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昨日星を探した言い訳
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昨日星を探した言い訳の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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高校生の時に読みたかった | ||||
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本作の主人公は、橋本という男と価値観の相違を巡り対立し、彼を嫌っていた。 しかし傍から見れば、知らない内に主人公は、相手を何らかの型にはめる様な、彼が最も嫌っていた橋本の様な価値観を持ってしまう。 本当に好きな人や物を追いかけている時、何者か、または自分自身によってそれを否定する事を、否定される事を恐れてしまう。 それに変化が生じる事を恐れてしまう。 理想の型は理想のままである事を願ってしまう。 本来その変化は、本中で伝統のあった校則が必要に応じて是正されたように、受け入れられるべき事なのに。 本作は、そんな主人公が多大な犠牲を払い、払わせまでして、理想を守りたかった少女の視点と主人公の2つの視点で、未熟であった中・高生時代の甘酸っぱい青春と、成長した大人時代が描かれている。主人公達の心情、情景描写だけでなく、社会風刺などがきめ細やかに描かれており、自分自身の内面や価値観を思わず見直してしまうような一冊である。 | ||||
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表紙に惹かれて読んでみました。 本書は約440ページもある長編小説で、 内容は架空の学校での男女の話と、彼等が25歳になった話が入れ替わりながら進みます。 ただの男女の青春小説ではなく、 日本には緑の眼を持つ人たちがいて、その人たちは黒目を持つ人間たちから、過去に迫害されてきたという歴史があるというフィクションの設定があります。 設定は面白いと思いますが、なかなか話が進みません。 正直、かなり間延びしている感がありました。 設定は途中から置いてけぼりです。 他にもイルカの唄の脚本を探すという軸の話もありますが、 ちゃんと触れられるのはラスト100頁ぐらいからです。 ですが、オチは微妙です。 他にも、作中でのピークとなる部分の、カップラーメン、選挙の描写などももっとあってもよかったと思いましたが、一気に月日が経った事などにして、ズバッと省略してあります。 あと、登場人物の心情は、読者者からも距離がある描き方をしているので、 どの人物にもあまり感情移入ができませんでした。 高評価にVineメンバーが多いのはそういう事です。 | ||||
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いろんな見方ができる作品だと思うけど、10代の頃をちょっと思い返したりしました。 主人公の未熟なまだ青い部分がよく描けていると思います。 10代の頃の短い間だけの独特な時間をさらっと描かれていると思いました。 | ||||
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サクラダリセットからファンで、いつも独特のキレイな描写のSF感が大好きです。 今回のお話は、今までの他の作品とは少し違い、SF要素は控えめです。 その代わり、著者の得意な青年期の不器用な気持ちの描写がとてもうまく表現されています。 | ||||
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河野 裕さん、初読みの作家さんでしたが、言葉の選び方に光るものを感じました。 ジュブナイル小説、両想いだった孝文と良子が分かれてしまった過去、8年後に再開した二人。 そして二人を取り巻く、教師や友人など周囲の人々。 人種差別も対する考え方などを交え、読み解くのがなかなか難しかったです。 | ||||
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「サクラダリセット」をはじめ、これまでの河野裕作品の登場人物は潔癖なまでに自身の信念や正義に忠実で、一片の欠けもない理想を求める姿が美しかったが、この物語にはその点において欠陥がある。 これまである意味、人間離れした理想の物語であったものに「人間臭さ」が加わることによって、完全無欠だった結晶に穴が空いたようにも感じられる。ただ、不思議とそのような欠陥も物語を台無しにするものではなく、かえって青年期の潔癖さや輝きを際立たせているようにも感じられる。 無色透明な結晶はその中に欠陥や不純物が混入することによって、様々な色を発する宝石としての価値を持つようになるが、この物語の結末における人間の不完全性のようなもの(これが著者の描く「愛」なのかもしれないが)は、これまで透き通るほどに潔癖だった作品にはない「色」を与えているのかもしれない。 | ||||
