、深いものは伝わってこなかった。 唯一、読後気持ちよく感じたのは「幽霊の家」。他の作品が中途半端な中、これは読んでいてすっきり感がある。リアリティはないけれど、ハッピーエンドで終わる分、心からよかったねって拍手できる。せっちゃんも岩倉く!んも、とても気持ちのよい人。 | ||||
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よしもとばななの本は静かに読める本ばかりなんですが、 静かすぎる気がします。続きが気になるということや ストーリーの中に入っていくような感じが全くしませんでした。 ただすらすらと読むだけで特に何か感じるわけでもなく、 静かに流れすぎる気がしていまいちだと思います。 もっと波があって次が気になる・本に夢中になれるようなものがほしいと思いました。 5つの短編から本になっています。 流れるように読むことができましたが、何か物足りなく、おすすめだと思うことはありませんでした。 | ||||
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強い主張があるという本ではないです。けれどこの本を読むと、自分の過去の失敗の数々は やっぱり自分の中にあるけれど、その経験があったからこそ 今の自分があるんだ。そんな気持ちにさせてくれました。というか、それを再確認できた気がします。 かさついていた気持ちが、しっとりとなるような本です。 私は、この本がなんだか好きです。 | ||||
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「恋の短編集」とあり、「この小説を書けて(よしもとさん自身)小説家になってよかった」と帯にも書いてありました。 でも、これは、「恋愛」でなく「家族」であったり、「人の死」についての短編集に思えました。それは、誰もよけて通れないもの。それを、少しスパイスをかけて、お話にして・・・そんな短編集です。だから、5編もの小説は、なんだか色とか薫りとかが似ていて、全然違うのだけど・・・統一されている。その中で、精一杯、等身大で主人公たちは、静かに人の死を受け入れ、家族を理解し、恋をする。よしもとさんにとって、「最高の小説」かもしれない。でも、これは、きっと始まりだと思う。これから、もっと私生活にも出産とあって、よしもとさんの「最高の小説」が読める日のことを私は楽しみにしています。でも、この本も、きっと、今の作者には最高なのだと、思います。私も、静かに読み終わりました。そして、「し~~ん」とした気持ちをしばらく持ちました。 | ||||
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