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甘酸っぱいような、遠巻きな恋愛小説。 男性・女性、現在・過去が交互にリズムを変えてエンドロールに集約していく感じ。 とても、素敵な本ですね。 ネタばれになるような事は書きたくないので説明が難しいですが。。。 懐かしい感覚がちょっと蘇ってくるような心地よい感じの本です。 誰の心にも残る、ちょっと甘酸っぱい感覚が気持ちが良い秀作ですね。 | ||||
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ヒーロー、ヒロインは際だってだが、それ以外の登場人物も全て出来過ぎなのかもしれない。 (こんな中高生はいないわな(^^;) ストーリーも、もの凄く際立つものではなく、比較的地味に静かに流れている。 2人が駆け巡った後の成果は実はあまり重要ではなく、それを共に歩む中で築かれた二人の精神的な拠り所を魅せたのだろうと思う。 単純に可愛いから綺麗だから好き、というありきたりな描写も動機も無い。 だからこそ、魂の結びつきを強く感じた結末だった。 こんな相手に会えるといいなぁと年甲斐もなく思いました。(38、既婚、男!) しかしこれを組み立てたこの作者は凄いな。。。 | ||||
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グループSNEだとか、作品としてサクラダリセットを読んでいたので、文体がわかる名前の知っている作家さんでした。 本作は登場人物視点の変更だとか主人公の思想的な部分で癖がありますので、そういう作品が苦手な人は読みづらいのではないかなと思います。 傑作かな、どうだろう。面白いし、表現の膨らみも過去の作品に比べてしっかりと話が進みます。 やっぱり人を選ぶかな。 | ||||
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すでにいい年なのですが、青春というか、若かった頃を思い出し、思わず反芻してしまいます。 リアルタイムの若者はこれを読んでどう思うのかなあ?とちょっと気になります。 今時の若者はあまり本を読まなそうな気がしますが、しっかりと読書されている若者と2極化しているので かなりこのような読み応えのある本でもニーズがあるのでしょうね。 | ||||
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表紙の絵が青春の切なさを思わせて懐かしい気持ちもありながら 読みました。 コンプレックスを持つ主人公2人が出会い、その視点を通してそれ ぞれの思いを交互に描きすすんでいく物語。 差別や愛・倫理感など色々と考えさせられる反面、ストーリーを作る 軸が多岐にわたりすぎて、後半はどう受け止めていいか迷子に。 それぞれのキャラが立っておらずその人なりのストーリーが物足りず、 感情移入するには気持ちがそこまで動かない印象。 年齢的に色んな決めつけ等、自分の中にあり想像力が足りないのかも。 感情に勢いのある若者が読むべき本なのかもしれません。 | ||||
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終始回りくどい言い回しや難しい言い回しが多いので、理解しにくいし難しい所がある。 物語のテーマが難しい分、読んでいて中々楽しく読めない。 気になったのは、出てくる登場人物の喋り方が、大体一緒な所です。 その為、読んでいて、今誰が喋っているのか解らなくなる時が多かった。 主人公の男女二人は、自分の中の倫理観や正義などの考え方が、唯一無二の正義だと思っている節がある。 だから、読んでいると独善的な印象を受ける。 そんな二人似たもの通しだからこそ、惹かれあう部分があるのかもしれない。 総評すると、終始難しくて読みにくい。僕の理解力のなさ…と言われたらそれまでだが、 誰でも簡単に読める様な作品ではないと思う。 | ||||
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伝統的で閉鎖的な全寮制学校を卒業した男女二人が、約束の日に廃校になった跡地で待つという話です。現在と回想を繰り返し学校生活の謎がわかってくる小説です。 普段、ノンフィクションを読まない私でも分かりやすく没入できました。 ノンフィクションのストーリーものを初めて読む人にもおすすめです。 | ||||
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大きく3部に分かれていて、幕間の意味が段々明らかになっていきプロローグがエピローグになる構成です。1部で1年離れており、また作中でも数行で1ヶ月程度よく飛びます。挿絵がないのでなおのこと思うのですが、この作者の書き方が前提となる設定を文の最後で明らかにしていくことで、こちらが想像していたキャラクタ像を後から書き換えさせられる事になり、小説独特の面白さを感じました。 | ||||
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ミステリー+恋愛学園物+ディストピア+近未来SFといった不思議なテイストの小説だと思います。ライト・ノベル風なのかと思うところもありますが、重たいメッセージも感じたりと、新しい感覚を覚えます。 とても奇抜な設定なのに、リアリティを失わないよくできた面白いお話だと思いました。差別問題といった政治的メッセージもあります。 全寮制の学校が舞台となっています。緑の目を持つ女子学生 茅森良子と、黒い目の男子学生 坂口孝文の2人を軸に物語が展開していきます。総理大臣を目指すという奇抜な望みを持つ女の子と、その理解者の男の子です。茅森良子の義父が残した幻の脚本「イルカの唄」の後半部分の謎解きがなされていきます。 前半は、読者の興味を引く設定、中盤は長くてやや冗長、後半は、スピーディーでグイグイ読者を引っ張っていく感じです。全体にやや長いなあと思いました。もう少し、コンパクトな展開にしたら良かったかなあと思いました。とても面白いのですが、少し詰め込み過ぎかなあと思ったので、評価はほ4つとさせていただきました。今後の作品がとても楽しみです。 | ||||
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ダブル主人公(坂口孝文・茅森良子)の変わるがわるな二人視点(昭和のラジオドラマの様で懐かしかった)。そして幕間にはそれぞれの25歳TL(顛末)が進行していく。彼らが通う制道院学園は中高一貫高。名門でありながらも差別とカースト伝統が現存している(寮名が冠位十二階にちなんでいたり)。ヒロインの茅森良子は孤児であり、生まれつき「緑目」という制道院学園における劣等因子を持ちながら、学園に貢献した世界的映画監督「亡き清寺時生の里子」「清寺時生作品主演女優の娘」という肩書(後ろ盾)を持つ。差別を忌み嫌う茅森良子は、それを正す為に生真面目に「将来は総理大臣になりたい」と公言する。周囲から嫌われる彼女は、同じ図書委員の坂口孝文の力と里親の威光を借り、学園内での人心掌握や地位獲得に奔走する。生徒会掌握の足がけ=選挙組織票分断の為のキーマン懐柔&擁立工作、坂口孝文が身を置く学園のアングラ組織「清掃員」の暗躍、「緑目差別」を内包した曰く付きの年中行事「拝望会」運営。学園内外の影響力の高まりと同等に、茅森良子と坂口孝文は互いの依存度を深めてゆく。野望の為に許容の仮面を被りつつも内心はどこかで人を見下していた茅森良子だが、八重樫朋美や桜井真琴との関係進展や拝望会のくだりで、制道院学園の認識を改め始める。茅森良子には成し遂げたいもう一つの願いがあった。それは以前垣間見た、清寺時生の未発表脚本「イルカの唄」の捜索。茅森良子の価値観を大きく変えたその脚本は、清寺時生の遺品の中には存在しなかった。茅森良子に残されたのは制道院学園の鍵束。政争的対外アピールに長けた茅森良子だが、秘めた願いを坂口孝文にだけ打ち明ける。 声にコンプレックスを持つ坂口孝文だが、過敏になるのは自分の事ではなく、寮同室の車椅子の男子生徒・綿貫条吾への特別視(綿貫条吾は障害者というレッテルを嫌う)。作中、わりと目を引くのは度々出てくる「気持ちが悪い」という表現(大方は思春期学生あるあるだが)。例えば「差別」という言葉は、大抵当事者や加害者よりも「聞きかじりの善意」を振りかざす第三者が発する。「貴方は可哀想な人だ」には優しさはあれど、その感情の根底には「自分より下位の存在」という認識がある。それが彼らが感じる「気持ちが悪い」。当事者が真に願うのは「貴方と私は同等」だと認めてもらう事。教師の橋本は博愛的な一般論で喋る為、自力を試したい綿貫条吾のプライドを度々傷つける。それを許せない潔癖症の坂口孝文は橋本と対立してゆく。 差別や偏見に立ち向かう彼らの情熱は、茅森良子の学園での足場が固まった頃には和らいで見える(茅森良子の強張った人間関係が変化した結果)。総理大臣になる野望にしても、以後は妙に順風満帆でかなりあっさりした描写が続くのみ(25歳においても:終盤は純愛ターンになってしまうので)。過ちを犯す前の坂口孝文にしても「清掃員」トップという影響力や暗躍事等、読者の想像で補うのみである。後半に茅森良子の口から怒涛の様に語られる(それまで読者が知りえなかった)坂口孝文の為人。茅森良子の感情だけ追っている人には「盛り上がり」として効果的。ただ何だかずるいかなあと(批判というわけでなく)。それらがまるで日の目を見なかったエピソード群に見えてしまう(個人的にはボリュームを3割程足して、2巻構成であれば諸々パーツも足せたと感じる)。 個人的な見所を言うなら、後半の純愛ターンよりも拝望会辺り。またよくある事だが、全般、読者の年齢で捉え方が大きく変わってしまう。主人公たちと同世代なら、彼らを阻む頭の硬い大人等を鬱陶しく感じるかもしれない。逆に思春期が遥か遠き過去となった世代では、主人公たちの青臭さを懐かしみ、作中の大人達の言動に共感を覚えたり。一度読んで本書を手元に置きたいと思えたなら、是非またいつか再読してみてほしい。 | ||||
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・山田詠美の「僕は勉強ができない」に似ている。(敵・身方の区別があり、敵は愚かで身方は賢くてカッコいいという設定である。にもかかわらず、身方の理屈や言い分がアホらしい。) ・吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」にも似ている。(人類の進歩の方向は決まっており、主人公らはその方向を知っている。そして、進歩の速度を上げるためならいくらでも暴力を用いて良い。) ・道徳的優位に憑って道徳的劣位を視れば、勢い竹を劈くが如し。(主人公らは、飲食店の店員の小さな失敗につけこんで怒鳴り散らしているクレーマーによく似ている。) ・お馬鹿キャラクターが数名登場し、主人公らはイジメを存分に楽しむ。(弱い敵を一方的に痛めつける正義のヒーローはダサい。頭の悪い敵を一方的に欺いて悦に入る天才キャラはアホっぽく見える。道化役を相手にネチネチ文句を言ってる道徳戦士はウザい。) ・いろんな価値観に配慮しているかのような「言い訳」じみた台詞が多いものの、基本的には主人公らは独善的である。(「〜〜であるべきだ」という価値観の押し付けが多い。権利の有無は男主人公が決める。選民思想。) ・世界が主人公に優しい。主人公らの言行不一致は凄まじいが、誰も主人公らがおかしいとツッコまない。主人公を批判するのは主人公だけ。(ちょこっと反省して終わり。「良い先生」によるツッこみも僅かにある。) ・他人に厳しく、自分に甘い。(他人を罵倒して虐めた後、自分にもおかしいところがあるなぁと軽く反省して終わり。他人の感情は理屈で否定するが、自分の感情を否定することは許さない。) ・あまりにも言行の不一致が酷いので、実現したい夢があるから権力獲得を目指しているのではなくて、権力に拠って人を虐めるのが好きなので敢えて「実現したい夢」を創り出したように見える。 ・女主人公は嘘吐き。他人が何を言ったかなど、確認されるとあっさりバレるような嘘を平気でつく。 ・格付け、序列、席順の話が多すぎて気持ち悪い。平等仮面は、実質的に身分として機能する序列を愛しているようだ。 ・女主人公の恋心が偽物っぽい。(なろう小説などの主人公ヨイショに似た品質。) ・小説として細部の作りが甘い。(仲が悪いふりをしている二人が校舎の前で待ち合わせをしたり、普通にデートしてたりする。時間や場所に気を使っているようだが、バレるだろうと思ってしまう。) ・現実の記述が「悲惨」「不道徳」に見えるようだ。(動物の習性の記述など。) ・重要な課題を提示しておきながら、大した考察は行わない。(「人類が本当に優れた倫理観に基づいた生活を維持するには、充分に発展した文明が必要なのだ」(412頁)。男主人公は逃走。女主人公の男主人公に対する熱い想いさえあれば課題は解決されたも同然、といった感じで終わる。) ・宗教っぽい。(ユダの福音書は存在してはいけないみたいな。) ・「感情を根拠としない、客観的な倫理は存在するか」といった話が出てくるものの、はっきりした答えが書かれていない。 面白い本ではない。 男主人公が卑劣で不快。 | ||||
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ラノベなのか現代小説なのか立ち位置が微妙な作品です。 詳細はネタバレになるので避けますが、ラノベのような設定の女の子が作中に出てくるので現代小説のファンがこの本を手に取ると「え、これってラノベ?」とぎょっとしてしまうかもしれません。 かといってラノベファンがこの作品を読むと逆に「ストーリーが無味乾燥すぎて物足りない」という感想を抱いてしまうかもしれません。 主に学園青春系なストーリーなのでその部分だけはラノベファンにも受け入れられるかもしれませんが。 | ||||
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表紙の美しさに魅せられて注文。 早速読みましたが、小道具の使い方が上手だなというのが真っ先に抱いた感想でした。冒頭のトランシーバーがこういう形で複線になるとはと著者のストーリーテリングににやりとしました。反面、ややビターな展開もあり、青春小説として読むと、著者の良くも悪くもフラットな文体と相まってモヤモヤします。ラノベとしてもキャラクターの設定は濃いのに際立っておらずちょっと不満を覚えるかもしれません。それを差し引いても台詞やささいな表現に煌めくものがあるので星3つとさせていただきます。 | ||||
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